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樋口和貞さん 『引退』 良き人生であることを祈ります 悔しいけどそれしかできない


後楽園のメインを昨年一緒にやったんだ

DDTの樋口和貞さんが4月5日東京・後楽園ホールにて引退することが発表されました。発表前に聞いていたのですが、いざ公式発表されると重さが引き返せないから重さが増して、こちらがズシンとくるところでした。ずっと嘘であってほしい気持ちはあって、むしろ「ここからどうカムバックするんだ」と現実として見ることができていませんでした。

DDTが定期的に実施している選手の健康診断において、第一・第二頚椎の亜脱臼が確認され、医師より「コンタクトスポーツの継続は危険である」との診断が下ったとのことです。昨年の高梨将大さんのケガがあって、定期的な健康診断が始まったのは僕は感謝しています。

『ドクターストップ』

樋口和貞さん御自身の判断よりも前に医師からの判断が下されたのは安全対策の観点からはとても良いです。しかし樋口和貞さんの無念と気持ちの整理は想像を絶するところです。ある日突然終わりが告げられるのです。プロレス格闘技を自分の存在の証だと『宣告』の言い回しがしっくりきます。

樋口和貞さんへの感情を抜きにすれば『大事に至る前に』なのですが、プロレスラー樋口和貞さんと向き合ったことがある身としては身体を一番に考えてほしいけれど、生きる証のプロレスを最後までやらせてほしいと思う気持ちもあってこちらが答えを出せずにいます。僕は今も考えが宙に浮いたままです。

検査で異常が見つかって大事に至る前に対処出来たのは樋口和貞さんにとってもプロレスにとっても幸いです。プロレスは人々が豊かになるためのものだから、怪我なくリングを降りるのは大事なことです。本気の遊びです。

樋口和貞さんの今後の人生に幸多きことを。僕が出来ることは何もないのだけど、一緒にやってきた仲間の人生が豊かであることを祈ります。まだまだ37歳ですから、ふらふらしてやりたいことを見つければいいです。今は追い込まれていますが、必ずカムバックのタイミングは来ます。プロレスと一緒だから安心してください。

僕は一応プロ格闘技選手の末席にいて、辞めようとしているが辞められない真っ只中です。格闘技=青木真也となっている中で剥がすことが出来ずにいます。だからこそ樋口和貞さんの気持ちが分かると同時にドクターストップでもないと辞められないのではないかと思いました。その意味では前向きでもあるあるようにも思いました。無理矢理ではありますが。

ギブアップとられたんです

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