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21|色を足す前に、役割を決める。AI画像の配色を整えるプロンプト設計|あいりちゃん

はじめに

カラフルにしたい。だから、好きな色をどんどん足す。

楽しいけれど、全部が同じ強さで並ぶと、どこを見ればいいか分からなくなることがあります。ひらめいた! 色を減らす前に、それぞれの役割を決めてみます。

今回の作例は、同じティーカップ、ノート、鉛筆、花を左右に並べたBefore/After。変えたのは配色だけです。

配色の4つの役割

背景色

最も広い面積を使い、ほかの色を受け止めます。今回はクリームホワイトです。

主役色

画像の第一印象を作ります。あいりちゃんのブランドに合わせ、ライトピンクを使いました。

締め色

文字や輪郭を読みやすくします。黒より少し柔らかい濃い紫を使用しています。

アクセント色

視線を止めたい場所だけへ使います。ミントとレモンイエローを狭い面積に限定しました。

作例の見方

修正前は、青、赤、黄、緑、紫などが同じ面積と彩度で並んでいます。修正後はモチーフの位置を変えず、色の担当だけを整理しています。

ここがポイント。構図まで変えると、配色の効果を比較できません。修正プロンプトでは「配色以外を変えない」と明記します。

あいりちゃんは下部中央に1人だけ配置し、修正後へ視線を誘導する案内役にしました。主題を説明する役割があるため、今回はキャラクターを使っています。

イメージ

コピーして使える自然言語の完成版プロンプト

4:5縦型の、同じ静物構図を左右に並べた配色Before/After比較画像。中央の細い余白で左右
を分ける。左右とも、木製テーブルの上に白いティーカップ、閉じたノート、斜めに置いた鉛筆、小
さな花瓶と3輪の花を、位置、大きさ、角度、重なり、カメラ、光、影まで完全に同一で配置する。
左側のBeforeは、背景、カップ、ノート、鉛筆、花へ青、赤、黄、緑、紫を同程度の面積と高い彩
度で使い、色の優先順位が分かりにくい状態。ただし形状は整え、汚くしない。右側のAfterは、
背景をクリームホワイト70%、主役のティーカップとノートをライトピンク20%、輪郭と細部を濃い
紫8%、ミントとレモンイエローを合計2%の小さなアクセントとして使用する。右側は彩度を少し抑
え、視線がティーカップからノート、花へ流れる。左右で配色以外を変更しない。フラット寄りのエ
ディトリアル静物イラスト、微細な紙質感、柔らかな左上光。文字、ラベル、Before・After表記、ロ
ゴ、透かし、人物、キャラクター、追加小物、構図変更、モチーフ変更、視点変更、左右のサイズ
差、過剰なグラデーション、ネオン色、3D光沢を入れない。

英語版プロンプト

A vertical 4:5 split-screen color-palette comparison using the exact same still-life
composition on both sides, separated by a narrow central gap. On both sides, place a white
teacup, a closed notebook, a diagonally positioned pencil, and a small vase with three
flowers on a wooden table. Keep position, size, angle, overlap, camera, lighting, and
shadows completely identical. The left “before” side uses blue, red, yellow, green, and purple
at similar visual weight and high saturation, creating weak color hierarchy while keeping all
shapes clean. The right “after” side uses cream white for about 70% of the area, light pink for
the main teacup and notebook at about 20%, deep purple for outlines and details at about
8%, and mint plus lemon yellow as tiny accents totaling about 2%. Slightly lower saturation

on the right, guiding the eye from teacup to notebook to flowers. Change colors only; do not
alter composition. Flat editorial still-life illustration with subtle paper texture and soft
upper-left light. No text, labels, Before/After words, logo, watermark, people, characters,
extra props, composition changes, motif changes, viewpoint changes, size differences,
excessive gradients, neon colors, or glossy 3D rendering.

JSON形式の変数例

{
"aspect_ratio": "4:5",
"layout": "左右分割、中央に細い余白",
"objects": ["白いティーカップ", "閉じたノート", "斜めの鉛筆", "小さな花瓶と3輪の花"],
"composition_lock": "位置、大きさ、角度、重なり、カメラ、光、影を左右で完全固定",
"before_palette": ["高彩度の青", "赤", "黄", "緑", "紫"],
"before_rule": "各色を同程度の面積と強さで使用",
"after_background": "クリームホワイト70%",
"after_primary": "ライトピンク20%",
"after_anchor": "濃い紫8%",
"after_accents": "ミントとレモンイエロー合計2%",
"style": "フラット寄りのエディトリアル静物、微細な紙質感",
"lighting": "柔らかな左上光",
"negative_prompt": "文字、ラベル、Before・After表記、ロゴ、透かし、人物、キャラクター、追加
小物、構図変更、モチーフ変更、視点変更、左右のサイズ差、過剰なグラデーション、ネオン色、
3D光沢"
}

Jinja2テンプレート

{{ aspect_ratio }}の{{ layout }}による配色比較画像。左右とも{{ objects | join('、') }}を配置する。
{{ composition_lock }}。左側は{{ before_palette | join('、') }}を使い、{{ before_rule }}。右側は背
景を{{ after_background }}、主役色を{{ after_primary }}、締め色を{{ after_anchor }}、アクセント
を{{ after_accents }}とする。左右で配色以外を変更しない。{{ style }}、{{ lighting }}。禁止事項:
{{ negative_prompt }}。

置換可能な変数

  • objects:コスメ/食品/文具/人物衣装/SNSカード

  • after_background:60〜80%

  • after_primary:15〜30%

  • after_anchor:5〜10%

  • after_accents:合計10%以下

  • aspect_ratio:4:5/16:9/1:1

用途別の派生

  • AIイラスト:衣装、背景、小物を同じ構図で比較

  • SNSカード:見出し、図形、CTAの色だけを変更

  • EC画像:商品、光、背景構図を固定し、ブランド配色だけを変更

  • 資料:グラフ系列、強調、背景の役割を整理

  • noteバナー:16:9の左右比較、中央線を細くする

よくある失敗と修正プロンプト

After側へ色を残しすぎる

右側の配色を、クリームホワイト70%、ライトピンク20%、濃い紫8%、ミントとレモンイエロー合計
2%へ戻してください。新しい色を追加せず、アクセント色の使用面積を合計10%未満にしてくださ
い。

左右の構図がずれる

配色以外を変更せず、ティーカップ、ノート、鉛筆、花瓶の位置、大きさ、角度、重なり、カメラ、
光、影を左右で完全に一致させてください。

Before側が汚くなる

モチーフの形状と描画品質は保ち、色の優先順位だけを弱くしてください。ノイズ、破損、汚れ、
歪みを追加しないでください。

締め色が強すぎる

濃い紫は輪郭と細部だけに限定し、面積を8%前後へ減らしてください。主役の大面積を濃色で
塗らないでください。

キャラクター参照を使う場合に別人化する

参照キャラクターの顔、髪、眼鏡、衣装、体型、ポーズを固定し、配色だけを変更してください。構
図・表情・装飾を再設計しないでください。

まとめ

色をまとめるとき、最初にすることは削除ではありません。

背景、主役、締め、アクセント。今ある色へ仕事を渡すことです。

次の画像で色を足したくなったら、ちょっとだけ止まって「この色の役割は?」と聞いてみてください。イメージが整理できたら、まず1枚、出してみよっ。

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