ただの会社員が、noteだけで1年で7桁達成した話|本気版
また、KDPの管理画面を更新した。
数字はほとんど変わっていなかった。
Kindle Unlimitedの読み放題で、誰かが数ページ読んでくれたらしい。昨日より5円ほど増えている。
私はその画面を、毎日のように確認していた。
今度こそ増えているかもしれない。今日こそ、どれか一冊が売れているかもしれない。
そう思って更新しても、何も変わっていない日がほとんどだった。
たまに増えても数円。
私は2ヶ月で、40冊のKindle本を出版していた。
出版した本の価格は、すべて99円。講座で言われたとおり、読み放題にも登録した。
そのうち実際に売れたのは、1冊だった。
99円から手数料が引かれ、読み放題で発生した数円を合わせて、売上は100円ちょっと。
50万円を払った。2ヶ月間、本気で取り組んだ。40冊出版した。
その結果が、100円ちょっとだった。
しかも金額が少なすぎて、私の口座へ振り込まれることすらなかった。
画面を見ながら、私は笑ってしまった。
面白かったわけじゃない。
金額があまりにも小さくて、ほかにどう反応すればいいのか分からなかった。
今まで、この50万円と100円の話は何度か記事に書いてきた。
でも、ここまで詳しく書いたことはない。
50万円を払ったこと。2ヶ月間で40冊出版したこと。売れたのは1冊だったこと。100円ちょっとの売上さえ、振り込まれなかったこと。
今回は、途中を飛ばさずに全部書こうと思う。
この記事について
この記事は、ノウハウ集ではありません。
SNSが苦手なただの会社員が、noteだけで1年で7桁を積み上げるまでの記録です。
「こうすれば稼げます」という書き方はしていません。
その代わり、そのとき何を考えていたのかを、ぜんぶ残しました。
何が怖くて動けなかったのか
どこで判断を間違えたのか
何が運で、何が実力だったのか
燃え尽きたとき、何をやめたのか
全10章。序章から最終章まで、順番に書いています。
派手な話はありません。バズも、一発逆転もなかったです。
ただ、地味に積んだ1年をそのまま置いておきます。
こんな人に読んでほしい
SNSが苦手で、発信をどう続けたらいいか悩んでいる
副業会社員で、noteに使えるのはスキマ時間だけ
実績も才能もないと思っている
副業を転々としてきて、noteが最後の希望かもと思っている
高額商材で失敗した経験がある
誰かの1年を、判断も失敗も含めて追体験してみたい
1年前の私が、まさにそういう人間でした。
だからこの記事は、過去の私みたいな人に届いてほしいと思って書いています。
逆に、この記事に向いてない人
「数ヶ月で月100万」みたいな一発逆転を求めている
SNSでバズって稼ぐ方法を知りたい
今すぐ使えるテクニックだけが欲しい
感情の話より、手順だけ読みたい
こういう方には、この記事は物足りないと思います。
正直に書いておきます。これは読み物です。 マニュアルではありません。
全10章の内容
序章|50万円を払って40冊出して、100円だった夏
何も知らなかった私が、どうやって50万円を払うところまで行ったのか
第1章|最後の副業を始めた朝
消去法でnoteを選んだ日。名前より先にキャラクターを決めた話
第2章|月5万円まで、あと200円
最初の主力記事。Google砲。そして、あと200円足りなかった夜
第3章|続けられるか分からない私が、200人の場所を作った
共同運営マガジンとメンバーシップの立ち上げ。全記事コメントで燃え尽きた1ヶ月
第4章|売ることより、メンバーに貢献したかった
紹介記事を約70人分書いた話。そのために読んだ記事は700本を超えていた
第5章|同じ舞台から降りて、創作へ戻った
ノウハウ勢に埋もれる怖さ。そこで気づいた、自分が本当に好きなもの
第6章|みんなの創作が泳ぐ場所を作った
アカリウムをどう設計したか。賞金を出さずに創作大賞をやった理由
第7章|私も出すから、一緒に挑戦しよう
一人の挑戦が、みんなの挑戦になっていった過程
第8章|私の強みは、アイデアだった
器用貧乏は弱点だと思っていた。noteでは武器になった
最終章|人を避けて始めたnoteで、人に救われた
人と関わりたくなくて始めた場所で、何が起きたのか
ダイジェスト版を読んでくれた人へ
7月20日に出した100円のダイジェスト版を読んでくれた方、ありがとうございました。
あちらは1年をざっと振り返った要約でした。
この記事は、そこで「後日出す本気版で書くね」と言っていたものです。
ダイジェスト版で1行だった話が、この記事では1章になっています。
具体的にはこのあたり。
50万円の講座で、実際に何が起きていたのか
共同運営マガジンをどう設計し、どのルールを先に決めたのか
メンバーシップが数週間ゼロだった時期に、何を考えていたのか
燃え尽きたとき、何を手放して何を残したのか
アカリウムをどういう思想で作ったのか
ダイジェスト版を読んでいなくても、この記事だけで完結します。
価格について
2,980円です。
正直、迷いました。
でも、私のこの1年はそんなに安くないなと思ったの。
適当に流したくないし、薄めて出したくもなかった。
1年ずっと積み上げてきたものを、ちゃんとした重さで残したかったから、この値段にしました。
雰囲気だけ見たい方は、100円のダイジェスト版からでも大丈夫です。
ここから先が本編です。
2025年7月20日から、順番に書いていきます。
あの日、100円ちょっとの数字を見ながら笑うしかなかった私が、どうやってここまで来たのか。
1年前の私みたいに、何かに疲れている誰かに届きますように。
追伸
この記事には、うまくいった話と同じくらい、うまくいかなかった話が入っています。
最初の主力記事が伸びたのは、Google砲に乗ったからでした。実力だとは書いていません。
燃え尽きて書けなくなった時期のことも、そのまま残しました。
今も50万円をリボ払いで返していることも書きました。
盛っていない1年の記録が読みたい人にだけ、届いてほしいと思っています。
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