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cocoro_no_koe
人間諦めが肝心
人間諦めが肝心。
これはやめ太郎が小学校5・6年生だった頃のクラスの担任教師の口癖だった。
あの担任教師、当時まだ26歳くらいだったろうに。
人生を達観していたのだろうか。
やめ太郎も20代〜30代前半までは色々なことを頑張っていたけど、年々次第に頑張る気持ちが減退していった。
40代になると、いよいよ頑張る気持ちが減退したというより、頑張ること自体を積極的に諦め始めた。
例えば
・綺麗な字を書くのを諦めた
・かっこいいビジネスマンたることを諦めた
・イケメンでありたいという気持ちを諦めた
・視力矯正で1・0くらいを維持するのを諦めた
・全部綺麗な自前の歯を維持するのを諦めた
・お金を少しでも多く稼ごうという気持ちを諦めた
・いい人であることを諦めた
・定職に就くことを諦めた
・ピシッとした服を着るのを諦めた
・体調悪い日に頑張って働くのを諦めた
・高いワインを飲むのを諦めた
・他人に過剰に配慮するのを諦めた
こう色々と諦めたこと書き連ねると、どうやら人間というのは、どうなりたいかではなくて、何を諦めたかで形成されるのではないだろうか。
色々と諦めた末に残ったのは・・・
娘と一緒に朝食を食べ、学校へ送迎し、午前中だけボケない程度の適度な頭脳労働を行い、食料品の買い出しをして、たまに料理教室を開催し、学校帰りに娘と公園で遊び、ビールを飲みながら夕食を作り、日没と一緒に眠る。
それが今のやめ太郎そのものだ。
あー、お仕事したい。
