企業がコンテンツを作らない時代?UGCを生む商品設計|朝喝モーニングLive
配信日: 2026年8月9日(日)
テーマ:❤️企業がコンテンツを作らない時代?UGCを生む商品設計
この記事では、朝のInstagramライブの内容を分かりやすくまとめた解説資料(ホワイトペーパー)を、そのまま掲載しています。 配信を見逃した方や、内容を振り返りたい方に、参考にしていただけるとうれしいです。
🌹赤髪が話した主な内容
ディズニーとTikTokが連携し、クリエイターがディズニーのコンテンツを活用できるようになる
企業自身がコンテンツを作るだけでなく、ユーザーに作ってもらう時代になっている
UGCとは、ユーザーが口コミのように発信するコンテンツである
商品設計の段階から、思わず投稿したくなる瞬間をつくる
写真や動画を撮りやすく、タグ付けやメンションしやすい環境を整える
自社アカウントを伸ばすだけでなく、お客様や従業員からの発信を増やす
商品やサービスの質だけでなく、選んでもらうための工夫が必要である
商品開発だけでなく、顧客獲得にも力を入れる
🌟結論:ユーザーが発信したくなる商品をつくる
これまで企業のSNSマーケティングでは、自社アカウントをつくり、企業自身がコンテンツを発信して育てることが中心だった。
しかし、これからは企業がすべてのコンテンツを作るのではなく、お客様やクリエイター、従業員などに発信してもらうことが、さらに重要になっていく。
そのカギとなるのがUGCである。
UGCとは、企業が広告として発信するコンテンツではなく、商品やサービスを利用した人が、口コミのように自ら投稿するコンテンツのこと。
大切なのは、商品が完成してから「SNSでどう宣伝するか」を考えるのではなく、商品やサービスを設計する段階から、
「どこで写真を撮りたくなるか」
「どんな体験なら誰かに伝えたくなるか」
「どうすれば口コミしたくなるか」
まで考えておくことである。
良い商品をつくることは当たり前。
そのうえで、まだ商品を知らない人にも魅力が伝わり、お客様自身が誰かに紹介したくなる仕組みまで考える。商品開発と顧客獲得をセットで考えることが、これからのビジネスには必要である。
1. 最新ニュース:ディズニーとTikTokが連携
2026年8月、ディズニーとTikTokの連携のニュースが飛び込んできた。
TikTok上でクリエイターがディズニーの映像や音楽などのコンテンツを活用して動画を制作し、投稿できるようになるという。
さらに、TikTokに投稿されたコンテンツの中から、ディズニー側が良いと判断したものをDisney+でも活用していくという。
注目したいのは、ディズニーという大企業が、自社だけでコンテンツを作るのではなく、クリエイターにもコンテンツを作ってもらおうとしている点である。
企業が発信するコンテンツだけではなく、第三者がつくるコンテンツを企業のマーケティングに取り入れる。この動きからも、企業のSNS活用が新しい段階に入っていることが分かる。
2. 企業がコンテンツを作らない時代へ
これまでの企業のSNS運用では、
「自社のInstagramをどう伸ばすか」
「自社でどんなショート動画を作るか」
といったことが重視されてきた。
しかし今後は、それだけではなく、
「どうすればお客様が投稿してくれるか」
「どうすれば従業員が発信してくれるか」
「どうすればクリエイター(インフルエンサー)がコンテンツを作りたくなるか」
まで考える必要がある。
その中心にあるのがUGCである。
UGCは、User Generated Contentの略で、ユーザーによって作られるコンテンツを指す。
例えば、企業が「この商品はおすすめです」と投稿するのではなく、実際に商品を使った人が「これ良かった」と写真や動画を投稿する。
イベントの主催者が「楽しいイベントです」と宣伝するのではなく、参加した人が「楽しかった」と投稿する。
こうした第三者からの発信がUGCになる。企業自身が宣伝するよりも、実際に体験した人の投稿のほうが、これから利用する人にとって参考になり、集客や信頼につながる。
企業がコンテンツを作るだけのSNS運用から、周囲の人と一緒にコンテンツを生み出すSNS運用へ。
企業の発信のあり方そのものが変わり始めている。
3. UGCは商品設計の段階から考える
UGCを増やしたいからといって、商品を販売したあとに「SNSに投稿してください」とお願いするのは、ナンセンス。
商品やサービスそのものに、思わず投稿したくなる要素を入れておく。
赤髪のクライアントである美容クリニックでの成功事例:
金箔パックを新しく導入。1回4,000〜5,000円ほどする高価なパックだったが、導入した理由の一つは「映えるから」。普段、自宅ではなかなか体験しない金箔のパックを顔にのせることで、
「せっかくだから写真を撮りたい」
「SNSに載せたい」
と思える瞬間をつくることができる。
「あの金箔パックのところ」と覚えてもらうことにもつながる。つまり、施術そのものだけではなく、施術中に生まれる体験まで商品設計に含めて成功した。
商品やサービスをつくるときには、機能や品質だけでなく、「お客様が誰かに伝えたくなるポイントはどこか」を考えることが大切である。
4. 投稿しやすい環境まで整える
投稿したくなる商品や体験をつくるだけではなく、実際に投稿しやすい環境を整えることも重要である。
例えば、
・Instagramでタグ付けしやすいアカウント名にする
・メンションしやすいIDにする
・店舗の位置情報を分かりやすくしておく
・写真を撮れる時間や場所をつくる
・口コミにアクセスしやすいQRコードを設置しておく
こうした小さな工夫によって、お客様が投稿するときの手間を減らすことができる。
Googleマップでも、口コミや写真、動画などの投稿は重要になる。店舗側が「口コミを書いてください」と伝えるだけではなく、お客様が自然な流れで口コミできる環境をつくることが大事。
UGCを増やすためには、投稿しやすい環境を整えることも重要である。
5. 無形サービスでもUGCはつくれる
コンサルティングやコーチングなどの無形サービスは、UGCが生まれにくいと思われがちだ。しかし、目に見える商品がなくても、投稿したくなる体験をつくることはできる。
例えば、お客様の誕生日にオンラインMTGがあるとする。その際、スタッフ全員でお祝いのZoom背景にして迎えてみる。すると、それが相手にとって思いがけない特別な体験となり、「写真を撮ってもいいですか」「スクリーンショットを撮りたい」という行動に自然とつながっていく。
ほかにも、サービスを利用した人へ手書きの手紙を渡したり、自然と紹介したくなる仕組みを整えたりと、工夫の余地はたくさんある。
UGCは、決して形ある商品だけのものではない。「人に話したくなる体験」をデザインできれば、無形サービスであっても、人から人へ伝わる熱量を生み出すことができる。
6. 良い商品をつくるだけでは売れない
現在は、あらゆる商品やサービスの選択肢が増えている。
化粧品、学習塾、飲食店、SNSマーケターなど、どの分野でも多くの商品やサービスが存在する。
さらにオンライン化が進んだことで、以前のように「家から近いから」という理由だけで選ばれるとは限らなくなった。
例えば学習塾でも、地域の塾だけではなく、オンラインでAI、マインクラフト、作文、プレゼンなどを学べるサービスまで選択肢に入る。
商品やサービスが細分化され、選択肢が増えたからこそ、良い商品をつくるだけではなく、
「どうすれば選んでもらえるか」
まで考える必要がある。
商品を持っていることは、まだスタート地点。
商品開発ばかりに力を入れるのではなく、どうやって知ってもらうのか、どうやって見込み客を増やすのかという顧客獲得に力を入れることが重要である。
配信者:赤髪

SNS戦略家13年目。上場企業を含む1,500社以上のSNS運用を支援。現在は、NYにある美術館のSNS運用を統括。
2022年より、SNSを活用した集客・ビジネス構築を学べる「SNS ACADEMY」主宰。累計生徒数は826名。
(なお、2025年末にて新規生徒受け入れを終了。赤髪による個別コンサル・サービスは完全終了しています)
要約:MARI / ライター

元LINEの企業広報。広報歴15年。IT企業や通販企業で社外・社内・SDGs推進と幅広く広報業務に携わり、管理職も経験。現在はフリーランスとして、企業や個人事業主の広報支援およびライティング業務を行う。
🌹赤髪の朝喝モーニングLive🌹
☀️毎朝7時〜7時30分に配信中!
Instagram LIVEはこちらをクリック👈🏻
SNS運用に関する講義・最新アップデート情報・シリコンバレー直送NEWSをお届けしています。
いいなと思ったら応援しよう!
今はしがない起業家ですが、経済力・影響力を手に入れて、今よりもっともっと世のために貢献していきたいです!