コーヒーを減らしたい日に。カフェイン控えめのお茶でつくる「自分をいたわる時間」入門
コーヒーは好きだけれど、夜まで飲むとなんとなく落ち着かない気がする。
在宅ワークの日は、とくに気がつくとマグカップが何杯目か分からなくなっている──そんな感覚、ありませんか。
この記事では、「コーヒーをやめる」のではなく、「もう一杯飲みたい」ときに選びやすいカフェイン控えめ〜ノンカフェインのお茶と、その楽しみ方をまとめてみます。
「コーヒーを減らしたい日」の味方。カフェイン控えめ〜ノンカフェインのお茶ってどんなもの?
「カフェインレス」「デカフェ」「ノンカフェイン」……似たような言葉が並んでいて、違いが分かりにくいですよね。
ここでは、細かい専門用語はほどほどに、日常で選ぶときの目安だけを整理しておきます。
カフェインレス/デカフェ
一般的には、もともとカフェインを含む飲み物(コーヒーや紅茶など)から、一部のカフェインを取り除いたものを指すことが多いと言われています。
「カフェインがゼロ」ではなく、「一定量まで減らしている」と理解しておくとイメージしやすいと思います。ローカフェイン
特別な加工をしていなくても、もともとカフェインが少なめの飲み物を、こう呼ぶことがあります。
たとえば、焙じ茶や玄米茶、麦茶などは、一般的に煎茶やコーヒーと比べるとカフェインが少なめと言われています。ノンカフェイン
成分としてカフェインを含まない、またはごく微量に抑えた飲み物のことを指す場合が多いです。
ルイボスティーや麦茶、ハーブティー(カモミールなどの一部)などが、このイメージに近いとされます。
カフェインとの付き合い方は、体質やライフスタイルによってちょうどいいバランスが違うと言われています。
「ゼロにする」ことを目標にするというより、「この時間帯は少し軽めにしてみようかな」と、気楽に選べる選択肢としてお茶を見てみるのがおすすめです。
在宅ワークのオン・オフを切り替える、お茶時間のつくり方

在宅ワークの日は、通勤も移動もないぶん、気分の切り替えポイントが作りにくいと感じる人も多いようです。
そんなとき、小さなお茶時間を一日のなかにいくつか仕込んでおくと、「今は集中」「今は休憩」と切り替えやすくなります。
朝:一日のスイッチを入れる一杯
朝いちばんは、いきなり濃いコーヒーではなく、やさしめの日本茶から始めるのも一つの方法です。
たとえば、ややしっかりめに淹れた煎茶や深蒸し茶は、ほどよい苦みとさっぱり感があり、「よし、やるか」とスイッチを入れやすい味わいと言われています。
朝の一杯を入れるときだけは、スマホを触らずに、湯気や香りをぼんやり眺めてみる。
それだけでも、「ここからが今日のスタート」という境目が、少しだけ見えやすくなるかもしれません。
昼〜午後:集中とリラックスのバランスをとる一杯
午前の仕事がひと段落したタイミングや、午後の集中タイムに入る前には、ローカフェインの日本茶を選ぶのも一案です。
焙じ茶や玄米茶は、香ばしい香りでほっとしつつ、カフェインは比較的おだやかとされることが多いお茶です。
「午後はすでにコーヒーを一杯飲んでしまった」という日には、二杯目をカフェイン控えめのお茶に切り替えるだけでも、なんとなく体感が変わる人もいるように感じます。
お気に入りのマグカップに、湯気の立つ焙じ茶をなみなみと。仕事の合間の、静かなピットインのような時間になります。
夜:一日をゆるやかに閉じる一杯
夜、仕事や家事がひと段落してからの一杯には、ノンカフェインのお茶が心強い味方です。
カモミールやリンデンなどのハーブティーは、一般的に「リラックスしたいときに選ばれることが多い」と言われています。
香りがやさしいブレンドハーブティーを、照明を少し落とした部屋でゆっくり飲む。
SNSやメールからいったん離れて、お気に入りの本や、なんでもないメモ帳を開く──そんな「夜のひとりお茶会」を、週に一度だけでも持てたら素敵だなと思います。
夜のひとり時間・読書・動画タイムに寄りそう「おやすみ前のお茶」アイデア
おやすみ前の時間は、「今日もなんとか一日おつかれさま」と自分に言ってあげる、小さな儀式のような時間でもあります。
そこに添えるお茶は、味だけでなく「準備のしやすさ」や「香り」も大切な要素になってきます。
手軽さ重視派:ティーバッグのハーブティー

夜はとにかく疲れているので、お湯を注ぐだけで完成するものがいい、という方も多いはず。
最近は、カモミールベースやルイボスベースなど、ノンカフェインのハーブティーが充実していて、ティーバッグをマグに入れるだけのタイプも増えています。
香りがしっかりめのものを選ぶと、飲む前からふわっと気分が変わるのがうれしいところ。
「今日はレモングラスでさっぱり」「今日は甘い香りのブレンドでほっと一息」と、その日ごとに選ぶ楽しさもあります。
茶器も楽しみたい派:焙じ茶や和紅茶をゆっくり
夜の時間を、あえて少し手間をかけて過ごしたい日には、小さな急須で淹れる焙じ茶や和紅茶もおすすめです。
焙じ茶は香ばしさが強く、カフェインは比較的おだやかとされることが多く、夕食後〜夜の時間帯に選ばれることもあります。
和紅茶は、渋みが少なく甘みが目立つものも多く、「寝る前にケーキと一緒に少しだけ甘いものが飲みたい」ときにも合います。
カフェインレスの紅茶や、カフェインを抑えた和紅茶も増えているので、夜用に一種類決めておくと、「今日はこれ」と迷わず手に取れます。
「おつかれさま」を贈る。カフェイン控えめなお茶ギフト・手みやげのアイデア

ここ数年、「相手のからだを気づかうギフト」として、カフェインレス飲料を選ぶ人が増えていると言われています。
妊娠中・授乳中の方や、小さなお子さんがいるご家庭への贈り物としても、「時間を気にせず飲めるお茶」は安心感のある存在です。
相手の生活リズムを想像して選ぶ
たとえば、在宅ワークが多い友人には、「日中用のローカフェイン日本茶」と「夜用のノンカフェインハーブティー」をセットにして贈る。
一日のリズムに合わせて飲み分けてもらえるので、「便利そう」と感じてもらいやすい組み合わせです。
小さなお子さんがいる家庭には、家族みんなで飲める麦茶やルイボスティーなどのノンカフェインティーに、親御さん用のカフェインレス紅茶を一緒に添えるのもよさそうです。
「子どもと一緒に飲める」「自分だけのリラックスタイムにも使える」という二つの顔を持たせられます。
パッケージとストーリーも、さりげないメッセージに
最近は、カフェインレス日本茶やハーブティーのなかにも、パッケージデザインやコンセプトにこだわった商品が増えています。
「夜に読みたい本のおとも」「一日の終わりのごほうび」など、テーマが分かりやすく書かれたお茶は、そのままメッセージカードのような役割も果たしてくれます。
ギフトを選ぶ側としては、味の好みをすべて把握するのはむずかしいもの。
だからこそ、「いつ飲んでもらいたいか」「どんな時間を過ごしてほしいか」をイメージして選んでみると、お互いに無理のないギフト選びになるように感じます。
ちょっとだけ意識したい、カフェインとのつきあい方と、自分に合う一杯の見つけ方
カフェインについての感じ方は、体質やその日の体調、日々の生活によっても変わると言われています。
「何時までなら飲んでも平気か」「どのくらいの濃さなら落ち着くか」は、人それぞれの“ちょうどいいライン”があるイメージです。
とはいえ、「午後はなるべく軽めに」「夜はノンカフェインで」といった、ざっくりとしたマイルールを決めておくと、お茶選びが少し楽になります。
カフェイン控えめ〜ノンカフェインのお茶をいくつかストックしておいて、「今の気分に合うのはどれかな?」と選ぶ時間そのものも、ちいさな楽しみになってくれるはずです。
おわりに──「もう一杯」をやさしくかなえるお茶を、手もとに
コーヒーも紅茶も、日本茶も、どれもそれぞれにおいしい飲み物です。
だからこそ、「もう一杯飲みたいけれど、今日は少しだけ軽くしておこうかな」と感じたときに、そっと差し替えられる選択肢を手もとに用意しておけると、心強いなと思います。
在宅ワークの合間の一杯、夜のひとり時間の一杯、そして「おつかれさま」と誰かに贈る一杯。
カフェイン控えめ〜ノンカフェインのお茶は、そんなささやかな場面に寄り添ってくれる存在です。
もし「寝る前のリラックスタイムをもう少し大事にしたいな」と感じていたら、ノンカフェインのブレンドハーブティーや、カフェインレスの和紅茶を、まず一種類から試してみるのも良いかもしれません。
