置かれた場所で咲かなくていい

 置かれた場所で咲きなさい。

 まるでそれが正義であるかのように語り継がれている言葉だが、必ずしもその必要はないと思っている。

 私は東京から北海道に引っ越して、ずっと憧れていたアイドルになることができた。
 そして、何にも怯えなくていい生活と、精神的な安定を手に入れた。

 成功した(してしまった)側の人間が語ると、途端に胡散臭くなってしまうと思う(俗に言う生存バイアスというやつ)し、昔の私がこのnoteを読んだらきっと「うるせーな! 恵まれた奴め!」と思ってしまうであろう(底にいる人間は、自分より上層にいる人間のキラキラ発言を拒絶する傾向にある。と思っている)。

 なので、この考えを押し付けたいわけでも、努力すれば誰でも幸せになれると言いたいわけでも、誰でもどこかしらで花を咲かせることができると言いたいわけでもない。世の中というものはそううまくはできていない。
 私だって、今が最上級に幸せかと聞かれたら100%の気持ちで首を縦に振れないし、今この場所で咲き誇ることができているかと聞かれるとそれも違う。

 それでも、私は東京から北海道に引っ越した(イコール、咲ける場所に移動した)ことで、人生が良いほうに変わった。だから、そういうこともあるのだと、事実をただ残しておきたい。

 別にこれは幸せになれる魔法なんかではない。この世に魔法はない。手っ取り早いものなんてない。
 でも、もし「置かれた場所で咲きなさい」という言葉を信じて、最悪な土壌で花を育てようと努力している人がいるのなら、どこでもいいから移動してみてほしい。
 隣の芝は青く見えるとか言うけれど、今いる芝が腐っている可能性だって大いにある。気づいていないだけで、芝に生命力を吸われているということもある。

 しかし、人間というものはそう簡単に行動できる生き物ではない。
 様々な思考や周りの目、将来や資産のことを気にしてがんじがらめ。思考停止の状態で同じ場所にしがみついている。それが安心だったりもする。
 私も、会社で働いていた時は「ここにさえいればお金も貰えるし社会に参加できるし、誰にも何も言われない。自分はここにいるしかない」と思っていた。
 そして、何かを変えるのはとても怖かった。本当に本気で、自分に与えられた選択肢はここにいることだけなのだと思っていた。

 元から恵まれた土壌にいる人間と自分を比べて、どうして自分だけこんな苦労をしなくてはならないんだと、強い劣等感に苛まれる毎日だった。
 本当に理不尽なのだが、運が悪かったとしか言いようがない。その気持ちに折り合いをつけるのがもっとも難しいことなのかもしれない。

 能動的に行動するのはとても怖いけれど、ごくたまに、人生が変わるきっかけになる大きな出来事が舞い込んできたりする。私にとってそれはオーディションだった。

 顔写真と、名前と、志望動機を送る。
 たったそれだけしかしていない。
 たったそれだけの一歩で、私は今ここにいる。

 そして、私たちのライブが、誰かの人生が変わるきっかけになったらいいなと思っている。

 アイドルになって、今月で丸2年。
 北海道でやりたいこと、叶えたい夢、まだまだあります。そのためにも、ひとつひとつのライブや節目のイベントを大切にしていきたいのです。

 そういえば、ツアーファイナルのSELENEで個人的に目標にしていることがある、と言っていたけれど、無事達成しました。
 次は来年3月2日のZepp Sapporo。札幌でも目標を達成できるようにいろいろ探していきたいです。





Zepp Sapporoに向けた3ヶ月連続新曲披露ライブたち↓︎︎ (告知のあとにまだ文章あります)


︎︎🌥 9月27日(土)
札幌 mole 2周年記念ライブ


🌥 10月25日(土) 札幌 SPiCE
無料単独ライブ Aiming for Zepp


🌥 11月8日(土) 東京 渋谷duo
ワンマンライブ Prism White






ざわは生まれた瞬間からずっと最悪な土壌の上にいて、何をやっても自分が枯れちゃったから、咲けそうな場所を探してきただけです。置かれた場所の土壌がいい感じなのであれば、そこで咲くのもすてきなことです。



それではみなさん
どうか穏やかでハッピーなお花ライフを 👋🏻


ざわはかすみ草とかになりたいな~~~






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