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「子どもの健康と企業の利益と条例案。(9月25日)」

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先月、大手ハンバーガーチェーンが『ポケットモンスター』とのコラボレーション企画を実施。
そこで配布されたポケモンカードが数量限定品であったため、転売ヤーたちが群がり、大混乱の様子を報じていた。

あからさまにポケモンカード目的の購入で、未開封の飲食物が、店舗やその周辺に置き去りにされるなどの映像に、私は、紛争地などで、貧困や飢餓に身を置く子どもたちの姿が重なり、心が痛んだ。

なお、続報では、SDGs(持続可能な開発目標)の食品ロスについての目標「つくる責任、つかう責任」に逆行するとの強い非難が相次いだ。

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このニュースに私は、かつて🇺🇸U.S.サンフランシスコ市が、ファストフード店などが高カロリーの子ども向けメニューに、おもちゃのおまけを付けて、商品の販売促進に繋げることを禁じる条例を制定したとの報道を思い出した。

そのアーカイブスを、あなたとシェアしたい。(*注釈:下記に原文を添付した。)

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2010年11月9日、カリフォルニア州サンフランシスコ市議会では、"Happy Meal"(🇺🇸ハッピーミール、🇯🇵ハッピーセット)を含む子ども向けの高カロリーメニューの販売を規制する条例案を可決。

要点は、『ファストフード店などが高カロリーの子ども向けメニューに、おもちゃのおまけを付けることを禁じる。』

米国で深刻化している子どもの肥満を減らすことが目的。
同市に隣接するサンタクララ郡も、同様の規制を米国で初めて導入しており、さらに広がるか注目される。

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条例案は、600キロカロリーを超えるセットメニューで野菜や果物がつかない場合、おもちゃ付きの販売を禁止する。

米国では子どもの3人に1人が肥満か太り気味とされ、対策が求められている。
高カロリーの子ども向けファストフードの消費増加が一因と考えられており、米紙"USA Today"(USAトゥデー)によると、

「おもちゃのおまけがこうしたメニューに
 子どもを引きつける要因になっている。」と論説している。

また、サンフランシスコ市の規制案には、おもちゃ付き商品の販売だけでなく、"広告規制"も含まれている。

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ひるがえって、日本はどうだろう。

2010年11月のカリフォルニア州サンフランシスコ市議会での条例案の可決から、今年(2025年)で15年余経った平成・令和の今日でも、テレビや新聞を始めとするオールドメディアも、ネットニュース、あるいは動画配信サービスの広告でも、ハッピーセット(🇺🇸Happy Meal ハッピーミール)は大いに宣伝、報じられている。

先日のポケモンカードの大混乱を受けて、
メディアは、転売ヤーたちの悪業と決めつけ、議論の方向を高額転売と食品ロスの問題として報道している。
その動きに便乗する形で、管轄省庁も『ハッピーセットの問題は、食品ロスの問題である』とした。

だけど、これは本当に問題にしなくてはならない事から、ワザと私たちの意識を外そうとしているように、私には思える。

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ハッピーセットが問題として、議論の俎上へと上がられたのは、何が原因で論点となり得たのか。

2010年11月のカリフォルニア州サンフランシスコ市議会での条例案の趣旨は、《子どもたちの健康》がメインテーマであった。
そして、《子どもに購買を迫る広告の規制》である。

これには、販売元のマクドナルドを始め、企業から多額の広告収入を得ているメディアからの激しい突上げにさらされた。

この問題は、U.S.において、さまざまな利権が絡み、いまだに関連業界と議会の間に火種を残し、燻り続けている。

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今度のハッピーセットの騒動を日本では、盛んに、転売ヤーと食品ロスの問題にすげ替えられようとしているが、2010年11月のU.S. サンフランシスコ市の条例案の成立までの背景を眺めてゆくと、

そこに見え隠れするのは、業界の利権と条例を審議する議会の議員との利害の一致、いわゆる『企業による統治社会』が透けて見えるようである。

サンフランシスコ条例から15年を経てもなお、日本でハッピーセットに関する議論が放置され、一向に進まないまま、無制限に広告が流されている現実。

次世代を担う子どもたちの健康を後回しに、経済活動を優先するやり方に、私は大いに疑問を感じているのである。

今日も、良い一日になりますように。
(🎹MIYABI)



(*注釈:原文"Madison Park, CNN")
Happy Meal toys no longer free in San Francisco

Madison Park, CNN
Updated 1:09 PM EST, Thu December 1, 2011


Goodbye, free plastic toys inside Happy Meals – at least in one major California city.

A new San Francisco law goes into effect on Thursday that prevents fast-food restaurants from giving away trinkets, action figures and other toys in their kid’s meals unless their food meets nutritional requirements.

Parents who order Happy Meals at the 19 McDonald’s locations in San Francisco will have to request the toy and pay 10 cents. That amount will be donated to the Ronald McDonald House of San Francisco. Burger King, which has 13 restaurants in San Francisco, announced that it will also offer kids meals’ toys for 10 cents.

McDonald’s kid’s meals do not meet the law’s nutritional standards. The meals have to be less than 600 calories and contain fruits (a half-cup) and vegetables (3/4 of a cup). They must have less than 35% of the total calories coming from fat, less than 640 milligrams of sodium and less than 0.5 milligrams of trans fat.

The current Happy Meal consisting of a hamburger, kid’s-size fries and a cola would meet the calorie, calories from fat, sodium and trans fat requirements under the San Francisco law. It would contain 500 calories, 125 calories from fat and 600 milligrams of sodium.

But it would not meet the fruit and vegetable quota. The pickle and onion on the hamburger does not come near the required ¾ cup of vegetables. The French fries do not count as a vegetable, according to the San Francisco Department of Public Health.

The new law will affect about 50 fast-food restaurants in San Francisco such as Burger King, Carl’s Jr. and Subway.
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https://edition.cnn.com/2011/11/30/health/california-mcdonalds-happy-meals

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