AIを使わず自分だけの文章を書きたい
「多くの人がnoteにAIで記事を書いている」ことを最近知って驚いた。
私は画像をAIで作ったことはある。
IllustratorとPhotoshopがインストールされているパソコンが壊れてしまったからだ。
IllustratorとPhotoshopといったソフトがあれば、画像作成にAIなんて必要ない。
私が使っていたIllustratorとPhotoshopはバージョンが古く、新しいバージョンのように素材集とかテンプレートなどはない。
それでも、古いIllustratorとPhotoshopでも何とか作ることができる。
文章をAIで作ったことはない。
必要を感じないからだ。
だから、どのようにしてAIに文章を作らせるのか、あるいは大雑把に書いた文章をどのようにしてAIに手直しさせるのか、わからない。
どんな文章になるのか想像もできない。
おそらくだが、自分の文章にはならないと思う。
やたらと整然としているとか、単調だとか、つけ込む隙がないとか、そんな文章になるのではないかとは想像する。
特に人間の感情を揺さぶるような文章には決してならないだろうなと思う。
論文みたいな記事をよく見るが、それらの見せ方、見出しの付け方、文章の書き方が実によく似ている。
薄い色のバックに箇条書きの目次を付けていたり、いくつかの小見出しを付けていて、決まって最後に「まとめ」とか「終わりに」と小見出しを付けているところもそっくりである。
AIに、箇条書きで「これこれについて書きたい」「読みやすいように内容をいくつかに分けて」「それで記事を作成して」とか指示すると、そういう内容になるのではないか。
そういうのはAIなのかなと思う。
ロボットが作るようなそんな文章になど興味がないので、AIで作ろうなんてまるで思わない。
けれど、文章を書くことにあまり慣れていない人などはAIを使うのだろう。
文章を書くのが嫌いだとか苦手という人は、AIでできるならと文章を作らせるのかな?
そういう文章を何かの賞に出していいものだろうか。
AI時代だからそういう作品を出してもいいのかもしれない。
けれど、AIで作った記事や小説を有料で売っていいのかなとは思う。
記事や小説などではなく、例えば仕事のまとめとかをエクセルに作らせるとか、仕事用文書をワードなどで作らせるのはいいと思う。
能率が高まるし、空いた時間を別の仕事に振り向けることができるからだ。
しかし、記事や小説などは自分の頭で書くべきだと私は思う。
これからはAIがもっと進化して人間が書く以上の文章を生成できるようになるような気もする。
そうなれば、多くの作家や記者や編集部員がAIに頼るようになるかもしれない。
そんな記事を読ませられたり金を取られたりするのは、正直に書くと嫌である。
古い人間だからなのだろうが、この気持ちは変わらない。
もしAIを利用して文章を作っているのなら、その旨を明記すべきだろう。
ただ、「note」の記事を見ると、例えば疑問符や感嘆符の後に一字開けるといったちゃんとした文章が稀である。
日本語文章のルールまではAIもまだできないのではないか。
そんなものに頼らないで、自分にしか書けない文章を書きたい。
AIに頼って文章を作っていたら、文章力は確実に落ちる。
どう書くと読者に正しく伝わるのかといったことを考える力が落ちるのが何より恐ろしい。
若者たちの日本語文章力と考える力が落ちるとしたら、これは大きな問題だと思う。
《追記》
「私はAIを使っていますが、たぶん想像されているような“全部書かせる”という使い方ではありません。むしろ考えを整理したり、自分では気づけなかった視点を見つけたりするための対話相手として使うことが多いです。最終的に何を書くか、何を採用するかは自分で決めています。なので、使ったことがない段階で“こういうものだ”と結論を出してしまうのは少しもったいないように感じました。実際に触れてみると、想像していたものとは違う部分も意外と多いですよ」
というコメントをいただいた。
そういう使い方であれば、例えば編集部員として上司や先輩にアドバイスを受けながら学んでいくのと変わらないと思う。
しかし、それなら「AIにアドバイスをもらってまとめました」と書くべきだ。
このコメントをくださった方は、プロフィールに「AIとの対話を通してすべての記事を作成しています」と書いている。
それなら何も問題ないと思う。
さらにこういうコメントもいただいた。
紹介する。
「AIの文章は感情がこもっておらず、パッションが感じられないのであまり使おうと思わないですね。画像作成では便利なので使いますけど」
「人類はいろんな機械を発明して、それを使うことで不可能だったことを可能にしてきました。コンピュータの発明は、それまでの人為的計算速度を飛躍的に向上させ、今ではそれなしの生活は考えられません。私は文章作成にAIを必要と感じたことはない(それ以前に使い方がわからない)ですけど、文章が苦手な人には救世主には違いないでしょうね。ただ、どんな機械も頼りすぎは自身の能力低下を招くわけで、それを自覚しながらの使い方ならまあ許せるか、と言うのが今のところの見解です」
