仮住まい中に現場見学が3回。何をチェックし、何を決めたかー60代夫婦 築20年越え自宅マンション リノベの顛末 Vol.16
これは、築20年超えの自宅マンションを、60代の夫婦が スケルトンリフォームでリノベした記録です。
今回は、現場見学のお話です。
不便はあれども、それなりに楽しんでいた仮住まい暮らし。
その最中こそ、実は工事の本番です。壁や床を壊してみて、初めて変更をしなければならないこともいくつかありました。
それは、3回の現場見学の中で、営業の担当者を通じ、現場監督さんともお会いして確認して進めていきました。
現場見学の記録——3回の訪問
仮住まい生活の間、工事中の自宅への現場見学に3回行きました。
1回目——スケルトン状態の家 古いマンションの健康診断
壁も床も天井もすべて取り払われた、外枠だけの状態の家を初めて見ました。90平米あっても、壁がないと意外と狭く感じるものです。
でも躯体の壁はとてもきれいでした。染みひとつなく、建築当時の大工さんが残した鉛筆の跡がそのまま残っていて、20年以上経っているのに傷んでいない。長く住んだマンションがきれいで、こんなにしっかりした状態だとわかって、とても安心しました。
コンクリートの床を見て、直床と二重床の構造を初めて目で理解しました。「ここに段差があって、この部分は高さを出して貼る床なんだ」と。
家を買うときには知らなかった内側の構造が見えた、貴重な機会でした。
ダクトの通し方なども担当者から説明してもらい、床を上げたり、不具合を直したりする工事が不要なことも確認できました。
安心してこの後の工事を任せられると感じました。

2回目——骨組みができた状態 仕切り壁の中ってこんななんだ
部屋を仕切るための骨組みができていました。
散々悩んで決めた間取りが、実際に形になっていく。本当に図面通りにできていく。3Dになっていくのだなあと、当たりまえなのですが、感心しました。
この回ではスイッチとコンセントの位置を確認しました。
変えたい場所がいくつかありましたが、電気工事の変更は大がかりになるとのことで断念。多めにコンセントをつけておいたので、大丈夫なのですが、
電気配線の確認がこんなに早い段階で行われること、後から増やすのは大変だということも、このとき初めて知りました。
リフォームを検討されている方には、コンセントの位置は、机はPCを置く場所などもよく考えて、早めに真剣に考えておくことを強くおすすめしたいです。
夫が気にしていた天井の形状や梁の出方なども担当者と確認しました。リビングの入り口に梁があるのが気にならないか、など、こちらが気が付かないところも、指摘してくれたので、確認・納得してGOサインが出せました。

3回目——壁紙・仕上げの確認 ボードや補強も万全
キッチンとお風呂はすでに設置されていました(養生で覆われていましたが)。
床も貼られていて、養生越しに確認すると、見本より少し白っぽく見えます。「広い面積になると白っぽく見えますよ」とは事前に聞いていたのですが、やはりそうなのだな、と。
着工前にキッチンの天井だけ色を変えたいと思っていましたが、施工の都合で断念。天井は白一色に。
トイレのアクセントクロスも、清潔感が損なわれるかもと思ってやめました。
クローゼット・建具・トイレ・洗面所はまだ未設置でしたが、全体の雰囲気はわかりました。
通路の広さや、キッチンとカウンターの幅など、老後の暮らしも考えて考えたことが、本当にそのまま形になっています。
「完成まであと少し」という実感が、じんわりと湧いてきました。

次は、完成した家に会いに行く
次に現場に行くのは6月1日。その日には、完成した家が見られるそうです。
行くたびに安心が積み重なって、楽しみになっていく。4か月というのは、あっという間といえばあっという間でした。
スケルトンになった家を見た日から、骨組みができて、設備が入って、床が貼られて——同じ空間がこんなにも変わっていくのを目の当たりにして、リフォームはものを直すだけでなく、これから暮らす家の誕生を見届ける体験なのだと思いました。
今日はここまで。
▶次は、いよいよ「新しい家で暮らす ― 完成した部屋で、私たちはどう変わったか」に続きます
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