元TBSアナウンサー宇垣美里さんの何が問題なのか?
TBSラジオ「アフター6ジャンクション」で2回目のインティマシーコーディネーター特集。
聞き手はメインMCの宇多丸氏に加え、曜日パートナーの宇垣美里さん。
インティマシー・コーディネーターは、映画・テレビや舞台など視覚芸術の制作に関わる職種のひとつ。俳優らの身体的接触やヌードなどが登場するシーンにおいて、演者の尊厳や心身の安全を守りながら、演者側と演出側の意向を調整してシーンの真実性や正確性を担保する職種と一般に定義されている。
ニュースから聞こえてくる遠くのセクハラ案件にも敏感に激怒、俳優業に本格進出をしている彼女は適任と思った方も多いのかもしれないが、私はむしろ違和感しかなかった。吐き気さえおぼえた。
というのも同番組では熊崎風斗というTBSの正社員アナウンサーが毎週のようにおすすめグラビアアイドルを紹介しているのだ。おまけに年一でグラビア総選挙なるものまで開催している。
水着グラビアがいまだ未解決な性的強要の現場であることはグラドル総選挙のレギュラーゲストである倉持由香さんが明かしているし、そもそもの新人タレントへの水着撮影の強要の悪習については元アイドリングの遠藤舞さんが自著で明かしているしその著書を同番組でとりあげ絶賛していたこともあった。
実際はそんなことは全然なかったのだが、当時私をスカウトしてくださった女性に「グラビアをやらないと売れない」と言われており、これはこの世界では必要不可欠なものと、セルフ洗脳していたことも理由の1つかもしれない。
それに加えて、これはどんな作品でも念頭に置いた方がよいのが「作品はいつまでも残る」ということ。これはなにもグラビアの話に限ったことではなく、誰もが発信可能なSNSにおいても常に気をつけなければいけないことかもしれない。「デジタルタトゥー」とはよく言ったもので、本当に肌に彫った入れ墨のように、完全に消し去ることは難しい。
そんな意識高い系の番組で遠くの案件にまで怒り心頭な宇垣美里さんが身内の企画について黙認するというのは逆に強力なプッシュではないか。
或いはグラビアアイドルは自分たち高級芸能人とは対極の下等タレントと見下しているのか。
