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【49歳未経験から海技士へ挑戦】養成講座12日目、600ページの教科書を終えて見えた「合格への道筋」



4月22日 水曜日

【49歳未経験から海技士資格挑戦】

49歳、海の仕事は全くの未経験。
そんな私が「6級海技士養成講座」に入学して、早くも12日が経過しました。
正直に言いましょう。
未経験者からすると、授業のスピードは「全くついていけない」と感じるほどの猛烈な速さです。つい先日開いたばかりの600ページ近くある分厚い教科書は、怒涛の勢いで進み、すでにあらかた終えてしまいました。
今回は、この怒涛の12日間で感じたこと、そして試験合格に向けたこれからの戦略について記録しておこうと思います。

12日間で600ページを読破。未経験者を襲う「海技士試験」の洗礼

この短期間で進んだ内容は、「機関1」「機関2」「機関3」「執務一般」という、大きく分けて4つのカテゴリーです。
未経験の身からすれば、目に飛び込んでくる用語、機械の構造すべてが未知の言語。
それを噛み砕く暇もないほどのスピードで教科書を読み進める日々は、まさに洗礼と呼ぶにふさわしいものでした。
座学の期間はトータルで2.5ヶ月。
まだ残り2ヶ月弱という時間が残されています。これほど早いペースで教科書を終えてしまい、「これから先、一体何をするのだろう?」と一抹の不安を覚えたのも事実です。
しかし、そこはさすが熟練の講師。
その先には、私たちが着実に合格を勝ち取るための「緻密な計画」が用意されていました。

熟練講師が描く「合格への戦略」。残り2ヶ月は徹底した過去問演習へ

今回、私たち37名の学生は、全員が「6級海技士資格」の取得を最低ラインとして掲げています。しかし、それだけにとどまらず、各自が5級や4級の筆記試験合格も視野に入れ、並行して学習を進めています。
講師の先生は、私のような海の仕事の未経験者が多いことを当然のように見越していました。
だからこそ、早々に座学の全体像を終わらせ、残りの期間を「それぞれの志望階級に合わせた試験勉強のみ」に充てるという、極めて実戦的なスタイルを提示してくれたのです。
海技士試験は、過去の問題が繰り返し出題される傾向が非常に強いと言われています。
「ひたすらに過去問を解き、出題されやすいカテゴリーを体に叩き込む」
この反復こそが、未経験者が短期間で合格圏内に食い込むための唯一にして最強のルートなのだと、先生は確信を持って導いてくれています。

地道な繰り返しの力。下宿先での復習と熊本の地に支えられて

確かに、今の私にとって試験内容は非常に難解です。
真っ白な頭に知識を落とし込もうとしても、最初は弾き返されるような感覚でした。
それでも、毎日のように過去問を繰り返し、図解を眺め、専門用語を口にすることで、ほんの少しずつではありますが、脳が「理解」へと動き出しています。
昨日解けなかった問いに、今日正解できる。
その小さな積み重ねが、今の私の支えです。
もちろん、授業中だけでは足りません。
下宿先に帰ってからも、できる限りの時間を復習と過去問演習に費やしています。
現時点では、4級筆記試験に合格できる自信は正直に言って「ゼロ」に限りなく近いです。
しかし、7月2日〜3日の試験日に向けて、この貴重な時間、そして恵まれた環境を使い倒すつもりです。
今回、親身になってくれる講師の先生、切磋琢磨する仲間たち、そして何より、自然豊かで長閑な熊本という素晴らしい地に巡り会えたことに、心から感謝しています。
この地で過ごす一分一秒を大切に、自信を持って試験会場の門を叩ける自分を作っていきたいと思います。

結びに代えて

ここまで読んでくださったあなたに、心から感謝いたします。
これは「完璧な誰か」の物語ではなく、試行錯誤を繰り返す一人の人間の、現在進行形の記録です。
第1話から順に読み進めていただくことで、単なるエピソード以上の「物語としての重み」を感じていただけるかもしれません。
あなたの「スキ」や「フォロー」が、暗い夜道を照らす灯火のように、この連載を続ける勇気をくれます。
その温かな反応のひとつひとつが、私がこの連載を書き続けていくための、何よりの原動力になります。

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