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60歳からの自己投資。私は月1万円で「続ける環境」を買うことにした

前回の記事の最後に、少しだけ「自己投資」について触れました。

自己投資と聞くと、資格を取ること、勉強すること、資産運用を学ぶことなどを思い浮かべる人が多いかもしれません。

もちろん、それも大切な自己投資だと思います。

でも、60歳を迎えた今の私にとって、まず一番大切だと感じている自己投資は、健康です。

お金があっても、体が動かなければ楽しめない。
やりたいことがあっても、体力がなければ続かない。

そう考えると、健康はこれからの暮らしを支える大切な資産なのかもしれません。

1.仕事の忙しさで、体重が増えてきた

ここしばらく、仕事が忙しいこともあり、運動する時間が少なくなっていました。

気がつけば、少しずつ体重も増えてきました。

「このままではまずいな」

そう思ったのが、ジムに通い始めた最初のきっかけです。

実は、以前は仕事が終わってから夜にランニングをしていました。

目標は3キロ。
外を走るだけなので、お金はかかりません。

それを3年ほど続けていました。

今思えば、あの頃も自分なりに健康を意識していたのだと思います。

ただ、仕事が忙しくなったり、生活のリズムが変わったりすると、続けていたことも少しずつ途切れてしまいます。

無料でできることは、たくさんあります。
でも、無料だから必ず続くとは限りません。

そこが難しいところです。


このままではまずい。79.8kgの現実

2.無料ではなく、あえて月1万円のジムを選んだ理由

今回、私はあえてジムに通うことにしました。

会費は月に約1万円です。

決して安い金額ではありません。

正直に言えば、最初は少し迷いました。

外を走れば無料です。
家で筋トレをすれば、お金はかかりません。

それでも、今回はお金を払ってジムに通うことにしました。

理由は、健康そのものだけでなく、続けるための環境にお金を払おうと思ったからです。

月1万円を払っていると、自然とこう思います。

「行かないともったいない」
「せっかく払っているんだから、今日も行こう」

少し現実的な話ですが、私にはこの感覚が合っているのかもしれません。

お金を払うことで、自分を動かす理由ができます。

無料だから続くとは限らない。
有料だから無駄とは限らない。

今の私には、お金を払ってでも「続けられる環境」を作ることが必要だったのだと思います。


月1万円が、背中を押してくれる

3.仕事帰りのジムは、正直楽ではない

ジムに通い始めて、4か月が経ちました。

旅行などで数日休んだことはありますが、仕事帰りや休日に通う習慣は、今のところ続いています。

ただ、正直に言えば、決して楽ではありません。

仕事が終わってからジムに向かい、トレーニングをして、家に着くのは夜10時前後になります。

疲れている日は、当然あります。

「今日はやめておこうかな」

そう思う日もあります。

でも、そこで行くか行かないかが、自分の中では大きいのです。

私は昔から、自分に少し厳しいところがあります。

楽なことだけを選んでいては、なかなか大事なものは残らない。
少し苦しい中にこそ、あとから自分を支えてくれるものが生まれる。

そんな感覚があります。

もちろん、無理を美化したいわけではありません。
体を壊してまで頑張る必要はないと思っています。

ただ、少しだけ自分を動かす。
少しだけ面倒な方を選ぶ。
少しだけ未来の自分のために時間を使う。

その積み重ねが、これからの自分を助けてくれるのではないかと思っています。


正直しんどい。でも、行った自分は少しえらい

4.苦しい後のご褒美としての温泉

ありがたいことに、私が通っているジムには温泉が付いています。

家に帰れば、お風呂には入れます。

でも、仕事帰りにジムで汗を流し、そのまま温泉に入る時間は、少し違います。

体は疲れているのに、気持ちは少し軽くなる。
「今日も逃げずに来たな」と思える。
そんな時間です。

私にとってその温泉は、ただ体を温める場所ではありません。

苦しいことをした後の、小さなご褒美になっています。

自己投資というと、前向きできれいな言葉に聞こえます。

でも実際は、少ししんどい。

それでも、そのしんどさの先に、自分だけの小さなご褒美があるから、続けられるのだと思います。


苦しい後の、ご褒美の温泉

5.健康への投資は、お金にもつながる

健康への投資という意味では、もうひとつ思い出すことがあります。

私は長年、たばこを吸っていました。

30年以上です。
1日1箱くらい吸っていました。

今は禁煙しています。

禁煙を始めた日から、スマホの禁煙アプリで日数を確認しています。

現在、禁煙して2940日。

アプリを見ると、節約できた金額は約130万円。
伸びた寿命は224日と表示されています。

224日という数字は、ありがたいような、正直よく分からないような数字です。

でも、130万円はかなり分かりやすい。

元銀行員としては、こちらの方が急に現実味を帯びてきます。

「体にも財布にも、たばこはなかなか高かったんだな」

そう思います。

健康を守ることは、結局お金にもつながる。

ジムに通い始めた今、あらためてそんなことを感じています。


禁煙2940日。節約130万円の現実

おわりに:健康は、これからの暮らしを支える資産

月1万円のジム代は、安くありません。

でも、それで自分の体を動かす理由ができるなら、私にとっては単なる支出ではありません。

未来の自分への投資なのだと思います。

60歳からの自己投資は、特別なことばかりではないと思います。

資格を取ること。
新しい勉強を始めること。
お金の知識を身につけること。

それももちろん大切です。

でも、その前に、自分の体を少し整えること。
動ける体を保つこと。
健康でいられる時間を少しでも長くすること。

それも、大切な自己投資ではないでしょうか。

50歳を過ぎたころから、私は少しずつ趣味や学びを増やしてきました。

バイク、山散歩、釣り、AI、YouTube、そしてnote。

今思えば、それらはすべて、これからの自分に向けた小さな投資だったのかもしれません。

その中で、今いちばん実感しているのが健康への投資です。

お金の不安を減らすためには、貯金や年金のことを考えることも大切です。

でも、それだけでは足りないのかもしれません。

健康で動ける体があること。
自分の足で行きたい場所へ行けること。
やりたいことを続けられること。

それもまた、これからの暮らしを支える大切な資産だと思います。

60歳からの自己投資。

私の場合、その第一歩は、月1万円で「続ける環境」を買うことでした。



Health gives me the strength to take on the next challenge.


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