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監事経験者座談会を開催しました!

「監事って、実際なにをしているの?」
「監事同士でも他の監事がなにしてるか気になる」

先日のAfC総会でそんな声があがったことから実現したこの企画、
さっそくメンバー内で盛り上がって座談会を実施することにしました!

今回は、監事経験のある3名――Hさん(事業会社・内部監査)Iさん(監査法人勤務)Oさん(独立)――に集まっていただき、「監事のリアル」を語ってもらいました。


1.監事になったきっかけは「ご縁」だった

最初のテーマは「どうやって監事になったのか」。

Hさんは、AfCのつながりで複数のNPOを紹介され、その中の一つに監事として就任しました。

Iさんは、NPOの監事をしていた会計士仲間から紹介されて初めての監事を経験。その後も、かつて関わった団体や、友人が立ち上げた団体など、縁が縁を呼ぶ形で、現在複数の団体の監事をしています。

Oさんは、会計プロボノを複数やっていたところ、いくつかの団体から声がかかり監事に就任。一般社団・一般財団も含めて4団体の監事を務めています。

共通していたのは、3人とも「自分から手を挙げた」というより
誰かに求められて引き受けたということでした。


2.実際、監事はなにをしているのか?

監事の役割は大きく2つ――業務監査会計監査
ただ、3人の話を聞くと、関わり方はかなり幅広いものでした。

○ Hさん:初年度は会計監査を徹底、その後は業務面の伴走も

初年度は、売上の主要勘定科目について仕訳を母集団化し、サンプリングして根拠資料を確認するなど、ほぼ監査法人レベルの手続を一人で実施。
2年目は会計監査の範囲を絞り、代わりに予算づくりや資金繰りなど業務面の相談に深く入り始めているとのこと。

○ Iさん:距離感を保ちつつ、理事会の機能を見極める

Iさんは、理事会の議事録や理事の役割分担を丁寧に確認し、
「理事が職務を適切に果たしているか」をチェック。
理事交代といったイベント発生時には密にコミュニケーションを取り、
団体の方向性とガバナンスが一致しているかを見ています。

○ Oさん:立ち上げ期の団体で、数字を作るところから支援

Oさんが関わる団体は立ち上げ期が多く、「決算が閉められていない」ところから始めるケースも。
請求書、現預金、未払金を1本ずつ確認し、freee等の導入や勘定科目の設計にも関わるなど、内部まで入り込んでいるのが特徴でした。


3.NPO監事の難しさ

3人が口をそろえて語ったのが、「どこまで踏み込むか」の難しさ。

  • 事業戦略やサービスの料金設定など、専門外の相談も多い

  • 「やった方がいい」ことは山ほどあるが、団体のリソースとは常にギャップがある

  • 監査法人勤務・独立・事業会社、それぞれの事情で監事報酬は有償/無償どちらが望ましいかの判断にも悩ましさがある

そして、監事報酬対価についてはっきりと見解が分かれたのが印象的でした。
Oさんは監事は責任を取ることを考えるとプロボノとは一線を介して基本は有償。
Iさんは監査法人勤務で独立性を保持するために無償で受けるとの方針。
Hさんも、無償だからこそ精一杯できるとの考えから、無償で受けているとのことでした。


4.「やっていて良かった」瞬間

印象的だったのは、Hさんのこんなエピソード。

理事会で代表が複数団体を兼務する話が出た際、Hさんが
「利益相反の観点から整理したほうがいいかもしれません」
と指摘したところ、それを機に議論が一気に深まり、
理事や事務局からの相談が増えたとのこと。

「会計士だから気づける論点がある」
その実感を得た瞬間だったと話します。

Iさんは、誤字や計算違いの修正といった会計士の基本動作を
徹底し財務諸表をきれいにするだけでも
団体の信頼性が大きく上がると語りました。

Oさんは、決算が閉められなかった団体が
一緒に数字を作り上げて形になったときの喜びを語っていました。


5.おわりに:監事をやってみたい人へ

今回の座談会は、監事をやったことのない人だけでなく、
監事経験者同士も他の事例を知ることができる、貴重な機会となりました。

参加者からは
「内部監査や監事のイメージがぼんやりしていたけれど、
今日の話で一気に解像度が上がりました」
「他の経験者の話も聞きたい。第2弾もぜひ!」
といった、嬉しい感想も。

もし「いつか監事をやってみたい」「社会貢献してみたい」
と思っているなら、
AfCというコミュニティは、その一歩を踏み出すには最適な場になれるかもしれません。
経験者に相談でき、困ったときは支えてくれる仲間がいます!

あなたの専門性が、どこかの団体の力になる日がきっと来ます。

ぜひ、AfCで一緒にその一歩を踏み出してみませんか?

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