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幸せと焦りと平凡と

自己紹介でも言った通り自分はつくづく平凡だ。

産まれた土地で26年間何事もなく過ごしている。
周りの26歳の友達は大体結婚をし、子供を産み、家を建てている。
田舎だからかもしれないが高校の同級生はほぼそんな感じだ。
東京に行った友達は、仕事が楽しい、結婚なんて今はしてられない、毎日が充実してると言っている。
きっと両者幸せなのだろう。

私はどうだ
26歳で実家にいて、まだお母さんと喧嘩をして、たまにお父さんを無視する。(ごめん)
でも、転職して怒られることもなくなったし、お母さんとは年に1回旅行に行く。友達もいるし、サウナにだって行く。
これも幸せなはず。
なのにずっと焦っている。何に焦っているのかは分からない。
焦っている割には夜に食べるカレーを昼から煮込む。誰も食べないのにクッキーを40枚も焼く。

星のクッキー(美味しい)

結婚出来たら焦らなくなるのかなぁ、好きなことを仕事にできたら焦らなくなるのかなぁ。親離れしたら焦らなくなるのかなぁなんて漠然と思っていた。

先日彼氏が出来た。
相手は平凡社会人らしく、小学校からの幼なじみだ。好きというより一緒に居ると面白いから付き合った。もちろん好きではあるけど。

自分が思う焦りから遠ざかる第1歩のはずだったが、それはそれで安心出来なかった。
別の女の人と写ってる写真をInstagramで見た時、信じてはいるけどモヤモヤはする。

そんなことなら彼氏なんていないほうが気楽に過ごせてた気がする。能天気にカレーを煮込み、クッキーを作り、お母さんと旅行へ行き、お父さんを無視する。幸せだった。

でもこの幸せはいつかは終わる幸せ。
母親と父親は私よりも先に衰えていく。
私はずっと平凡だった。両親のお陰で。

これから先私は、自分の力で幸せと焦りを乗り越えて平凡を手に入れなければならない。
かの有名な鬼滅の刃の炭治郎が言っていた、「俺は長男だから我慢できた、次男だったら我慢できなかった」と。
私は長女。出来ると思う。

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