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designmemo
説明書は読まない
製品の説明書を読まずに操作をしたり、ものを作ったりするタイプの人間です。
家庭用ゲームも同じで、とりあえずやってみる。
やってみてダメだったら、ちょっと覗いてまたやってみる。
だから、失敗することもある。
説明書を読んだ方が早く組み立てられた本棚もあるし、壊れずに済んだ家電もあるでしょう。
もっと早くクリアできたゲームもあると思います。
それでも説明書はあまり読みません。
ただし、僕は人に対しては説明書が欲しくなってしまいます。
西野カナさんの『トリセツ』が流行った時期がありました。
ちょうど学生の頃で、女の子はこんなこと考えているんだと思ったり、こうしてあげたら喜ぶのかななんて考えていました。
説明書通りに人間関係も運べたら、失敗せずに済むだろうなと考えたものです。
けれど人間関係において説明書はありません。
家具を組み立てる時、説明書があっても理解できないこともあります。説明書通りにしても失敗することもあります。
人間関係にも説明書があったらどうでしょうか?
こんなにもその人のことを強く想ったり、もがいたり、あるいは残念がったり、夜も眠れなくなったり、エトセトラ。
僕たちは説明書のない人生を歩いているのだと思います。
日々心を動かして前に進むしかないのだと思うのです。
目の前で電気ケトルがお湯を沸かしています。
この子の説明書など一切読んだことはないですが、今日もちゃんとお湯を沸かしてくれます。
