バイト18個経験した私が選ぶ、人生で一番役立ったバイト|スーパーの鮮魚部門🐟
こんにちは。双子のトコトコ(姉、京大卒)です。
私は今まで18個のバイトを経験してきたのですが、「どのバイトが一番役立った?」と聞かれたら、迷わずスーパーの鮮魚部門と答えます。
今回は、知られざる鮮魚部門の世界へご招待します。

バイト18個のウラ事情
「バイト18個ってどういうこと?」と疑問に思われた方もいると思うので、軽く説明を。
私は大学時代からさまざまなバイトを経験しています。フリーランスになった今もあらゆる方面からお声がかかり、事業と並行してバイトをしていたりします。
<バイトの例>
フィジカル系
山仕事、農業、庭仕事、スーパー鮮魚部
サービス系
居酒屋、レストラン、喫茶店、結婚式場、イベントスタッフ、ゲストハウス、古道具屋など
クリエイティブ系
ライター、撮影モデル、WEBデザインなど
同時に18個やっているわけではなく、たいていのバイトは半年以内に辞めています。
なぜか。店主が几帳面すぎて合わなかったり(喫茶店)、女の争いについていけなかったり(結婚式場)、店長と喧嘩別れしたり(古道具屋)など。色んな理由でやめています。
短期離職して申し訳なく思っていますが、雇われ側からしたら、合わない職場にいるのは、双方の時間の無駄だと考えています。
仕事はクルクル回した方が、雇用市場も活性化していいのでは。
とはいえ、10年の付き合いになるバイト先もあるので、合うところは合うのだと思います。
私の18個バイトの経験から言えるのは、一番大事なのは人間関係。個性を受け入れてくれるバイト先は続く傾向にあります(by個性の塊トコトコ)。
鮮魚部門で働くことになった経緯
ここから鮮魚部門の話です。
2020年。私が休学した年。そしてCOVID19が猛威を振い始めた年。
当時のバイト先の飲食店2つが休業に追い込まれ、バイトのシフトがなくなりました。
もう少し稼ぎたいと思っていたところ、茶道の先生がバイト募集の折り込みチラシを見せてくれました。
実家が飲食店をやっているので食べ物に興味があり、関西圏のローカルスーパーの募集に目が止まります。
物は試しと面接を申し込み、「体力自慢です」「臭くても大丈夫です」という受け答えの後、鮮魚部門に配属されました。
配属された後に、鮮魚部門は匂いがきついので希望者が少ないということを知りました。

鮮魚部門の仕事内容
パック詰め
まず初めに、鮮魚部門でバイトするからと言って、魚を捌くわけではないということをお伝えします。
私がいたところは、正社員、派遣社員、パートの方が捌いていました。それぞれ新入社員で鮮魚部配属、前職が漁港、実家が魚屋さんなど経験豊富な方ばかり。
では私は何をするのかというと、主に処理された魚のパック詰めです。
パックにドリップ防止のシートを引き、魚を乗せ、機械もしくは手でフィルムを巻いていきます。
そして値札シールを貼って店頭に並べます。

寿司作り
出勤して魚のパック詰めが一通り終わると、今度は寿司作りに入ります。
業者から届いた小分けされたシャリの上に、黙々とネタを載せていきます。そしてそのまま寿司パックの上に載せます。
そう、このお寿司は握りません。握り寿司ではなく、載せ寿司です。
派遣社員の方は寿司の早い作り方として、シャリをローラーのように次々と何個も握り締め、パックの上に落とすという方法を編み出していました(文字だけでは伝わりにくい)。寿司職人に怒られそう。
このシャリはキンキンに冷やされていたのですが、私は人肌のシャリが好きです。
売り場の管理
売り場は何もしていないと荒れます。新鮮なものを選ぼうと、お客さんが好きなように動かすからです。
カオスが増大する前に私が赴き、元にあった位置に戻します。そして空いたスペースに新しいパックを補充します。
また、売り場で大事な仕事が値札シール貼り。お客さんから一番尊ばれる仕事かもしれません。値引きシールを貼っていくと、明らかにお客さんの購入意欲が向上します。
半額シールを貼っても売れ残ったものは、焼き魚や煮魚にされ、加熱により延命されます。加工された魚が安い理由の裏側です。

鮮魚部門で働くメリット
魚の名前や調理法を覚えられる
いろんな魚と対面できるので、自然と魚の知識がつきます。
これは生涯ずっと役立つ知識です。これが鮮魚部門が一番役立ったバイトである所以です。
一人暮らしを始めた当初、2年くらい魚を買っていませんでした。
なぜなら魚の種類も調理方法も知らなかったから。実家の居酒屋には毎日魚が届けられていたのに、世間知らずにも程がある…。
さて、鮮魚部門で魚の知識がないことに気づいたので、「この魚は何ですか?」と何度も何度も聞きました。
初めてアジとイワシ、アサリとしじみの違いを知りました。
魚を安く買える
鮮魚部門の特権は、魚を安く買えること!
店頭価格よりも安く値段をつけて、自分たち用の魚を確保していました(他のお店でもこれをやっているのかは謎です)。
正直実家では焼き魚や煮付けがあまり好きではありませんでしたが、自分でパック詰めした魚には自然と愛着が沸きます。
家で料理して味を確かめるのが楽しくて、魚を買う機会が増えました。鮭しか知らなかった私が嘘みたいです(誰か嘘だといって)。

社会の縮図を体験できる
大学生あるあるのバイト、飲食店や塾講師をしていると同年代の同僚が多いと思います。
一方、スーパーは従業員の年齢やバックグラウンドが多様です。そのため人間観察が面白かったです。
惣菜部は愛想のいいおばちゃん集団、総務部は性格きついおばさんがいる、生肉部門と青果部門はおとなしい人多め、など。
鮮魚部門はイキのいい青年が率いていたので賑やかで、毎日楽しく仕事をしていました。
魚が可愛い
ブリューゲルのこちらの絵はご存じでしょうか?

ベルギー奇想の系譜展という展覧会で知ったのですが、めっちゃ可愛くないですか、この魚。このヌメっとした質感がたまらない。ぬいぐるみにして抱きしめたい。
私は昔から魚モチーフが好きなので、細々と収集しています。
そんな私が魚に囲まれたら、毎日パラダイスです。「可愛い」といいながらパック詰めしていました。


天然物だからこそ出せる自然なカーブがいいんですよね。
鮮魚部門で働くデメリット
さて、ここからは鮮魚部門のデメリットです。
生臭い
魚の近くで働くので、当然生臭いです。
服にも髪の毛にもベッタリと魚の匂いがつくので、バイトの後にデートに行くのはやめた方が良さそうです。
私は感覚過敏気味で匂いに敏感なのですが、魚の匂いはそこまで気になりませんでした。だって食べ物だし。
体へのダメージが大きい
魚は温度が高いとダメになってしまうので、常に冷水と氷に囲まれることになります。
魚を取るために、冷蔵庫や冷凍庫の中にも入っていかないといけません。
「冷えは万病のもと」というくらいなので、寒さに弱い人はやめておいた方が良いでしょう。私は冷え性なので冬は地獄でした。
さらに、ゴム手袋を常につけているせいで、手湿疹ができました。
かといって外して作業するわけにはいかないので、薬を塗って凌いでいましたが、あれは体からのサインだったのかも。
まとめ
魚を気兼ねなく買えるようになったのは、間違いなく鮮魚部門のおかげです。魚が料理できるとQOL上がりますよ。
数あるバイトの中でも特におすすめなので、冷え性じゃなかったら試す価値ありです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも双子をよろしくお願いいたします🐟
(この記事は執筆トコトコでお送りしました)
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