【淫らな妄想】 指のうごき
彼の唇が私の唇から離れ、ゆっくりと下へと這い降りていく。
首筋を柔らかく舐められ、キスが繰り返される。
私はそっと彼の頭を抱き、目を閉じてそれに任せる。
薄く目を開けると、見慣れない天井が見える。
ホテルのベッドは広く、部屋は静かで、聞こえるのは彼の息遣いと、唇が這う小さな濡れた音だけ。
彼の手が、胸の膨らみをしたからそっと持ち上げるようにする。
少し重たい甘い痺れがはしり、私は彼の身体に脚を絡ませる。
彼の舌が鎖骨を過ぎ、膨らみの裾野で遊ぶ。
早く…
そんな気持ちが口から漏れそうになるのを堪える。
そんな私を見透かすように、意地悪な彼が顔を上げて見つめてくる。
「 舐めて欲しいのか? りつ… 」
私は彼の目を見つめて、小さく震えるように頷く。
彼は満足したように少し笑い、もう一度唇を重ねてくる。
私は舌を伸ばして彼の舌を味わい、思い切り淫らにキスを返す。
脚は彼の身体に絡みつき、腰は少しでも密着しようと肌を押し付ける。
キスをしながら、彼の匂いをいっぱいに吸い込む。
私の求めていた、男の匂い。
眩暈がするような欲情。
もう乳首は尖り切っている…。
ここから先は
1,515字
/
2画像
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
