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ネット情報に接するとき覚えておきたい「ソウカナ」

——小学生から使える、いったん立ち止まる4つのコツ


これは何?誰が言い始めたの?

ソウカナ」は、ネットやニュースに出会ったときにまず自分を落ち着かせて考えるための合言葉です。
提唱者(言い始めた人)は、元TBSアナウンサーでメディア・情報教育の専門家 下村健一 さん。学校や家庭向けの授業・教材で、《ソ・ウ・カ・ナ》チェックとして広く紹介・実践されています。(smartnews-smri.com)


4つのステップ(例とミニ練習つき)

① ソ=即断しない(いきなり決めつけない)

  • コツ:白黒のスイッチではなく、音量のつまみのように「たぶん◯割」と保留する。

  • たとえ:雨雲を見て「絶対に豪雨だ!」と決めつけず、「降るかも。折りたたみ傘を持とう」くらいでOK。

  • ミニ練習:「SNSで『◯◯が危険!』を見たら?」→ “今は未確定。あとで確かめる” と心でつぶやく。
    この「まず止まる」姿勢が、次の3つを落ち着いて回す土台になります。(smartnews-smri.com)

② ウ=鵜呑みにしない(事実と印象を分ける)

  • コツ:文章から事実(起きたこと)と印象(書き手の感じ方)を分けて読む。
    例)「Aさんは“逃げるように”裏口から出た」
    → 事実:「Aさんは裏口から出た」
    /印象:「逃げるように」

  • ミニ練習:今日見た記事から「事実の文」を1行だけ抜き書き。
    学校授業でも、事実と印象の区別はソウカナの核として扱われています。(三村図書)

③ カ=偏らない(他の見方を思いつく)

  • コツ:同じ出来事でも、立場・重心・角度・順序を変えると見え方が変わる、という「想像力のスイッチ」を入れる。

    • 立場:人だけでなく動物や相手側の立場で見る

    • 重心:どの言葉に力点を置くか(例:「相談が増えた」は良い面も)

    • 角度:写真の撮り方・文の切り取り方で印象は変わる

    • 順序:情報の並びでも意味が変わる

  • ミニ練習:「◯◯が問題に」→当事者・家族・地域・専門家…最低3つの立場を列挙。
    この「見方を増やす」練習法は、下村さんの講演でも繰り返し紹介されています。(森ノオト/地域で見つけるエコの種)

④ ナ=(スポットライトの)中だけ見ない(枠外を想像する)

  • コツ:バズった写真1枚や短い動画は、照らされた「中」だけ。映っていない外側に何があるか想像する。
    例)空の棚の写真=本当に品不足?→倉庫の在庫別の店の状況は?

  • ミニ練習:画像・グラフ・短尺動画を見たら、「この外に何がある?」と3つ書き出す。
    「中だけ見ない」はソウカナのキーワードとして教材化されています。(smartnews-smri.com)


1分でできる「ソウカナ」チェックリスト

  1. 停止(ソ):すぐ拡散・コメントしない。深呼吸3回。

  2. 仕分け(ウ):本文から事実だけを1行で抜く。

  3. 視点足し(カ):立場・重心・角度・順序を1つずつ変えてみる。

  4. 枠外想像(ナ):画像・数字の外側にある条件や欠けている情報を3つ挙げる。

  5. それでも判断がつかないときは保留(ブックマーク)に。


家庭・教室での簡単ワーク

  • 色分け読書:記事を印刷し、事実=青/印象=黄で塗る(ウ)。

  • 見方カード:カードに「立場・重心・角度・順序」を書き、引いたカードの視点で言い換える(カ)。

  • 写真の外側ゲーム:1枚写真を選び、「写っていないもの」を家族で5つ挙げる(ナ)。
    (下村さんの授業実践は学校向けにも整備されています)(smartnews-smri.com)


よくある落とし穴と回避策

  • 刺激的な言葉(煽り見出し) → 中身は数字出どころで確認。

  • 切り取られたグラフや写真縦軸・元データ・撮影条件を確かめる。

  • 「専門家っぽい誰か」所属と実績を明記しているか。

  • 自分の好き嫌い(確証バイアス) → 反対意見をあえて1つ読む(カ)。


まとめ(今日の持ち帰り)

  • :いきなり決めないで、まず停止。

  • :事実と印象を仕分ける。

  • :見方を足し算して偏りを減らす。

  • :映っていない外側を想像する。
    この4つを回すだけで、だまされにくさ伝える力がグッと上がります。授業・家庭・職場、どこでも使える“情報の安全運転”として、今日からどうぞ。(smartnews-smri.com)


参考(出どころ)

  • 《ソ・ウ・カ・ナ》チェックの教材・学習目的・各語の定義(提唱:下村健一さん)。(smartnews-smri.com)

  • 講演レポート:4つの疑問(立場・重心・角度・順序)の具体例、「そ・う・か・な」の実践。(森ノオト/地域で見つけるエコの種)

  • 教科書連動の授業リポート:「そうかな」で覚えよう(事実と印象の区別、スポットライトの外側を見る)。(三村図書)


リンク(URL)
※開いて読める公式・教育向け資料です。

SmartNews メディア研究所「《ソ・ウ・カ・ナ》チェック」:

森ノオト「『そ う か な』で情報の海を上手に泳ごう!下村健一さん講演会レポート」:

光村図書 みつむら web magazine「アナウンサーに学ぶ! メディアリテラシー講座(『そうかな』で覚えよう)」:


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