どのAIを使えばいいか分からないあなたへ。選び方編
こんにちは。
町工場でひとり事業部を運営している40代のおじさんです。
「AIを使ってみたい。でも、どれを使えばいいか分からない」
今日から、そういう人に向けたシリーズを始めます。
なぜなら、それはそのまま、1年前の自分の悩みだったからです。
ChatGPT、Gemini、Claude。
名前は聞くけど、何が違うのか分からない。
調べれば調べるほど、比較記事が出てきて、余計に分からなくなる。
自分はそこから始まって、今はいくつものAIを使い倒した上で、業務でAIを毎日使っています。
このシリーズでは、自分が実際に使ってきたAIを、1つずつ紹介していきます。
スペック表の話は、しません。
順位も、つけません。
第1回の今日は、その前提になる「選び方の考え方」です。
先に結論:「どれが一番か」を調べるのをやめる
いきなりですが、これが結論です。
「一番いいAI」を調べて決めようとするのを、やめてください。
理由は3つあります。
一つ。
順位が、数か月で入れ替わるからです。
各社が競争でモデルを更新し続けているので、今日の「最強」は、数か月後には変わっています。
比較記事を読み込んで決めても、その知識はすぐ古くなります。
二つ。
用途によって、答えが変わるからです。
文章が得意なAI、画像が得意なAI、調べ物が得意なAI。
世間の評価がどれだけ高くても、あなたのやりたいことと噛み合わなければ、意味がありません。
「一番いいAI」が、自分にとって一番とは、限らないんです。
三つ。
読んだだけでは、結局分からないからです。
これは車選びと同じです。
スペック表を何時間眺めても、試乗した5分にかないません。
軸①:スペックではなく、困りごとから選ぶ
では、どうするか。
最初に決めるのは、AIではなく、自分の困りごとです。
メールや文章を書くのがしんどいのか。
調べ物に時間がかかっているのか。
見積もりや事務作業を減らしたいのか。
紙に3つ書き出すだけでいいです。
「AIに何ができるか」から入ると迷子になりますが、「自分は何がしんどいか」から入ると、試すことが決まります。
軸②:まず無料で、1つ触る
次に、どれでもいいので、無料で1つ触ってください。
本当に、どれでもいいです。
ここで「どれにしよう」と悩んで止まるのが、一番もったいないからです。
自分の最初はChatGPTでしたが、自分で選んだわけでは、ありません。
社長が半ば強制的に、アカウントを用意したからです。
それでも、世界が変わるくらいの衝撃がありました。
選び方なんて、その程度でいいんです。
ただし、無料で触る目的を、はっきりさせておきます。
性能の見極めでは、ありません。
AIに話しかけること、頼み方に慣れること。それが無料の役割です。
軸③:2つ目を触ると、1つ目が分かる
しばらく使ったら、別のAIに、同じ仕事をさせてみてください。
同じ質問、同じお願いを、そのまま投げるだけです。
これをやると、面白いことが起きます。
1つ目のAIの実力が、初めて見えるんです。
自分は最初のAIを「めちゃくちゃすごい」と思っていました。
でも、比較対象がなかっただけでした。
2つ目、3つ目と触って、返ってくるものの質に、はっきり差があると分かりました。
機械でも道具でも同じですが、1つしか知らないうちは、その1つを「こういうもの」だと思い込みます。
2つ目が、目を開かせてくれます。
軸④:無料と有料は、別物だと知っておく
そして、これが一番知られていない話です。
AIの無料版と有料版は、もはや別物です。
値段が違うだけで、中身は同じ。
そう思っている人が多いですが、違います。
多くのAIは、無料版と有料版で、動いている頭脳そのものが違います。
車でたとえるなら、同じ見た目で、エンジンが違う。
実は自分は、最初から課金版でした。
と言っても、意識が高かった話では、ありません。
軸②で書いた通り、社長が勝手に課金したんです。
自分は「無料でいい」と言いました。
でも社長は、「無料は使えないから」と、有料にしました。
当時の自分は、その意味が分かっていませんでした。
ただ、結果として、最初からAIの本当の実力に触れてしまった。
だから、最初の衝撃が、あれほど大きかった。
振り返ると、あれは、ただの幸運でした。
「AIを触ってみたけど、続かなかった」という人が、よくいます。
その原因の多くは、おそらく、無料だからです。
自分も、無料版から入っていたら、続かなかったかもしれません。
それくらい、違います。
だから、一番もったいないのは、こうです。
無料版だけ触って、「AIって、この程度か」と判断して、やめてしまうこと。
それは、試乗車だけ乗って、その車種のすべてを分かった気になるのに近いです。
もし軸①の困りごとが本物なら、どれか1つ、1か月だけ課金して試してみてください。
月に数千円です。
比較記事を何十本読むより、確実で、たぶん一番安い授業料です。
合わなければ、1か月でやめればいいだけです。
悩んでいた時間が、一番もったいなかった
最後に、1年前の自分に言いたいことを書きます。
どれを選んでも、失敗にはなりません。
なぜなら、AIへの頼み方、指示の出し方、間違いの見抜き方。
1つのAIで覚えたことは、別のAIに乗り換えても、全部そのまま使えるからです。
車の運転と同じで、車種が変わっても、運転技術は消えません。
だから、選び間違いを恐れて調べ続けるより、今日どれか1つ触った方が、確実に前に進みます。
困りごとを3つ書く。
無料で1つ触って慣れる。
2つ目で比べる。
本気になったら、1か月だけ課金してみる。
これだけです。
次回は、自分にとって最初のAIだった、ChatGPT編です。
この記事は『ひとり事業部のAI奮闘記』シリーズの一つです。町工場のひとり事業部が、AIを使って業務を変えていく日々を発信しています。
#AI #ChatGPT #Claude #Gemini #生成AI #AI初心者 #AI活用 #製造業 #中小企業 #ひとり事業部 #町工場 #DX #40代の挑戦 #note
