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2026年05月30日の近況報告 聖戦という劇薬

画像は「木花薫」さんのフォトギャラリーを使用しています。

「神は常に正しい。神が間違いを犯すなんて決してあり得ない。そして正しい神が敗北する事などというバカな話なんてあるわけがない。最後には必ず神は勝つ」
 もし「戦いに勝つ」ためにお互いにドーピングとして「神」を使ったら最後、最後の信徒が息絶えるまで絶滅戦争は続くことになる。
 何せ「常に正しい神が敗れる」ことなど絶対にないからだ。


 この「戦いに神を持ち出してドーピングする行為」は昔から行われてきた。日本だって天皇陛下を神とあがめて神輿に担ぎ上げ「大日本帝国のために! 天皇陛下のために!」って言って戦争してたからね。

 幸い、と言っていいのだろうか? 日本は「天皇陛下が神そのもの」だったがために「私は神様ではありません、人間です」と人間宣言する事で神輿から降りる事が出来た。
 これは大いなる幸運だと言っていい。キリスト教やイスラム教にはこの「ブレーキ」が無いんだよな。


 キリスト教やイスラム教組織のトップは「指導者」や「予言者」であって「神そのもの」ではない。
 だからいくら指導者や予言者を殺そうが「神を傷つける」事はもちろん、ましてや「殺す」事も出来ない。人間の手では神は傷つけようがないから、何をしても神は無傷なのだ。
 そのため神は人間の手では汚しようが無く、永遠に無傷で滅する事が出来ないとなるわけだ。だから「予言者」や「指導者」ってのはよく考えられたシステムだよ。


 人間は昔から宗教戦争で神の栄光のために数えきれない位殺し合いをやって来たし、現在も継続中だ。
 そして今後も未来永劫戦い続け、人類が最後の1人になるその日まで殺し合いを続けるはずだ。
「神は常に正しい。神が間違いを犯すなんて決してあり得ない。そして正しい神が敗北する事などというバカな話なんてあるわけがない。最後には必ず神は勝つ」と言いながら。


 俺みたいな日本人、正確には「神道影響下の地域」の住人からするとお互いに「相手の神はニセモノだ!」って言い合って殺し合いするのはガチで分かんないんだけど。
 そうやって「他人の信仰を平気で踏みにじる神」が全知全能の完全完璧で絶対な存在である。とは到底思えないのだが……。
 聖書は世界で一番刷られた本だが、それだけ神の福音を説いても人間は戦いを辞める事が出来ないらしい。


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