【書くための“地図” #2】 「自分らしい文章」って何だろう。
迷いや考えを解きほぐし、違う見方を探すためのAI──Think-Navi β
① 今日のテーマ
「もっと、自分らしい文章を書きたい。」
文章を書き続けていると、
一度はそんなことを考えるのではないでしょうか。
上手な文章には出会う。
心を動かされる文章にも出会う。
そのたびに、
「自分には何があるのだろう。」
と立ち止まることがあります。
だからといって、
無理に個性的な表現を探したり、
誰とも違うことを書こうとしたりすると、
かえって自分の言葉から離れてしまうことがあります。
私は編集の仕事をしていた頃、
「オリジナルな文章を書こう」という人よりも、
「自分は、なぜその出来事に反応したのか」
を丁寧に考えている人の文章に惹かれることが多くありました。
文章の違いは、文体だけでは生まれません。
何を見て、何に違和感を覚え、
どんな角度から世界を眺めるのか。
その積み重ねが、
少しずつ「その人らしさ」になっていきます。
今回は、
「『自分らしい文章』って何だろう。」
というテーマを、
Think-Navi β の「4ステップモード」で少しずつ
ていねいに整理すると、
どのような見え方になるのかをご紹介します。
②Think-Navi β 「4ステップモード」での整理例
【1】俯瞰
「自分らしさ」は、最初から見つけるものというより、何度も書いたあとに輪郭が見えてくるもの、と捉えることもできます。
「自分らしい文章」というテーマには、いくつかの見え方がありそうです。
表現の特徴として見るなら、語彙やリズム、言い回しの繰り返しに「らしさ」が表れるかもしれません。
伝え方として見るなら、何を書くかよりも、何を大切だと感じているかが文章ににじむこともあります。
読み手との関係として見るなら、自分らしさは「自分だけのもの」ではなく、誰に向けて書くかによって形を変える面もありそうです。
変化するものとして見るなら、今の自分らしさと、数年後の自分らしさは同じとは限りません。
つまり、「自分らしい文章」は一つの完成形というより、
自分が自然に選ぶ言葉
繰り返し現れる視点
無理をしていない語り方
今の自分に合った距離感
こうした要素が重なって見えてくるもの、と考えることもできそうです。
【次へ】相関
【キーワード深掘り】気になる言葉を深く考える
【チェンジ】
次へ──
【2】相関
いくつかの要素が関係していそうです。
「自分らしく書きたい」 と 「うまく書きたい」 の関係
自然さを大切にしたい気持ちと、整った文章を書こうとする意識が重なることがあります。「本当に思っていること」 と 「伝わる表現」 の関係
自分の感覚をそのまま書くことと、相手に届くように言葉を選ぶことは、必ずしも同じではありません。「書く前の自分」 と 「書いた後の自分」 のズレ
書きながら考えが整理されることで、「これが自分らしかったのか」と後から気づくこともあります。「変わらない部分」 と 「変化する部分」 の関係
言葉遣いや価値観には続いているものがありながら、経験によって表現の仕方は少しずつ変わっていくこともあります。
「自分らしい文章」を考えるときは、「自分」という一点を見るだけでなく、書くこと・伝えること・変わることの関係を見ると、新しい見え方が生まれるかもしれません。
【次へ】構造
【キーワード深掘り】気になる言葉を深く考える
【チェンジ】
次へ──
【3】構造(2×2マトリクス)
横軸:内側から書く ↔ 相手を意識して書く
縦軸:変わりやすい ↔ 比較的変わりにくい

この見方では、「自分らしい文章」は一つの要素ではなく、4つの領域が重なって生まれるものとして捉えられます。
A は、その時々の自分が映る部分。
B は、相手との関係の中で形づくられる部分。
C は、意識しなくても現れやすい書き方の特徴。
D は、時間が経っても比較的一貫して現れやすい価値観やものの見方。
「文章らしさ」は C に現れやすく、「自分らしさ」は D に現れやすい、と見ることもできます。そして、その二つをつないでいるのが A と B なのかもしれません。
【次へ】指針
【象限深掘り】A / B / C / D
【キーワード深掘り】気になる言葉を深く考える
【チェンジ】
次へ──
【4】指針
この整理からは、「自分らしい文章」を一つの定義に決めるのではなく、いくつかの見方が考えられます。
感覚から見ていくという進め方もある。
「自然に書けた」と感じる部分に、自分らしさの手がかりがあるかもしれません。繰り返しから見ていくという進め方もある。
複数の文章を並べると、何度も現れる言葉や視点が見えてくることがあります。読み手との関係から見ていくという進め方もある。
相手を意識して変えた部分と、変えなかった部分を見比べることで、自分の軸が見えてくることもあります。変化も含めて見ていくという進め方もある。
「変わらない自分らしさ」だけでなく、「変わっていく自分らしさ」も、文章の一部として捉えられるかもしれません。
「自分らしい文章」は、個性的な表現を目指すこととは少し違い、何を大切に見ているかが、自然と文章ににじんでいる状態とも考えられます。
どこが一番近いと感じますか?
【キーワード深掘り】気になる言葉を深く考える
【チェンジ】
Think-Navi βで試してみる
もし、「これ、自分にも近いかもしれない」と感じたら、
ご自身のテーマでも整理してみてください。
▼試してみる
★Think-Navi β (GPTリンク)
※Think-Navi β(試用版) は ChatGPT上で動作します(GPTs)。
ChatGPTアカウント(無料版可)があれば、そのまま利用できます。
初めての方は、ChatGPTの無料アカウント作成後にご利用ください。
※Think-Navi β ご利用中にトークンの制限を超えそうな場合は、スナップショット機能をお使いください。
スナップショットで表示された“要約文”を新しいChatに貼り付けるとChatが継続できます。
詳細は「使い方」のスナップショットの説明をご参照ください。
★さらに、もう少し考えを深めたい方へ
あるいは、書いている途中で行き詰まったら、
Think-Navi βで整理し、
↓
通常ChatGPTで自由に文章を考え、
↓
もう一度Think-Navi βで整理する。
そんな往復もできます。
Think-Navi βで考えを整理したあと、
もっと自由に考えを広げたいときは、
回答の最後にある 「…」 をクリックすると表示される
「新しいChatに分岐」 を選ぶことで、
整理した内容を引き継いだまま、通常のChatGPTとの対話を続けることができます。(※下記の説明画像の部分です)


その後、
「ここまでの内容をThink-Navi βで整理してください」
と入力すると、
再びThink-Navi βの整理モードへ戻ることができます。
そんな“思考の往復”を繰り返すことで、
考えが少しずつ形になっていくことがあります。
