「言葉の代わりに、鍵盤から届ける『慰め』(6月28日)」
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いつも私の言葉と音楽に耳を傾けてくださる、あなたへ。
今朝は予定を変更して、臨時のピアノ演奏をお届けします。
奏でるのは、フランツ・リスト(Franz Liszt)の『コンソレーション(Consolation)』、通称『慰め』の第3番という名曲です。
リストといえば、きらびやかで激しい超絶技巧を思い浮かべる方が多いかもしれません。
ですが、この『慰め 第3番』はまったく異なります。ショパンのノクターン(夜想曲)に深い敬意を払って書かれた、まるで静かな夜の祈りのような、どこまでも優しく、温かい旋律が特徴です。
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言葉は時に、どれほど心を込めても不器用に行き違ってしまうことがあります。
だからこそ今朝は、すべての言葉を一度お休みさせてください。
治療の痛みにじっと耐えている大親友の枕元へ。
側で必死に支えられているご家族の張り詰めた心へ。
この静かな「音の毛布」が、そっと柔らかな痛みのない時間となって届いてほしい。そう願いながら、私の指に馴染んだグランドピアノの鍵盤に想いを託しました。
日曜日、あなたの朝の時間に、この静かな祈りの音がそっと寄り添えますように。
今日も、良い一日になりますように。
(🎹MIYABI)
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