みぎて ひだりて おばけ
今(2020年)から約20年前、僕がまだ高校生の時。
今思い返しても、本当に突然にだった。
おばけが見えた。
授業中、自分の席から廊下を眺めていた時、スーっと廊下を歩く白い女の人。
は!?なに?って思った。ああ、何かの見間違いか。と。
その日以来、変なことが起こり始めた。
家で寝ていると人生初の金縛り。
「これが金縛りか、すごいな」と能天気に金縛りの感覚を味わっていると、
お腹の上に女の人。
スーっと手が伸び布団がゆっくりめくられる。
首元から胸の下あたりまで布団がめくられた時、フッと金縛りが解けた。
翌日、友達に話しても「お前どんなけ欲求不満なの笑」「エロいことばっか考えとるでだわ」と相手にされず、んーーー夢だったのかもな。と自己解決。
その数日後の夜中、また金縛り。
上手く身体を動かせない中、思いっきり力を入れて目を開けると
銃を脇に抱えた無数の兵隊。僕に向かって行進してきます。
兵隊の行進が僕の身体に重なるほんの1メートル手前。
一瞬でシューーーっと圧縮され小さくなった兵隊たちが僕の耳の中へ次から次へと入っていきました。
「うわぁぁーーーーー」思わず発狂しました。
後から分かったことですが、この時期、元々持っていた自分の中の霊感が一気に目覚めたとのことでした。
しかも、その霊感の強さ、というか感度的な物が、そこらへんにいる「霊感がある人」と比べると桁違いに強かったそうです。
当時はとてもじゃないけれど対応できませんでした。
冷静に、本気で思いました。「僕の頭はイカれてしまった」と。
そんな事が10年以上も続くわけですが、色々な体験があり過ぎて書ききれませんので今回は置いておきます。ちなみに26歳の時に「あまりに霊感(オーラとかチャクラとも言われたことがあります)が強すぎるためヤバイ!とのことで陰陽師さんに霊感を封じてもらいました。マンガみたいな話ですが、本当なんです。そのおかげで、封じ込めてもらってから今に至るまでの5年間で、おかしな体験はほとんど無くなりました。
話を高校時代に戻します。
ある日の朝方の話です。
犬が老衰で今にも死にそうになっていました。
苦しそうに息をするだけで、ご飯も食べられない。立ち上がることも当然できません。
その姿を見た僕は、横たわっている犬のお腹あたりに右手をかざしました。
何を考えたのか、いや、何も考えてませんでした。
無心で右手をかざしました。なんとなーく自分の右手からほんわか温かい何かが出ている気がします。
30秒くらい無言で、無心で手をかざして、その場を立ち去りました。
しばらくして、まだ生きてるよなあ。大丈夫かなあ。と様子を見にいくと、
ゆっくり、ゆっくり、歩いていました。
え!?うそ?って思いましたが、ちょっと元気になったのかなーと嬉しい気持ちで学校へ登校しました。
その日の授業中、11時24分。今でも時間まで覚えています。
金縛りにあいました。でも今まで経験したものとは何か違う感覚で、全く怖くありません。なんだこれ、と思っていると僕の右手の手のひらにほんわか温かいナニかがフワっときて
「ありがとう」
確かに聞こえました。
え、なにが?ありがとう?なにこれ、、、、、、まさか、、死んだんか?
学校が終わり家に帰ると、犬は死んでしまい、既に火葬されていました。
火葬された時間が11時24分。びっくりでした。
その日から時間をかけてですが、なんとなく理解してきたことがあります。
あの日横たわっている犬に右手をかざした行為。あの全くの無意識の行為。
あれは、僕の気を犬に送ってたんだ。
それから数年後
親しい仲の知人が、突然頭痛を訴えてきました。尋常じゃない痛みのようで冷や汗と「うぅぅぅぅ」という唸り声。その部屋には僕と知人の2人しかいません。やべーどうしよう、救急車呼ぶか!?どうしよう!と軽くパニック。
そんな中フッと思いました。気を送ってみるか!?
僕の左手をその人の頭にかざしてみました。
左手に集中していると、「シュゥゥー」と何かが左手を伝って僕の身体の中に入ってきました。ん!?何か入ってきた!!!
その数秒後、その知人は「あれ?頭痛治った!」と。
自分で手をかざしておきながら、「うそだろ!!」と思いました。でもその知人は本当に元気になってます。
えーーーー自分ってすごい!!と思った瞬間。
「ズキッ!!!ズキッッ!!!!!」
頭が割れそうに痛い!!!ヤバイ!頭痛い!!!!と言ってそのまま数分気絶しました。目を覚ますと知人は大慌てでしたが、僕もその後なんとか回復しました。
後から知ったことですが、
「右手」は気を与え
「左手」は気を吸い取る そうです。
(僕の場合はだそうですが)
この事を知った時はなるほどなーだからあの時、頭が痛くなったのか、と納得。他にも急性アルコール中毒の人に左手をかざしてえらいことになったこともあったし、その他の自分の体験も色々と納得。
今回のおばけの話しや気の話しもそうですし、その他の体験についてもあまり人には話してきませんでした。「あいつ、頭やべーな」と思われると思っていたので。でも最近になってようやく、おばけとか霊感とか気とかの話しになった時は少し自分の話しをするようになりました。
こういったことを普通に、自然に受け入れてくれる、聞いてくれる、面白がってくれる、興味を持ってくれる。僕にも家族ができたからです。
今では、自分の子供達が怪我をすると、嫁が「パパに治してもらいな」と。子供たちの怪我に右手を当てて「痛くなくなった!ありがとう」と。嫁も「ここが痛いから手当ててー」と言ってくることもあります。嫁の足がむくんだりした時には左手と右手をバランスよく使いマッサージをする時もあります。嫁は「この手本当にすごいね!さすが!」と言ってくれます。
身近にいる人が、自然に受け入れてくれて、しかも喜んでくれる。それがとっても嬉しいのです。
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