増殖:数多いって、オモシロ
先日ガチャコロを回したので、共有します。



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ずっと「行政大執行」だと思っていた。
正しくは、行政「代」執行だ。
字面的には前者の方が格好いい。
「行政大執行」。
なんか、意思を持たぬ執行人たちがお上に逆らう者どもを根こそぎにしてそうな感じがして、とても好ましい。
※
「数が多いと面白い」
そういう価値観が自分の中にはある気がする。五百羅漢とか兵馬俑とか、そういうものはめちゃくちゃツボだし、アニメや漫画に出てくる増殖するタイプのキャラクターも大好きだ。デジモンならディアボロモン、ヘルシングならアーカードの旦那あたり。近年だと、映画館でジークアクスを観た時、ビグザムが量産されていて嬉ションしかけた。
数が多い状態に対して僕はある種の「説得力」を感じているのかもしれない。兵馬俑とか、五百羅漢みたいなものを見ていると作り手の執念とか、狂気みたいなものが、確かな説得力を持って伝わってくる。あと、単純にお得感もあるよね。作者の創作の引き出しを満漢全席のようにお出しされる訳だから、見ていて全く飽きない。作者の頭の中にあるものをそのまま見せてもらったような形なので、大量に出力されたものの中にもある種の共通項や、偏りを見いだせるのも面白い。
たとえば、僕の敬愛するライトノベル作家に成田良悟(著作に『バッカーノ』『デュラララ』『Fate/strange Fake』等がある)という男がいるが、彼は作品の中で度々「群れ」を登場させている。たぶん、1シリーズにつき1群れは登場してるんじゃないだろうか?
(↑1番好きな成田作品を唐突に貼る)
成田が登場させる「群れ」には大きく分けて2パターンある。1つ目は『デュラララ』に出てきたカラーギャング「ダラーズ」のように単に「群衆」というパターン。2つ目は『BLEACH Spirits Are Forever With You』に登場したピカロのような個にして全、全にして個という「超個体」的な存在。
特に後者の「超個体」的な存在は成田の作品内では度々描かれていて、それは次のような形で表現されがちだ。
「遊ぼう」 「遊びましょう?」 「遊んでよ」 「遊ぼう」 「なんで逃げるの?」 「鬼ごっこだね!」 「たのしそう!」 「面白そう!」 「混ぜて!」 「私達もいれて!」 「僕たちが鬼だよ!」 「Agwooooo」 「遊んで……ほしい、かも……」 「遊ぼうよ!」 「貴方達が贄ね!」 「オイシソウ」 「捕まえたら針千本のませるね!」 「にガ さ ナい」 「Qrrrrrrrrr」 「指も切らなきゃね!」 「一万回殴ってもいいんだよね!」 「タベテモイイ?」
超個体が無秩序でありながらも、統制のとれた存在である様を、成田は度々、おびただしい量のセリフによって表現している。いや、し過ぎていると言ってもいい。体感だと、成田作品の3冊に1冊にこの手の表現が登場しているはずだ。
思春期に成田良悟の小説を貪るように読んできた僕は成田式の群れ表現を腹がはち切れるまで食らってきた。もはや、「数が多いと面白い」と思っていたから成田作品にハマったのか、成田作品にハマったから「数が多いと面白い」という価値観が生まれたのか、今となっては分からない。分からない……が、この価値観が根底にあるおかげで、上手い下手は一旦置いておいて量を積み上げよう、という「質より量」あるいは「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」的なスタンスを僕はとるようになったのかもしれない。大量生産はAIの十八番になりつつあるし、絶対そっちに任せた方が効率的なことは分かっているが、たぶん僕はこれからも自分の中にあるものだけを大量に吐き出し続けていくのだろうなと、思う。内にあるものの一切合切を吐き出す時の気持ちよさは、さすがにAIには譲れないよ。
なぁ?
皆もそう思うだろ?
「そう思う」 「そうだ」 「たまにはいい事言うじゃねぇか」 「同意見だ」 「ふん、そちと意見が合ったとて、露ほども嬉しくはないわ」 「フハハハハハハハ その通りだ!!! 我が半身よ!!!」 「貴殿の意見に賛成だ」 「ああ」 「へへ……その通りでゲス」 「あたぼうよ」 「言うまでもない」 「俺馬鹿だからわっかんねぇけどよぉ、お前が言うんならその通りなんだろうな」 「その通りだね」 「ほうじゃ」「 せや」 「そうそう」 「左に同じ」 「右に同じ」 「思うだろ?だと、口の利き方に気をつけろ、雑草めが。……が、ここは首肯してやろう」 「まさしくそれだ」 「……うん///」 「やはり我らは一心同体」 「無論じゃ」 「珍しく意見があったな」 「腹の底から同意する」 「おっしゃる通りですわ」 「おっしゃる通りですわ〜」 「同上」 「一理あるなぁ」 「ふふ……やっぱり君と僕は似ているね」 「禿同」 「That's right」 「そだねー」 「はぁ? んなことイチイチ聞いてんじゃねぇぞ?(うわあああああ!!! 私ったらまた反射で乱暴な口きいちゃったああああ!!!)」 「以心伝心」 「Bow Wow」 「おうよ! 相棒」 「👍️」「(●´・д)(д・`●)ウン ウン」 「そ」「う」「だ」「ね」「あゝ まさに合わせ鏡の如し!」 「それなー」 「ほんそれ」 「それはそう」 「お前がそう思うんならそうなんだろうよ、お前ん中ではな」 「(無言で頷く)」 「Exactly(その通りでございます)」 「(触手を介して肯定の意思を伝えてくる)」「KEEEEYHEEEE!!!」 「縺昴?騾壹j」




