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coooooom7
夢みる収集癖
「読みたい本リスト」「行きたい場所リスト」「後で見るリスト」「観たい映画・ドラマリスト」「やりたいことリスト」こんなリストを作ることが好きです。またPintrestというアプリを使って、ファッションスナップやデザインアイデア、インテリアを後から見返して参考にできるように大量に保存しています。
僕は、収集することが好きです。
この収集癖について人生を振り返ってみると、ポケモンの指人形に始まり、ムシキングのカード、プロ野球カード、ワンピースの技一覧表など、歳を重ねる度に変化をし、今に至ることがわかります。つまり、本能で収集しているのだと思うのです。
しかし同時にこれまで収集していた総時間を、他のことに費やしていたら今頃僕は、と嘆く自分もいます。この時間を野球の練習に費やしていれば、この時間を小説を書くことに費やしていれば、今頃は夢が叶っていたかもしれない。でもやめられない収集をした夜に、ぼんやりと罪を犯したような気持ちで眠りにつきます。大抵そんな日は悪夢を見るのです。
でも、収集を止めることも簡単にできないし、収集を悔いても仕方がないし、そもそも収集やその時間に価値を見出さなくてもいいのではないのかと思います。ただ楽しく収集すればいいのです。
けれど、収集することに仄かに漂うのは、夢や現実逃避といった空気です。ケーキ屋さんを通り過ぎたような甘い空気、もしくはデパートの化粧品売り場のような空気に浸っているような感覚です。ケーキ屋さんも化粧品屋さんもそこに行けば夢が叶うわけではないけど、夢見心地になれる場所です。
そんな夢見る収集時間を意識しつつも、夢を手に入れられる時間へと変化させることができたらいいなと、星にでも願います。
