Kling 3.0とは?特徴や料金、使い方、他の動画生成AIとの違いまで徹底解説
複数の動画生成AIモデルが存在する現在、高クオリティさから評判を集めているのがKling 3.0という動画生成AIです。
動画生成AIとしての機能は万能で複数カットの構成や音声の生成などに対応していますが、特に入力した画像や動画素材を用いた「一貫性の高さ」が強みです。
入力した素材を用いて一貫性の高い動画を生成できるため、広告やSNS動画などにも活用しやすいモデルになっています。
そこで本記事では、Kling 3.0の魅力や料金、おすすめの方まで、以下4つの観点から分かりやすく解説していきます。
・Kling 3.0の概要・モデルの特徴
・類似ツールと比較したときの強み/注意点
・Kling 3.0の料金プラン/各プランにおすすめの方
・Kling 3.0の使い方・始め方

【結論】Kling 3.0は一貫性に優れた動画生成AI

Kling 3.0ってどんなツール?開発元やモデルの特徴をご紹介

Kling 3.0は、中国の大手テック企業 Kuaishou(快手) が開発している動画生成AIモデルです。
Kuaishouは、2026年2月5日に Video 3.0、Video 3.0 Omni、Image 3.0、Image 3.0 Omni を含む「Kling AI 3.0」モデル群を発表しています。
Kuaishouの公式発表によると、Kling AIは2024年6月のリリース以降、世界中で 6,000万人以上のクリエイターに利用され、6億本以上の動画生成に使われ、3万社以上の法人クライアントとパートナーシップを結んでいるとのことです。
なお、Image 3.0 / Image 3.0 Omni は 2K / 4K の超高解像度出力に対応 しており、動画生成だけではなく、画像生成から動画化まで一貫して制作できる点も特徴となっています。
Kling 3.0の主な特徴
Kling 3.0の特徴としては以下の通りです。
・一貫性の高さ
→同じキャラクターを複数のシーンで使い回すこと、商品ロゴを崩さずに広告動画の生成が可能
・最大15秒で、最大6カットのマルチショット生成
・ネイティブ音声生成(5言語+方言対応)
→中国語、英語、日本語、韓国語、スペイン語に対応
また、Kling 3.0には用途に応じて選べる2つのモデルが存在します。
Video 3.0
基本の動画生成モデル
テキスト・画像から動画生成
マルチショット・ネイティブ音声生成に対応
Video 3.0 Omni
上位モデル。Video 3.0の機能をすべて含む
参照動画(3〜8秒)から外見と声質の両方を抽出可能
複数キャラクターを別々の声と外見で固定可能
動画→動画の編集(人物入れ替えなど)に対応
詳しい仕様は公式の Video 3.0 Omni ユーザーガイドに記載されています。
Kling 3.0を用いて実現できること
Kling 3.0を用いた動画生成では、以下のようなことが可能です。
・テキストや画像、動画素材から動画を生成
・最大15秒、最大6カットのマルチショット動画生成
・日本語を含む5言語+方言の音声付き動画生成
・登場人物の顔・服装・声、商品ロゴなどの一貫性を保った生成
例えば、人物の参考画像を素材とし、「人物が駅のホームで友人と会話しながら別れを惜しむ、15秒のショートドラマを生成して」と指示することで、複数カットの映像と会話音声を含んだ動画を生成できます。
その他AIモデルと比較しても「一貫性」の高さに強みを持つため、「同じ人物を複数シーンで使いたい」「商品やブランドロゴを崩さずに動画化したい」といった用途でKling 3.0の強みを感じやすいでしょう。
Kling 3.0の基本的な登録方法と使い方
Kling 3.0は、公式のKlingAIサイトから利用できます。
ここでは、Kling AI公式サイト経由での動画生成手順を簡単にご紹介します。
①KlingAI公式サイトにアクセスし、「今すぐ体験」もしくは「創作を始める」をクリックします。

なお、以下の赤枠で囲まれたプルダウンをクリックすることで言語を日本語に切り替え可能です。

②アカウント登録・ログインを行います。

その際、メールアドレスや外部アカウントで登録可能です。

③生成したい動画のプロンプトを入力し、生成を実行
Kling 3.0 Omniモデルを使う場合は、モデル選択画面で「動画 3.0 Omni」を選択します。

プロンプトが入力でき次第、「生成」ボタンを押下して生成が可能です。

その際、画像や動画の添付も可能であるため、「画像を動画にしたい」といった用途にも利用可能です。
今回は日本酒のCMのような動画を作成するために、お猪口と徳利の画像を添付したところ以下のような動画が生成できました。

花びらの落ち方や水面の様子も自然であり、非常に高クオリティでした。
なお、Klingをはじめとして「広告用途」におすすめな動画生成AIを5人で検証し、ランキング化していますのでこちらもご覧ください。
他の動画生成AIツールと比べてKling 3.0の特徴は?強み・注意点を徹底比較

動画生成AIツールは近年急速に進化しており、Kling 3.0以外にもさまざまなサービスが存在します。
そこで、多く利用されている Seedance 2.0、Google Veo 3.1、Grok Imagineと比較し、Kling 3.0の強み・注意点を整理していきます。
Kling 3.0
◼️得意
・人物・物体・シーンの一貫性を保ちやすい
・5言語+方言の音声付き動画を生成可能
◼️注意点
・高品質な動画を継続的に生成する場合は、クレジット消費が大きくなりやすい
・無料クレジットの範囲では本格運用は難しく、有料プランへの移行が前提
Seedance 2.0

◼️得意
・テキストや画像だけではなく、音声や動画も参照素材としてインプット可能
◼️注意点
・無料クレジットの範囲では本格運用は難しく、有料プランへの移行が前提
・専用のUIが存在せず、APIかサードパーティ製のアプリの利用が必要になる
BGMなどの音声素材から動画生成するには?
TikTokの開発元から提供される動画生成AIモデルのSeedanceについては以下の記事で解説しています。
Grok Imagine

◼️得意
・生成速度が非常に速く、Xアプリ内で動画生成できる
・最大30秒までの動画生成に対応(SuperGrokプラン)
◼️注意点
・解像度が720pまでと、高解像度の商業利用にはやや物足りない
・入力できる情報が画像またはテキストのみで、音楽や動画などはインプットできない
Xのリアルタイム情報をもとに調査できるAIがあるのをご存じですか?
話題の生成AI「Grok」の特徴や使い方を詳しく解説しています↓
Google Veo 3.1

◼️得意
・1080p HDの映像クオリティと物理シミュレーションが業界トップクラス
・ネイティブ音声生成(会話・環境音・BGM)に対応
・GeminiやGoogle Workspaceなどとのエコシステム統合が強力
◼️注意点
・1動画あたり最大8秒と、15秒まで生成できるKling 3.0より短尺
・入力できる情報が最大3枚の参照画像またはテキストのみで、音楽や動画などはインプットできない
GoogleのAIが気になっているなら、まずはこちら。
Geminiでできることや使い方をわかりやすく解説しています↓
動画生成AIの進化は凄まじく、正直 どのAIモデルでも一定品質以上の動画を生成 できるようになっています。
その中でもKling 3.0は「一貫性のある動画生成」「複数カットの動画生成」が可能といった強みがあるといえます。
Kling 3.0の料金プランまとめ(2026年5月時点)

Kling 3.0はクレジット制を採用しており、解像度や音声の有無、動画の入力有無によって消費クレジットが変わります。
Kling 3.0 Omniの公式ガイドによると、10秒の動画生成に必要なクレジット数は以下のように記載されています。

上記を参考とすると、「音声あり」「動画入力なし」「解像度1080p」で「10秒間」の動画生成をする場合、120クレジットが必要な計算となります。
また、各プランで付与されるクレジット数は以下の通りです。
スタンダードプラン($10):660クレジット / 月
プロプラン($37):3000クレジット / 月
プレミアプラン($92):8000クレジット / 月
ウルトラプラン($180):26000クレジット / 月
なお無料プランでは毎月66クレジットが付与されるため、軽い動画生成を試すことは可能です。

しかし、商用利用が不可な点には注意が必要です。
また、アクセスが集中している場合には利用できないため、注意が必要です。

まとめ
Kling 3.0は動画生成AIの中でも「人物や物体の一貫性」「複数カットの動画生成」「5言語+方言に対応した音声付き動画」に強みを持つ動画生成AIモデルです。
1本の動画の中でカット割り・セリフ・カメラワーク・キャラクターの一貫性をまとめて扱いやすいため、特に商品動画やSNS動画の作成に向いていると言えるでしょう。
無料クレジットや少額のクレジットから試せる場合もあるため、ぜひKling 3.0を使って、高品質な動画コンテンツを生成してみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
他にも検証して欲しい動画生成AIがありましたらぜひコメントもお待ちしております!

この記事をチェックした方はこんな記事もチェックしています
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします!
いただいたチップはより記事の品質を高めるための活動費として使わせていただきます!