【第1章 #3】宇宙の最小単位「プランク長」は、デジタル世界のドット(画素)
私たちの目の前に広がる世界は、
どこまでも滑らかで、連続しているように見えます。
空の青いグラデーション、
肌の質感、
水の流れ…
どこまでズームしても、その「滑らかさ」は無限に続くように思えるかもしれません。
しかし、現代物理学は
その直感を真っ向から否定しています。
この宇宙には、それ以上は絶対に分割できない「最小の長さ」が存在します。
その名を「プランク長(ちょう)」と呼びます。
数値にすると、
1.6 × 10マイナス35乗メートル。
想像を絶するほど微小な数字ですが、
重要なのはその「値」ではなく、
「この世には最小単位がある」という事実そのものです。
もし、この世界がアナログで実体のある現実なら、物質はどこまでも無限に細かく分割できるはずです。
しかし、実際には「これ以上は無理」という限界点が存在する。
これは、高精細な4Kテレビの画面に近づきすぎると、最後には色とりどりの小さな「ドット(画素)」に行き着くのと、全く同じ構造です。
そこで今回は、宇宙の「解像度」の限界から、この世界のデジタル的な正体を暴いていきます。
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