トム・クルーズの『M:I』と昔の『スパイ大作戦』
もう60年近く前の私が10歳ころのとき、テレビで『スパイ大作戦』というアメリカのドラマが毎週、放映されていた。
導火線に火が付けられ、導火線がどんどん燃えていくシーンから始まった記憶がある。

そのときに流れる曲(「タンタンタンッ、タンタンタタタンッ…タラララ~」という曲)が、トム・クルーズ主演でもう7作も作られた映画『Mission: Impossible』(『M:I』)で流れる曲と同じなのだ。

テレビドラマの原題名も『Mission: Impossible』なのである。
「Mission: Impossible」は、「実行不可能な指令」のこと。
ドラマのスパイ組織では、リーダーがメンバーのリーダーに、こう指令を与える。
「おはよう、ブリッグスくん。きみたちの使命は○○を阻止することにある。なお、きみ、もしくはきみのメンバーが捕えられ、あるいは殺されても、当局は一切関知しないからそのつもりで」
さらに、こう続いて指令は終わる。
「なお、このテープは自動的に消滅する。健闘を祈る」

これも映画『Mission: Impossible』と同じである。
主演のトム・クルーズが演じるイーサン・ハントは出ていなかったが(私の記憶では「イーサン」は出ていたような気がする)、映画『Mission: Impossible』は昔のテレビドラマ『スパイ大作戦』を映画化したものだろう。
ストーリーは全然違う。
何しろ50年以上も経って作られた映画だから、昔では考えられなかった犯罪に対して昔はなかったスパイのテクニックなどが使われ、実に見応えのある映画になっている。
何といっても、トム・クルーズのアクションが素晴らしい。
「シリーズ1」のときトム・クルーズは34歳だったが、「シリーズ7」のときは61歳だったのだ。






そう、トム・クルーズはもう60歳を越しているのに、あまりスタントを使わず、びっくりするようなアクションを演じる。
昔の『スパイ大作戦』も面白かったが、その比ではない。
