【Taipei旅✈︎Vol.3】景色だけじゃない。台北観光で印象に残った5つの場所
グルメやショッピングも楽しい台北。
でも、この街の魅力はそれだけじゃありません。
少し足を伸ばせば、歴史を感じる建物や文化、地元の人も参拝で訪れる寺院、夕日が美しい港町など、街ごとにまったく違う景色に出会える。
今回は、実際に訪れて印象に残った、台北市内と近郊の観光地をまとめてみました✈︎
台北駅は“移動だけじゃない”巨大スポット
きっと一度は訪れることになる台北駅。
地下鉄の乗り換えはもちろん、台南や高雄などへ向かう新幹線(台湾高鉄)を利用する時にも、多くの人が立ち寄る場所です。
でも、台北駅の魅力は“移動のための駅”だけではありません。
ぜひ、乗り換えついでに駅構内や地下街も歩いてみてほしいです。

外観は歴史ある建物のような重厚感があるのに、中へ入るとガラス張りの吹き抜け空間が広がっていて、一気に近代的な雰囲気に変わります。
駅弁を販売しているお店があったり、台湾グルメを気軽に楽しめるフードコートがあったり。
駅の中を歩くだけでも、ちょっとした観光気分に。


さらに、地下街はかなり広大。
グルメ、雑貨、サブカル系ショップまで揃っていて、油断すると普通に迷子になります(笑)
以前、ここで友達と待ち合わせをした時は、合流するまでに30分ほどかかりました…。
それくらい広くて、人も多くて、まるで地下都市みたいな場所。
でも、気づくとつい立ち寄ってしまう、ちょっと沼っぽい場所でもあります(笑)
移動のためだけに通り過ぎるのはもったいないので、ぜひ少し時間に余裕を持って歩いてみてください。
圧倒的スケールに驚く中正紀念堂
台北観光の定番スポット中正紀念堂。
台北駅から地下鉄で2駅ほどなので、気軽に立ち寄りやすい場所です。

実際に行ってみて、まず驚いたのはその広さ。
広大な敷地の中央には、青い八角形の屋根と白い大理石の壁が印象的な本堂が建っていて、近くで見るとかなりの迫力があります。
中には、元総統・蒋介石の大きな座像が。
私が訪れた当時、中正紀念堂の本堂内では衛兵交代式が行われていました。
大きな蒋介石像の前で、衛兵が一糸乱れぬ動きを見せてくれるのですが、その張り詰めた空気感に思わず見入ってしまいました。
※現在は衛兵交代式は廃止され、本堂前の階段下で行われる儀仗隊パレードへ変更されています。

敷地内には、展示室や図書館、オペラハウス、コンサートホールなどもあり、その多くが無料で見学できるのもびっくり。

でも、個人的に印象に残ったのは、観光地っぽさよりも“地元の日常”を感じたこと。
午前中に行くと、太極拳やダンスをしている人がいたり、池のまわりでのんびり過ごしている人がいたり。
移動式カラオケで歌を楽しんでいる人も(笑)
観光スポットなんだけど、公園みたいにふらっと散歩したくなる場所。
ただ歩いているだけなのに、なんだか心地よかった。

地元の人も通う祈りの場所
子どもの頃、大好きだった映画『幽幻道士』。
可愛いテンテンが活躍するキョンシー作品です。
あの作品が台湾映画だと知ってから、「台湾ってどんな場所なんだろう?」と興味を持つようになりました。
ほんと、昔から映画の影響を受けやすい(笑)
だから初めて龍山寺を訪れた時、あの独特な色合いや装飾を見て、「テンテンたちが暮らしていた廟みたい…!」と、ひとりでテンションが上がったのを覚えています。

でも、実際に足を踏み入れると、そこは観光地というより、地元の人たちが真剣に祈りを捧げる神聖な場所。
線香の煙が漂う境内には、多くの人で賑わっています。
色とりどりのお花や食べ物が並ぶお供え台を見ていると、信仰の深さが伺えます。
天に向かって手を合わせる人。
長い線香を頭の上に掲げながら、静かに願い事を伝える人。
そして、何度も地面に向かって赤い木片を投げている人たちの姿も。
最初は「何をしているんだろう?」と思ったのですが、これは“擲筊(ポエ)”と呼ばれるもので、願い事に対して、「おみくじを引いていいですか?」と神様にお伺いを立てているそうです。
半月型の木片が“表と裏”で落ちればOK。
でも、“表表”や“裏裏”だとやり直し。
さらに、おみくじの番号を引いたあとも、「本当にこれで合っていますか?」と、もう一度神様に確認(笑)
もしここで表裏が出なければ……また最初から。
おみくじを引くのも、なかなか厳しい世界です(笑)
それだけ、みなさん真剣に神様と向き合っているんだなと感じました。
本殿の奥には、学問成就や良縁、商売繁盛、子宝、病気平癒など、それぞれのご利益を持つ神様が祀られています。
若い頃は、良縁祈願で月下老人で赤い糸をいただいたことも。
今行くなら、商売繁盛の神様として有名な関羽に祈願したい!(笑)
※台北市内にある行天宮も、関羽が祀られています。
商売繁盛・仕事運・金運など幅広いご利益で知られている人気の廟です。
龍山寺が “台北のパワースポット” と言われる理由も、実際に訪れるとわかる気がしました。

そして、龍山寺周辺もかなり面白いエリア。
昔ながらの下町の雰囲気が残っていて、ローカルグルメのお店や、台北最古の繁華街など、歩いているだけでも楽しい。
地下街には占い横丁もあり、日本語が話せる先生がいたり、鳥占いがあったりとかなりディープ。
ちなみに私は、台湾の占いに行くと毎回「顔のホクロを取ったほうがいい」と言われます。
言われるとちょっと凹むので、行かなくなってしまいました(笑)
さらに、近くの華西街観光夜市には、蛇やスッポンを扱うお店、ちょっと怪しげな空気のお店なども並んでいて、かなり独特な雰囲気。
昼間とはまた違う、ディープな台湾を感じられる夜市です。
ただ、場所によっては写真撮影など少し気をつけたほうが良さそうな雰囲気もあるので、散策はほどほどに注意しながら楽しんでくださいね。
レトロな街並みが残る迪化街
迪化街(ディーホアジエ)は、台北で最も古い問屋街。
赤レンガの建物が並ぶレトロな街並みは、歩いているだけでもなんだか楽しくて、初めて訪れた時は「これぞ台湾!」とワクワクしました。

乾物や漢方を扱うお店がずらりと並び、店先にはドライフルーツやナッツが山積み。独特の香りも漂っていて、私の中の台湾のイメージにぴったり重なる場所です。
最近はリノベーションされたカフェや雑貨店も増え、以前とは少し雰囲気が変わっているそう。
でも、私の記憶に残っているのは昔ながらの問屋街の風景です。
お土産を探しながら歩いているだけでも楽しくて、ついつい長居してしまいます。
そして、個人的に外せないのがからすみ。
日本では値段を見てそっと通り過ぎますが、ここへ来ると財布の紐が緩みます(笑)
そして、迪化街を訪れたら立ち寄りたいのが、恋愛の神様・月下老人が祀られている霞海城隍廟。
恋愛成就で有名な廟で、いつもお供え物を持った女性たちで賑わっています。
日本語の参拝ガイドも用意されているので、初めてでも安心。
お供物セットを購入すると、良縁祈願のピンク色のお守りをいただくことができます。

レトロな街並みを歩きながらお土産を探したり、月下老人にお参りしたり。派手な観光地ではないけれど、そんな時間がなんだか楽しい。
迪化街は、私の中の「台湾らしさ」が詰まった場所のひとつです。
海風が心地よい淡水へ
台北中心部からMRTに揺られて約40分。
少し遠くまで足を伸ばしたい時におすすめなのが、淡水(タンシュイ)。
駅を降りると、どこか日本の港町や漁港を思い出すような風景が広がります。
海沿いの遊歩道には屋台や飲食店が並び、のんびり散策するのにぴったり。台北市内の賑やかさとは少し違う、ゆったりとした空気が流れていました。
淡水を訪れるなら、ぜひ夕方がおすすめ。
オレンジ色に染まる水面の上を船がゆっくりと進み、その景色を眺めているだけで癒やされます。
海風を感じながらベンチに座ってぼんやり過ごす時間も心地よく、気づけば時間を忘れて見入ってしまいました。

そして、淡水でも食べることは忘れてません(笑)
淡水で食べたのが、名物の魚丸湯(ユーワンタン)。
魚のすり身で作られた団子が入ったスープなのですが、一口かじると中から肉汁がじゅわっと広がります。
あっさりしたスープとの相性も良く、歩き疲れた体に染みるような味でした。

周辺には、かつて要塞として使われていたレトロな建物や大砲が残るスポットも。
中には入らなかったけど、歴史を感じる建物を眺めながら歩くだけでも十分楽しい。
観光地を巡るというより、海辺の景色や夕暮れの空を眺めながらのんびり過ごすのにぴったりの場所です。
台北から気軽に行ける、ちょっとした小旅行。
淡水は、旅の途中でほっとひと息つけるような街でした。
有名な観光地を巡っていても、印象に残るのは、景色だけじゃなく、その場所の空気や匂い、人の流れだったりする。
台北は、観光地ですらどこか生活に溶け込んでいて、それが心地いい。
だからまた、ふらっと歩きに行きたくなるのかもしれない。
次回は、台北で出会ったお気に入りのお土産たちをご紹介します✈︎
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