「ヌーヴォー解禁と神戸ワイナリー。(11月13日)」
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来週、11月20日(木)は、1年に1度の《ボジョレー・ヌーヴォー》の解禁日。バブル時代と比べて、その規模を3分の1まで縮めたものの、それでも季節のイベントの1つとして定着している。
このような華やかな話題の一方、ひっそりと消えていったものもある。
それが、兵庫県は神戸市に拠点がある《神戸ワイナリー》なのだ。


ワインに醸すと、出来立ては豊富に含まれるタンニンが効いて、なかなかに渋い。歯ぐきがシバシバする(収斂性がある)感じ。でも、熟成を経ると滑らかで、ふくよかなワインとなる。昔々、これの新酒を飲んでみて、渋くて飲めたものじゃないと放置されていたのが、後々になって発見され、それが良い感じだったことから、ワインを熟成されることが経験則として行われるようになったとのこと。
🇫🇷さすが美食の国らしいエピソードだと感じる。)
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神戸ワイナリー(旧農業公園)(*注釈)は、神戸農政公社により1984年に開園した。
最盛期には、ホテル事業も展開していたが、行政にありがちな甘い事業計画もあり、累積赤字を積み上げており、ついに昨年(2024年) 11月30日をもって閉園となった。
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幸い、ワインの醸造・販売等は地元企業の白鶴酒造株式会社が引き継ぐことで、神戸ワインがなくなってはいない。
しかし、私の思い出として、夏の傾斜した畑でハサミを片手に、ワインぶどうの収穫のお手伝いに汗を流した日々や、仕込みの作業場に漂う糖度の高いワインぶどうの甘い香り。
そして、地下の暗いワインセラーのひんやりした空気の中、巨大なステンレスタンクと熟成用の巨大な樽の並びへの厳かな感動。
公共から私企業への移譲で、それらと触れ合うことができなくなるけれど、けっして忘れる事はないだろう。

奥に見える大容量のステンレスタンクで醸され、
手前のオーク材の樽の中でワインの熟成が進む。)
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神戸ワインの原料であるワインぶどう、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネ、それらを実らせる木の樹齢も50年に達し、生み出されるワインの品質も安定した。
私は、これからも神戸ワインをしっかりと見守っていきたいと思う。
今日も、良い一日になりますように。
(🎹MIYABI)
(*注釈)
ワインの醸造に特化して「神戸ワイナリー農業公園と称している。資金の半分近くを市が拠出し、かつて一般財団法人神戸みのりの公社が受託経営として、
ブドウの栽培からワインの醸造、さらに「神戸ワイン」のブランドで国内外に向け積極的に商品販売を行っていた。
園外にも提携するブドウ園(北区大沢町、西区平野町)があり、契約農家からは公社が買い上げ、このワイナリーで年間400トン(通常の瓶サイズで約40万本)にもおよぶ良質ワインを生産・出荷している。
開園から40年を迎える2020年代に入って、「KOBE里山SDGsへの貢献」をコンセプトとする再整備計画が進められ、2025年4月12日からは運営を公社から民間企業へ移管し、こうべアグリパークとして営業している
(Wikipediaより。)
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