見出し画像

帰省が旅に変わってきた

戻ってきたというよりも、旅してきたみたいな帰省でした。

前回の帰省から期間が空いているという理由が、この気持ちの大きな割合を占めていると思います。悪い意味ではなくて、おそらく僕が自分の世界に閉じこもっていたせいもあるのだと考えます。

地元の友達と、地元の家族と会って、地元の世界はこうなっているんだ、自分の世界から見て、また別の世界を見ているような感覚になったのです。
上から見下しているわけではなくて、どこかで繋がっているはずの世界が、いつもと違う目線で見てみると、また違う世界に見えたりするみたいな感覚です。

もっと旅に出たいという気持ちにもなりました。
本だけではなくて、人と交流して、地を踏みしめて、文化を学ぶ。
そういうことで、また自分の表現に繋げていく。
全てを理解したり、全てを見たり、全てに繋げていくことはできないけれど、少しでも深く、少しでも遠く、少しでも広く、物事を考えることができるようにするために、旅というものがあるのではないかと思います。

けれど、今読んでいる小川哲さんの『地図と拳』に出てくる登場人物たちのように、迫害を地元から受けているわけではないし、時代や環境も違うので、地元は今でもやっぱり帰ってくる場所に変わりはないです。
だからこそ今いる環境が、自分にとって勇敢ゆえの行為なのか、それとも臆病ゆえの行為なのか。
それを問うた時に、勇敢であれと自分に言い聞かせながら、日々を過ごしたいと思いました。

いいなと思ったら応援しよう!