ブログ記事の量産から投稿までを完全自動化した夜 — Claude Code パイプライン【全コマンド+全コード公開】
副業でブログを始めようと決めて、3記事ほどで止まってしまった。そんな経験はないでしょうか。私の周りでも、よく聞く話です。
原因は、たいてい「やる気」ではなく「工程の多さ」にあります。ネタを考えて、構成を組んで、本文を書いて、推敲して、タイトルを練って、タグを付けて、ようやく投稿。1記事に数時間かかると、夜に1本書くのが精一杯で、量がいっこうに増えていきません。ふむ、これは気合いの問題ではなく、仕組みの問題だな、と。
そこで今回は、Claude Codeを相棒に、ネタ出しから本文・推敲・タイトル付け、そして自分が管理するWordPressブログへの投稿までを、夜のうちに自動で回すパイプラインを試しに組んでみました。テーマを書いたリストを置いて寝ると、朝にはブログに記事が並んでいる——そういう仕組みです。
先に大事なことを2つ書いておきます。ひとつ、この記事で投稿先に使うのは自分が管理するWordPressブログです。他社プラットフォームへの機械的な自動投稿は規約に触れることが多いので、この記事では扱いません。ふたつ、完全自動とはいえ、品質チェックを通らなかった記事は公開しない「品質ゲート」を必ず挟みます。AIの下書きをそのまま垂れ流すと、検索評価をかえって落としかねないからです。この2つを守れば、完全自動でも事故りにくくなります。
この記事で組み上げるパイプラインの全体像

組み上げるのは、次の6工程です。記事1本が「テーマ」から「公開」まで進む流れを、すべてClaude Codeのスラッシュコマンドと小さなスクリプトに分解します。
工程① ネタ出し(/blog-idea):テーマからネタとキーワードを5案出す。
工程② 構成(/blog-outline):ネタ1本を6章18見出しの構成に展開する
工程③ 本文ドラフト(/blog-draft):構成から本文を書き起こす
工程④ 推敲(/blog-polish):冗長を削り、トーンを整え、誇大表現を除く
工程⑤ 仕上げ(/blog-package):タイトル・メタ説明・スラッグ・タグを作る
工程⑥ 品質ゲート+投稿(quality_gate.py / post_wp.py):自動チェックを通った記事だけWordPressへ投稿する
そして、この6工程を1本のスクリプトでつなぎ、Windowsのタスクスケジューラで深夜に起動します。これで「テーマを入れて寝る → 朝には公開(または下書き)済み」が回り始めます。
前半(工程①)は単体でも十分に使える内容なので置いておきます。後半の工程②以降と、つなぎこみの全コード・夜間バッチ設定が、この記事の本体です。
使う前の前提と、ひとつの約束
動かす前に、環境と方針を確認しておきます。難しい準備はありません。
Claude Codeがインストール済みで、ターミナルから claude コマンドが使えること
Python 3.10 以上と requests ライブラリ(pip install requests)
投稿先の自分のWordPressブログと、後述する「アプリケーションパスワード」
方針はシンプルです。完全自動で回しますが、品質ゲートを必ず内蔵します。未確認の情報や誇大表現が残った記事は、自動的に弾いて公開しません。さらに、慣れるまでは投稿ステータスを「下書き(draft)」にしておき、自分の目で1回確認してから公開する運用を勧めます。完全自動の枠組みはそのままに、最後の一押しだけ自分の基準を残す、という考え方です。
この「品質ゲートを挟む」「最初はdraftで様子を見る」の2点が、完全自動を安全に運用するコツでした。なるほど、自動化で怖いのは速度ではなく、無チェックで量産してしまうことなんですよね。
工程①:ネタとキーワードを出す
最初の工程は、テーマからブログ記事のネタを複数出すコマンドです。これ単体でも「今週何を書こう」の手が止まったときに効きます。
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