霊山「鳳来寺山」への巡礼と、魂の調律の記録
思い出したくもない記憶が
ふとした瞬間に浮かぶことはありませんか。
あの人の言葉、あの日の空気、まだ癒えていない心の傷。
なぜ人は、過ぎ去った痛みをまた思い出してしまうのだろう。
頭の中をぐるぐると巡る、あの声、あの場面、あの感情。
——でも今なら分かる。
それは「忘れられない弱さ」ではなく
魂が何かを「統合しようとしている」サインだったのだと。
そのことに、ようやく腑に落ちた旅がありました。
光と影の統合はこちらから♡
嵐の中へ
山形・舟形を発ち、鳳来寺山へと向かうロングドライブ。
山形県の道の駅・あつみを過ぎたあたりから、風が変わりました。
全身を叩きつけるような強風に車体が揺さぶられ、頭の奥に鋭い痛みが走る。

その中で私はハンドルを握り続けました。
この旅は、単なる移動ではないと分かっていたから。
過去のすべてを「昇華」させるための人生の転換期となることを
わたしの魂が、感じていたからです。
車を走らせながら、私はある記憶の中にいました。
かつて出会った、強烈な「影」を持つ存在。
誰かの承認によってしか自分を保てない、そんな性質の人。
その影はわたしの人生において
あまりに強烈で
受け入れ難くも愛おしい、嵐のような人でした。
でもわたしは、その嵐の中で
自分自身を見失いかけていた…
自分という楽器の音色がどこにあるのか
分からなくなってしまっていたのです。
こんな恐ろしいことがわたしの人生に起こるなんて…
けれど今、その記憶は痛みではなく
静かな問いとして浮かんでいます。
あの経験は
私に何を教えようとしていたのだろうと…
大地に還る
長野・松本に入った夕暮れ時、トンネルを抜けた先に信州の山々が広がりました。

わたしの心にしっかりと刻みました
その瞬間、こわばっていた何かが、ふわりとほどけました。
山は何も言わない。ただそこに在る。
それだけで「よくここまで来たね」と言われているような気がしました。

阿智村・清内路。 大地の奥から湧き出す「一番清水」
で、乾いた喉を潤します。
その土地の源泉に身を委ねること。
体の細胞の隅々まで、水分を浸透させるように喉を潤すこと。
それは私にとって、土地の精霊たちへの挨拶であり
自分自身を整えるための瞑想の時間です。
冷たく清冽な水が喉を通るとき
強風で尖っていた私の輪郭が、静かに丸くなっていくのを感じました。
激しい嵐のあとの、深い凪…
ありがたい。

鳳来寺山、光の洗礼
わたしの記憶の中で
この山の入り口は「闇の入り口」と化していました。

あの影との記憶が始まった場所。
痛みと混乱と、自分を失いかけた時間の、起点となった場所。
けれど今回この地で待っていたのは
魂の深いところで繋がる友人家族との再会でした。
霊山へ向かう「産道」という道の途中にある
「みなもとや」
私たちは魂で語り合いました。
パートナーシップのこと、お金のこと、生きるということ。
そこには、本物の温かくて鋭い響きがありました。

そして翌朝
みんなで山の入り口まで散歩に出かけました。
差し込んできたのは、すべてを祝福するような光…
かつてのわたしの
「闇の入り口」が
新しい出発点に書き換えられた瞬間でした。
あの「影」の経験は
私に境界線を引く強さを教えるための
逆説的なギフトだったのだと。
今ならそう、静かに思えます。
調律の完了
旅を終え、山形・舟形の地に還り…
432Hzのギターと
528Hzのクリスタルボウルに手を触れるとき
以前とは違う音がします。
濁りが取れて、芯が通った音。
これが今の私の音色なのだと、分かります。
ユング心理学でいう「個性化」の旅は
光だけを見る道ではありません。
自分の中の影を認め、取り込み、統合していくプロセスです。
かつての不協和音が、今は倍音になっている…
あえて、みたくも感じたくもない
「闇の入り口」にわたしは
自分でハンドルを握り車を走らせ
心に残る影の傷を、受け入れ、癒し
わたしの中でしっかりと、昇華した。
1人ではできなかった「影の昇華」
そこでわたしを受け入れてくれた
友人家族の存在に心からの感謝を送りたい。
ありがとう♡
あなたへ
もし今、過去の影に足を取られそうになっているなら
どうか思い出してください。
その痛みは、あなたの魂がまだ諦めていない証拠です。
統合しようとしている、その力の現れです。
光も影も、等しく愛おしむこと。
その先に、あなただけの音色があります。

魂の調律の続きを、それぞれの場所で。
【YouTube】
432Hzのギターと528Hzのクリスタルボウルと声を重ねて
魂の調律師|安彦静香(shanti)
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