吉備中央町フッ素化合物汚染問題における、記録・主張の行き違い

岡山県吉備中央町の水道水を汚染したフッ素化合物(PFOA)問題


水道水を飲み水として使えないという日本における生命活動・社会活動が脅かされた事件だ。
汚染源となった地元企業(満栄工業)の記録から汚染過程が読み取れる。

記事が長くてよく分からないね。

汚染は2003年のようだ


要約する。
地元企業は活性炭再生工場。つまり各地の工場等に配置された活性炭により取り除かれた汚染物質がこの場所に集まる構図がある。

これには問題はない。活性炭を再利用するエコロジーな循環だ。そしてこの循環には国が工場等で使用を認めている物質を活性炭を使って取り除き、この工場で使用済み活性炭を復活させて再び活用すると言った、法的根拠のもとで行われる公正な循環であり産業のようだ。

地元企業満栄工業に残る物質の流れをここに書いておくと、ダイキン→大阪ガスケミカル→満栄工業となる。

問題となった使用済み活性炭の出元は再生工場の記録を追うと、ダイキン。ダイキンと言えば「エアコン?」と考える人も多いかもしれないが、ダイキンは家庭用エアコンだけでは無く、工場等の空調全般や、簡単に言えば空気や水などを流す技術、それらをキレイにする高い技術を活かした企業だ。

話を進めると、ダイキンの工場から排出された物質を活性炭が濾過し、その物質を除去して再び活性炭を活用する過程で、大阪ガスケミカルという企業が橋渡しをして、汚染源となった地元企業に持ち込まれた。これは一般的な工程であり、地元企業満栄工業の記録によるもの。

しかし2003年、ある問題が起きていた。ダイキンから持ち込まれていた活性炭の中に、この地元企業では処理できない粒径の活性炭が15%含まれていた。

ここでフッ素化合物処理において停滞が発生している。この地元企業の記録にはこれを処理した記録が無い。

この記録はこの地元企業が発表している。警察の捜査などで明るみになったことではなく、地元企業自らが発表していることには留意したい。
仲介した大阪ガスケミカルの記録にもこの地元企業に持ち込んだ記録が残っている。

問題はこの次だ。

ダイキンにはこの記録が無い。処理は再生ではなく、焼却。


ダイキンは当フッ素化合物処理に使用した活性炭の処理は2004年からで、全て委託先で焼却しているということだ。

地元企業満栄工業と仲介したという大阪ガスケミカルの記録は一致している。問題の年は2003年。
しかしその記録の中での依頼元であるダイキンは問題となった活性炭の処理は焼却であり、2004年以降。
処理方法も処理工程も違っている。

記事を書いた記者はダイキンに質問している。問題のフッ素化合物処理のための活性炭以外でも、フッ素化合物が付着した活性炭があり、ダイキンが調査した活性炭以外が問題となる可能性はないのか。つまり調査のターゲットが違っていないか。

記事はだいたいそこで終わり。
地元企業満栄工業は資金を出して水源の回復に取り組んでいるが、資金が足りなくなる。そして他のこの事件・事故に関わったであろう企業にも手伝ってもらいたいと考えている。

僕個人的にはダイキンの調査担当者さんがピックアップした資料が間違っているだけだと思う。
処理にはお金がかかるから、経理の面からも記録をつけてないということは無い。2003年と2004年という明確な齟齬があるのだから、2003年の資金の流れを追えば辻褄が合う記録が出てくるのではないかな。もしかしたら当該物質(ここでは活性炭)の呼び名が違っている可能性もある。

いずれ辻褄が合うとは思う。

この問題、テレビの中で(すんません。僕はテレビをほとんど見てませんが)キャベツや米の高騰よりも扱いが低いと思う。
水は大切だよ。降雨の問題も含めて。日本の雨不足は去年の今頃(2025年4月)には問題になってた。テレビ報道は6月で「梅雨に雨が降らない」という報道トリガーから。
現在(2025年4月)の少雨は去年の11月下旬には問題になっていたかが、米の豊作、価格下落しない問題等でテレビでは全く報道されていなかった。今年1月には深刻だったが、それでもテレビからは露見されないまま。

やはり民法テレビはあくまで企業の広告媒体でしか無い。もっと地球温暖化に担を発していると思われる、ヒマラヤ山脈の少雪・消雪問題を取り上げてもらいたい。ヒマラヤ山脈南壁は太陽光を浴びやすく、その上昇気流が日本への湿った風、つまり雨を生むのだから。

日本の水問題は深刻。


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