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「食べない子」だと思っていた子供が、教えてくれたこと


毎日のご飯作り。


栄養は足りているかな。

野菜も食べてほしいな。

少しでも口に入れてくれたらいいな。


そんな気持ちで、毎日試行錯誤していた。


でも、作ったご飯はなかなか食べてくれない。


「今日は食べるかな」と期待して出しても、手を伸ばしてくれない。


正直、心が折れる日もあった。


私の作り方が悪いのかな。

もっと工夫しないといけないのかな。


そう思って、いろいろ試した。


生協で見つけた幼児向けの食品も買ってみた。


食べやすそうなお魚ボール。

手づかみしやすそうなさつまいもスティック。


「これなら食べてくれるかもしれない」


そんな期待を込めて準備した。


でも、やっぱり食べない日も多かった。


冷凍ストックを作ったり、ベビーフードに頼ったり。

できることは試してきたつもりだった。


だから食べない姿を見るたびに、

「私の努力が足りないのかな」

と思ってしまっていた。


でも、ある日気づいた。


子供は、私のお皿にあるものなら食べる。


同じ料理なのに、子ども用のお皿からは食べない。

でも私が食べているものを欲しがる。


「それ食べたいの?」


試しに渡してみると、嬉しそうに口を開けた。


そこで初めて気づいた。


この子は、ご飯が嫌だったわけじゃなかったのかもしれない。


1歳頃になると、少しずつ警戒心が出てきて、見慣れないものを確認するようになると言われている。


でも、大好きなお母さんが食べているものなら安心できる。


「これは大丈夫なものだよ」

という説明より、

「お母さんが食べている」

という姿が、子どもにとって大きな安心になることがある。


考えてみれば、大人だって知らない料理をいきなり出されたら少し戸惑う。


子どもならなおさらだ。


私はずっと「食べない子」だと思っていた。


でも本当は、

「安心できる方法を探していた子」

だったのかもしれない。


今日も食べムラはある。

好きなものばかりの日もある。


それでも、少しずつこの子なりのペースで世界を広げている。


食べない我が子を見て悩んでいるお母さんへ。


あなたの努力が足りないわけじゃない。


もしかしたら、お子さんは「食べたくない」のではなく、

「安心して食べられるきっかけ」を探しているだけなのかもしれません。



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