見出し画像

ササミの竜田揚げ|まとわせるだけで変わる

ササミは、
少し物足りないと思われがち。

でも、
揚げると印象が変わる。

火も通りやすい。

思っているより、
気軽に作れる。

うちでは昔から、
母がよく作っていた。

味付けは、
塩とこしょうだけ。

シンプルだから、
飽きなかった。

今でも、
ときどき食べたくなる味。

ササミの筋を取る。

包丁の背でもいい。

フォークでもいい。

使いやすい方でいい。

昔は、
筋を取るのが苦手だった。

でも、
コツがわかると、
少し気が楽になる。

一口大に切る。

大きすぎない。

衣とササミが、
ひと口の中でちょうど重なるくらい。

塩。

こしょう。

少し置く。

長く漬け込まない。

肉に軽く味が入れば、
それでいい。

片栗粉だけ。

青のり。

白ごま。

衣を少し変えるだけ。

同じササミなのに、
食べたときの印象が変わる。

だから、
いつも少し多めに作る。

今日はどれにしよう。

そんなふうに選びながら食べると、
気づけば手が伸びている。

片栗粉に、
青のりを混ぜる。

白ごまを混ぜる。

厚くつけない。

薄くまとわせるくらい。

塩こしょうだけは、
すっきりと。

青のりは、
ほんのり磯の香り。

ごまは、
香ばしさが少し加わる。

どれも、
主張しすぎない。

少し違う。

そのくらいがいい。

170〜180℃の油へ入れる。

ジュワッと音がする。

細かな泡が、
衣を包む。

泡が少しずつ小さくなる。

ササミは、
火が通りやすい。

だから、
揚げすぎない。

真っ白な片栗粉が、
うっすらときつね色を帯びたら取り出す。

箸で持ち上げると、
衣が乾いていく、
軽い手応えが伝わる。

プレーン。

青のり。

ごま。

少しずつ違う。

でも全部、
ササミ。

選びながら食べるのが楽しい。

味付けは、
変えていない。

まとわせるものを、
少し変えただけ。

大きく変えなくても、
食卓は少し楽しくなる。

ササミの竜田揚げは、
味を増やす料理じゃない。

少し違うを、
まとわせる料理。

ササミの竜田揚げ

【材料】2〜3人分

・ササミ 6本
・塩 小さじ1/2弱
・こしょう 少し
・片栗粉 適量
・青のり 大さじ1/2〜1
・白ごま 大さじ1/2〜1
・揚げ油

【作り方】

① ササミは筋を取り、食べやすい一口大に切る。

② 塩、こしょうをして10〜15分ほど置く。

③ 片栗粉だけ・片栗粉と青のり・片栗粉と白ごまの3種類の衣を用意する。

④ ササミに衣を薄くまぶし、余分な粉をはたく。

⑤ 170〜180℃の油で2〜3分揚げる。

⑥ 衣がうっすら色づき、中心まで火が通ったら取り出して油を切る。

【メモ】

※ササミは火を通しすぎるとパサつきやすいので、揚げすぎないようにします。

※衣は余分な粉をはたき、薄くまとわせると、軽い食感に仕上がります。

※厚みがある部分は開くか切り分けると、火が均一に入ります。

※厚みがあるものは少し長めに揚げ、中心に赤みが残っていないか確認します。

※青のりは焦げやすいので、色づきすぎる前に取り出します。

※中心までしっかり火が通っていることを確認してから食べます。

※お弁当にもおすすめです。

いいなと思ったら応援しよう!