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お盆の隣人|ショートショート

お盆休みの朝、帰省もせず一人で過ごす私は、玄関先に大きな提灯のような物を見つけた。
中から、緑色の肌をした小さな宇宙人が青白い火と共に出てきた。
宇宙人はこちらを見上げると、少し間を置いて口を開いた。

「ゴセンゾ……サガシデ……マイゴ……ナリマシテ」

たどたどしいが、確かに日本語だった。
銀河では亡くなった宇宙人が他の星を経由して帰ってくる風習があるらしい。私は仏壇の線香を分け、部屋で休ませた。

「チキュウノ オボン ヤサシイデスネ」
と礼を言い、彼は去っていった。

数日後、郵便受けに『銀河供養組合 会員証』が届いた。年会費は三万銀河クレジットと書かれている。さらに玄関には見たこともない巨大な位牌まで届き、近所の人々が不思議そうに覗き込んでいる。
慌てて問い合わせ番号に電話すると、

「タダイマ ギンガオボン キカンチュウ ニツキ タイオウ デキマセン」

という機械的な声が流れた。


お盆ももう終わりですね。
みなさま、ゆっくり休めましたでしょうか?
お盆にちなんで、ちょっと不思議でちょっと笑える作品を書いてみたくなり、作ってみました。

#星新一 #ショートショート

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