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人生も勉強も。最短ルートが、いつも正解とは限らない。|子供と道に迷った日

最短ルートで進むことが、
いつも正解とは限らない。

迷ったからこそ、見える景色がある。
遠回りしたからこそ、出会えるものがある。

子どもとパン屋に行こうと決めた日。
私に大きな気づきがありました。



10分で着くはずのパン屋なのに!?

4月29日(祝)

子どもと一緒に住宅街の中のパン屋さんへ行こうと約束。

本当なら、自転車で10分くらいで着くはずの距離。
初めてだけど行けるだろう、そう思って出かけたのに、入りくんだ道で迷い迷子になった母子。

突然ですが、ちょっとだけわが町の紹介を。

わが町は遊歩道で町全体が囲われ、緑豊か。
歩いていると、車道とは別に歩行者のための道が整備されていて、住宅街の中をゆったり歩けます。

ただ遊歩道と道路が何度も交差していて、少し迷いやすい街でもあるんです。
車の道を歩いているつもりが、いつの間にか遊歩道に入っていたり。
遊歩道を進んでいたら、道路と交差して別の方向に向かっていたり。
地図で見るより、実際に歩くと少し複雑なのです。

とはいえ、私の方向音痴さもひどく、Googlemapを見ても、方向感覚がつかめず、住宅街を行ったり来たり。

「こっちで合ってる?」
「たぶん、違うかも」
「マップだと、こっちみたい」

親子でそんな会話をしながら、
知らない道を自転車でこぐ。

結果的に、10分で行けるはずのパン屋さんに、
1時間半くらいかかってしまいました。(ひどい方向音痴ですね)

普通に考えたら、かなり非効率です。

最短ルートで考えたら、大きな失敗だったかもしれません。

でも、私はその時間を、
ただの無駄だったとは思えなかったのです。


迷ったからこそ、見つけられたもの

道に迷ったおかげで、
知らなかった公園を見つけました。まだ見れませんが、6月になると蛍が見れる公園です。
普段、聞くことのない、カエルの鳴き声も耳にしました。
いつも通る道だけでは、気づかなかった場所です。

そして、もうひとつ。

子どもが思った以上に、
たくましくなっていることにも気づきました。

マップを見てくれる。
道を考えてくれる。
「こっちじゃない?」と提案してくれる。

迷子になったことで、
知らない景色と、子どもの成長した姿に出会えました。

目的地に早く着くことだけを考えていたら、
きっと見落としていたものです。


最短ルートを求めすぎると、見えなくなるもの

私たちは、つい最短ルートを探します。

早く結果を出したい。
無駄なく進みたい。
効率よく変わりたい。

仕事でも、勉強でも、子育てでも、人生でも、
「どうすれば一番早くうまくいくか」
を考えがちです。

もちろん、効率は大切です。

時間は限られています。
家事もある。
仕事もある。
子育てもある。

毎日の生活を回すだけで精一杯の日もあります。

だから、できるだけ無駄なく進みたいと思うのは、
とても自然なことです。

でも、最短ルートばかりを求めすぎると、
途中にある小さな発見を見落としてしまうことがあります。

予定通りに進まなかった日。
思ったより時間がかかったこと。
遠回りした経験。
失敗したように見えた時間。

その中に、あとから振り返ると、
大切だったものが隠れていることがあります。

人生は、効率だけでは測れない。

その感覚を、忘れたくないと思いました。


勉強も、まっすぐ進める日ばかりではない

これは、勉強にも似ています。

資格勉強をしていると、
つい最短ルートを探したくなります。

この教材だけで受かる方法。
一番効率のいい勉強法。
最短合格のスケジュール。
無駄のない進め方。

もちろん、合格を目指すなら、
効率よく学ぶ工夫は必要です。

限られた時間の中で勉強するなら、
何をやるか。
何をやらないか。

そこを決めることも大切です。

私自身、2年間で6つの資格の勉強をしてきた中で、
「もっと効率よく進めたい」
と何度も思いました。

子育て、家事、仕事をしながらの勉強は、
思うようにいかない日の連続です。

机に向かえない日もある。
予定が崩れる日もある。
疲れて、問題を1問解くのがやっとの日もある。

それでも、あとから振り返ると、
非効率に見えた時間の中にも意味がありました。

なかなか覚えられなくて、
何度もテキストに戻ったこと。

過去問で間違えて、
悔しくて調べ直したこと。

分かったつもりだった論点で、
またつまずいたこと。

家事をしながら、
耳学で何度も聞き直したこと。

それは、最短ルートではなかったかもしれません。

でも、その遠回りがあったから、
知識が少しずつ自分の中に残っていきました。

勉強は、早く進むことだけが価値ではない。
迷いながら理解していく時間にも、ちゃんと意味があります。


遠回りは、自分の力を育ててくれる

私は、約7年間、専業主婦として過ごしていた時期があります。

家族を支えること。
子どもを育てること。
毎日の暮らしを回すこと。

その時間は、決して無駄ではありませんでした。

でも、心のどこかには、
ずっと小さな不安がありました。

「このままでいいのかな」
「自分の人生を、自分で動かせているのかな」
「もし何かあったとき、私は自分の足で立てるのかな」

そんな停滞感を抱えていた頃、
私は少しずつ学び直しを始めました。

最初から自信があったわけではありません。

時間がたっぷりあったわけでもない。
完璧な計画があったわけでもない。

むしろ、迷いながらでした。

この資格でいいのかな。
今から始めても遅くないかな。
私にできるのかな。
続けられるのかな。

それでも、
テキストを開く。
動画を聞く。
問題を解く。
分からないところに戻る。

その小さな行動を重ねていくうちに、
少しずつ変化が生まれました。

知識が増える。
選択肢が増える。
勉強する習慣ができる。

そして、
「今日も少しできた」
という自己信頼が戻ってくる。

学び直しは、合格だけのためではありません。

自分の人生を、少しずつ自分で動かしていくための基盤づくりでもあります。


予定通りにいかなかった時間が、
全部失敗とは限らない。

パン屋さんに行くはずが、
1時間半も迷子になった日は、私に気づきを与えてくれました。

迷ったからこそ、発見できたこと。
予定通りにいかなかったからこそ、
きっと後になって思い出になるかけがえのない時間になりました。

人生も、そうなのかもしれません。

復職のタイミング。
資格勉強の進み具合。
仕事のキャリア。
家庭との両立。
子育ての悩み。
自分の気持ちの揺れ。

どれも、ナビ通りには進みません。

でも、予定通りにいかなかった時間が、
全部失敗とは限らない。

遠回りしたからこそ、気づけることがある。
迷ったからこそ、自分で考える力が育つ。
立ち止まったからこそ、大切なものが見える。

そういう時間も、
人生の一部なのだと思います。

人生の豊かさは、
効率だけでは測れないのだと思います。

迷子になりながら、発見する。
遠回りしながら、自分の足で進んでいく。
予定通りにいかない中で、自分なりの道を見つけていく。

人生も勉強も、
最短ルートだけが正解じゃない。

迷った道にも、ちゃんと意味がある。

今日すぐに答えが出なくても、
今の遠回りが、いつか自分の人生を支える経験になるかもしれません。

これからも、学び直しや資格勉強を通して、
自分の人生を少しずつ動かすヒントを発信していきます。
また読みにきて頂けたらうれしいです🌸

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