Gemini×VOICEPEAKで「自分だけのおしゃべりAIアシスタント」を作ってみた
こんにちは、あいさきです。
前回の記事で「趣味としてAIと遊んでます」という話を書いたのですが、今回は実際に最近作って遊んでいるものをご紹介します。
それが、Geminiに考えてもらって、VOICEPEAKの声で返事をしてくれる音声アシスタントです。
使っているVOICEPEAKソフトはこちらです
※ 画像もこちらから配布されているものを使用しています
そもそも、なんで作ろうと思ったか
最近のAI(LLM)って本当に賢くて、画面上でテキストのやり取りをするだけでも十分にすごいんですが、「やっぱりテキスト読むだけだと味気ないな…」と思う瞬間がありまして。
「せっかくなら、普通に声で会話できたらもっと楽しいんじゃない?」と思い立ち、手を出してみました。
何を作ったのか(ざっくり)
構成はめちゃくちゃシンプルです。
僕がパソコンのマイクに向かって喋る又はテキストを入力する
Googleの「Gemini」が賢い回答をひねり出す
その回答を「VOICEPEAK」がキャラの声で読み上げる

これだけです。難しいコードの解説は今回は省きますが、Pythonという言語を使って、GeminiのAPI(脳みそ)とVOICEPEAK(声帯)をくっつけるツールを書いただけです。
実際の画面はこんな感じ
UIもサクッと作って、ブラウザから使えるようにしてみました。

動画で動いているものみたい方はこちらから
※ noteって動画はサイトで共有することできないんですね、、、
チャット入力画面から「今日の日本の天気からおすすめの料理を教えて」と聞くと、Geminiがネットから今日の気温からレシピを考えてくれて、それをVOICEPEAKが即座に読み上げてくれます。
ただそれだけのことなんですが、「画面の中のAIがこっちの世界に出てきてくれた感」 があって、テキストチャットとは全然違う面白さがあります。
こだわりポイント
ただAIと繋ぐだけではなく、「キャラと会話している感」 を出すためにいくつか工夫・こだわった点を共有
1.Geminiに「夏色花梨」のペルソナ(性格)を叩き込む
以下公式設定を参考に、ペルソナをGeminiにプロンプトとして渡しています
2.チャットUI
ターミナル(黒い画面)で文字を打ち込むだけだと味気ないので、普段から使い慣れているチャット風の画面を作りました。
3.喋っているときは「笑顔」になるUIギミック
ただ声が出るだけでなく、VOICEPEAKが読み上げている間は、画面上のキャラクターアイコンが「笑顔の表情差分」にパッと切り替わるようにプログラミングしています。

なぜ音声合成に「VOICEPEAK」を選んだのか
AIの音声合成ツールって色々あるんですが、僕がVOICEPEAKを選んだ理由は大きく2つあります。
1つ目は、シンプルに「夏色花梨(なつき かりん)」というキャラクターの声が好きだからです。 キャラの声で「今日のご飯、何にします?」って言ってもらえるシステム、最高じゃないですか!?
2つ目は、公式が「CLI(コマンドラインインターフェース)」を提供してくれているからです。 エンジニア的な話になりますが、画面ポチポチしなくても「プログラムから直接VOICEPEAKを叩いて音声を生成させる」ことが公式機能として用意されているんです。これが開発体験としてめちゃくちゃ良くて、Geminiと繋ぎ合わせるのがすごくスムーズでした。
※ 公式ありがとう🙏
⚠️ 【重要】VOICEPEAK・キャラクターの利用に関する権利のお話
ここで一つ、システムを作って遊ぶ上でとても重要な注意点があります。
今回使用している「VOICEPEAK 夏色花梨」の音声データやキャラクター画像には、AHS社およびTOKYO6 ENTERTAINMENT社の利用ガイドラインが存在します。原則としてそのままの形での商用利用(法人利用や受託開発など)には制限があり、別途ライセンス等が必要になります。
📌 参考ガイドライン
VOICEPEAK キャラクター製品シリーズ 個人利用許諾範囲 (AHS)
「VOICEPEAK 夏色花梨」エンドユーザー使用許諾契約書
キャラクター使用ガイドライン (TOKYO6 ENTERTAINMENT)
システム自体を誰かに売ったり、これで直接的な収益を得たりすることは商用ライセンスを取らない限りできません
自分もローカル実行に留めてますが、もし「自分もやってみたい!」と思った方は、必ず各公式のガイドラインや利用規約をしっかり確認した上で、ルールを守って安全に遊んでくださいね。
おわりに
というわけで、今回は「Gemini×VOICEPEAK」で作ったAIアシスタントのご紹介でした。
APIとCLI(コマンドライン)をちょっと繋ぐだけで、こんなにリッチな体験ができるって、本当にいい時代になったなぁと思います。
これからもこんな感じで、「作ってみたら面白かったもの」をゆるく共有していきます。 それではまた!
