1月31日の香り~哲学のアコード、不思議な反発から~366の感性と偶然
1月31日 グリーンシプレーとガーデニア
不思議なちょっとした反発
グリーンシプレーベース(調合香料)とガーデニア(和名・クチナシ)の組み合わせ。
今回はガーデニアをメインにしてグリーンシプレーのアレンジを加えるイメージで7:3の配合。濃度もグリーンシプレーはかなり抑えた。
メインにしたガーデニアの特に甘い香りがトップノートから顕著で世界はガーデニアである。
合わせたグリーンシプレーのベースは、パウダリックさもあり重厚感もあるもの、あえて今日は引き立て役としての配合だった。
匂い立ちの点からいえば強さ×強さであったけれど、プラスとプラスの磁力が出会った時のように、”不思議な””ちょっとした”反発が生じたようで、それが功を奏して、結果、落ち着いたまとまり。
その中に漂うガーデニアの魅力的な甘さ。
これまで、グリーンシプレーベースは、メインとして処方を組むことが多かったけれど、「引き立て役に徹する」ことを託して、新たな魅力や効果をひき出せたようだ。
ソフィスティケーテッド(sophisticated)
この役割はまさに、ガーデニアを洗練する(ためにあった。
それで”sophisticated”の語源を調べてみるとラテン語の”sophisticare(ソフィスティカレ)”とあり、これには”だます””難癖をつける”などの意味があった。
さらに、sophisticareは、ギリシャ語の”sophistēs(ソフィステス)”に由来。”sophistēs”は「哲学者」「(弁論術などを教えた)知識人」などの意味で古代アテネの弁術家や政治家をそう呼んだという。ソフィスティケーテッドはこのソフィティスつまり哲学者や知識人によって洗練されていく、垢ぬけていくということ、という解釈がスムーズだと思う。
ソフィティカレはプラトンが言ったように、政治家や学者には詭弁家も珍しくなかったから、そんな風に転じたのかもしれない。
ただ、暖かい導きだけでなく、難癖をつけられて成長できることもある。
ポジティブでもネガティブでも自分を成長させてくれる研ぎ澄ましてくれるものと思いたい。
新しい自分との出会い
今日はガーデニアにとっては、成長、変身のアコードでありグリーンシプレーベースにとっては「こんなこともできる」という新しいタレントの発見もあった。
ちょっと緊張しながら出会った両者は、出会うことで新しい自分を見つけたのだ。
反発の後で、意味のある対話が生まれたと想像する。
蛇足だけれど、誤解を恐れず、大胆不敵に言うと、このアコードはガーデニアの有名香水を思わせる。
香り、思い、呼吸
1月31日がお誕生日の方、記念日の方、おめでとうございます。
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