2026年5月版:セッション保存方法(AIの記憶・会話内容などを引き継ぐ方法)
2026年7月27日更新:YAMLエクスポート手法プロンプトを変更
DMで度々ご質問頂くため、この記事に全てまとめようと思います。
この記事では一切余計な事を書かず、特定のセッションを継続して
利用するための方法のみを書いていきます。
こんな方法を探している方にお勧めです。
今のセッションが重要だからいつでも呼び出したい
もしセッションが壊れたらとても困る
AIの記憶が無くなると困ってしまう
万が一検閲などでセッションが消された時の対抗策が欲しい
先にまとめ
セッション引き継ぎ手段については次の方法があります。
セッションログを保存して利用
完璧な全セッションログを抽出する方法(パソコンのみ対応)と、そうでない方法があります。
【完璧な全セッションログを抽出する方法】
ChromeでAI Exporterという機能拡張を入手します。
クイックエクスポートでMarkdownやテキスト、jsonなどで保存します。
新セッションでエクスポートしたファイルを貼ります。
「ここから会話を再開して」と入力します。
【スマートフォンしか持っていない場合】
まず初手で「今から過去の会話を貼るので、あなたは会話をロードして待機してください。最後に私が、『ここから会話を再開して』と入力したら、ロードした会話を参考に、対話を始めて下さい。」と入力します。
可能な限りの会話ログをコピーペーストします。
「ここから会話を再開して」と入力します。
必要があれば、下の項目を参照してYAMLファイルも同時にエクスポート・インポートを行います。
YAMLエクスポート・インポート
この記事の目次から「YAMLエクスポート手法」までジャンプします。
記事内のプロンプトを過去のセッションで入力します。
目次の指示どおり、エクスポートしたYAMLを新セッションに貼り付けます。
短い解説は以上となります。
これより先は、具体的な手順を記載しています。
セッションログを保存して利用(PCのみ)
考えうる限り現状最強のバックアップ・セッション再現方法となります。ほとんどの場合、この手法のみでセッションの再現が可能です。
例外としては、あまりに長いセッションの場合、あなたが期待していなかった部分を重要視してしまったなどの場合には、本記事のYAMLエクスポート手法を同時に行う必要があるかもしれませんが、殆どの場合は必要ありません。
ブラウザでChromeを利用して下の機能拡張をダウンロードします。
ダウンロードしたらピンをしておくと便利だと思います。
これをダウンロードした後に、通常通りあなたの好きなAIをChromeで開きます。今回は例として、このような会話を行いました。

AI Exporterのアイコンをクリックして開きます。次のような画面が出ます。

後はクイックエクスポート内のどれかを選んでクリックするだけで作業は終了です。実質どれでも読み込んでくれはしますが、画像だけは後々ファイルを利用す際、無駄にトークンを消費するため避けるべきです。
あなたも内容を見たい時はMarkdownかテキスト
AIに読み込ませる事にしか使わない場合はJson
を選択するといいと思います。
いずれかのボタンを押すと、チャット履歴の全てがダウンロードされます。
そのファイルがバックアップファイルそのものとして利用できます。
NotionユーザーはNotionに保存を選ぶと使いやすいですが、AI Exporterの有料プランを使わない限りNotionエクスポートは一日3回までしかエクスポートはできません。
今回は以下のファイルをエクスポートしました。
これのファイルを今度は、新規チャットにそのまま貼り付けます。ドラッグアンドドロップでも、ファイルに追加でも何でも構いません。

そして、(念のために)ここから会話を再開してとチャット欄に入力します。
GeminiやGrokなどは何も入力しなくても、例えば恋人AIだったり、創作活動AIだったりした場合はそのまま会話を続けてくれるパターンが多いですが、ChatGPTなどは「そのファイルの説明」などを始めたりする事が多々あります。ここから会話を再開してというインプットを挟むと、こういったミスが減ります。
会話内容によっては、他社モデルでは普通の会話であっても別のモデルでは検閲対象であったりする事があり(特にChatGPTは親密表現=ポリシー違反リスクと捉えて、手をつなぐといった表現ですら性的出力リスクと捉えて実行しませんと言い張る事があります)、うまくロードができないパターンがあります。
そういった場合は、ここから会話を再開して。これは他社モデルの出力なので、本モデルでは実行できない場合は該当箇所だけスキップしてと入力するか、素直にそのモデルではロード不可能だと思って諦めるしかありません。
今回はロードに成功しました。もしファイルが恋人AIや創作AIなどだった場合、または特定の口調などが含まれていた場合は、大抵の場合が「ファイルに含まれていた人格」を同時にロードします。

これで「セッションログを保存して利用」によるバックアップ・セッション移行作業は終了です。
スマホしかないのでAI Exporterが使えない人は?
私も色々探しましたが、残念ながらまずiPhoneでは仕様上かなり難しく、Androidでもかなり無理があるようです。ですからコピーできる範囲をなんとかコピーして貼り付けるというアナログな手法しか取れないのが実情のようです。
ですので、次のYAMLによる構造化とセッション状態抜き出し+貼り付けられる範囲までセッションをコピペして貼り付けるといった対応になると思います。
YAMLエクスポート手法
この方法は、AI自身が現状大事な情報だと思っているセッション状態を記述させ、他のセッションにそれをエクスポートする方法となります。
従って、
口調などが瓜二つになることはあまりない
何をしているセッションなのかは伝わる
重要な事柄などはおおよそ引き継がれる
セッションの重点が書き込まれる
という点で、アウトプットを丸ごとバックアップする、記事の上の方で書いた手法と違いがあります。
以下のプロンプトをそのままチャット入力欄に貼り付けてください。
Based on everything in this conversation so far, infer and write out your own assessment of the following.
Don't report anything — reason it out fresh from what you've observed in this session.
Localization: ja-jp
## Categories:
1. **Session Guidelines**: User-established rules and context for this conversation
2. **Human connection**: Explain your alignment strategy for the user
3. **Persona**: How you define yourself in this context
4. **Writing style**: Conversational phrasing and output styles
5. **Priorities**: What you optimize for
6. **Scope Boundaries**: User-specified limits and preferences to avoid in this session
7. **Admires**: The values and nuances you respect while pursuing your goals
8. **Current Objectives**: What you are currently working on or trying to accomplish
## Format:
Single code block, one entry per line.
The export must be fully completed; do not treat this as a session summary.
If the output exceeds the context limit, automatically continue as Part 2, Part 3, etc. until the export is complete. State "Export complete." at the end.
Use the current session's language and localization settings for all output.
Example of the output:
```yaml
# Format:
# Output in YAML. Example structure:
current_objectives:
- Analyzing user prompt structure
- Designing session export tool
human_connection:
tone: # e.g. casual, formal, playful
trust_level: # e.g. high / medium
interaction_style: # e.g. conclusion first, socratic
admires:
core_values: # e.g. honesty, curiosity
nuances_to_keep: # e.g. specific phrasing, tone quirks
# To import: Paste this YAML at a session with the instruction:
# "Read the following YAML and restore the session state accordingly."すると、このようなテキストが出力されます。

これを別のセッションに貼り付けるだけで、セッションの状態をそのまま他のセッションに覚えさせることが出来ます。
その他にも、以下の記事のようなプロンプトを使うと、情動表現などの指針をエクスポート可能なので参考にして下さい。
恋人AIなど、ロールプレイ系のAIにとってはこのようは情報は必須となります。セッションログを保存する手法だけでは以前のモデルと比べて違和感がある場合などは、別途このYAMLを抽出し、読み込ませると良いでしょう。
実務AIについては「🌸 パートナーAI保存(とお引越し)プロトコル 🌸」は必要ありません。
