関西弁でよむ法華経|授記品
そのとき、お釈迦さまは摩訶迦葉(まかかしょう)に言わはった。
「あんたは未来に仏になるんや。
名は光明如来(こうみょうにょらい)や。
国は光徳(こうとく)ちゅうて、きれいにととのった立派な国やで」
また須菩提(しゅぼだい)にも言わはった。
「あんたも未来に仏になるんや。
名は名相如来(みょうそうにょらい)、
国は宝生(ほうしょう)いうて、よう整ったええ国や」
迦旃延(かせんねん)にも言わはった。
「あんたも仏になれるで。
名は閻浮那提金光如来(えんぶなだいこんこうにょらい)や」
さらに大目犍連(だいもくけんれん)にも言わはった。
「あんたも、仏になるんやで。
名は多摩羅跋栴檀香如来(たまらばっせんだんこうにょらい)。
国の名は意楽(いらく)っちゅうんや」
そのとき、この四人の大弟子らは、
お釈迦さまが授記をしてくれはったことに大よろこびして、
心から合掌して仏を仰いだんや。
(授記品・了)
