Switch2に対してユーザーはどのような反応をしたか、AI分析してみた
任天堂がついに次世代ゲーム機「Switch2」を発表しました。これにより、SNSを中心にユーザーの反応が一気に加速しています。Switch2は、さらなる性能向上や新たなゲーム体験が期待される一方、まだ正式な発売日や価格帯、ソフトラインナップの詳細は明かされていない状況です。
こうした中、弊社では、独自開発した手法を使って、発表のあった2025年01月16日から10日間、X(旧Twitter)に投稿されたコメントおよそ18万件を分析しました。この手法により、ユーザーがどのような点に関心を持ち、どのような期待や懸念を抱いているのかを可視化しました。
SNS上には、Switch2に対する期待や不安の声が溢れており、特に目立ったトピックが3点で、以下のようなものでした。
ソフトウェアラインナップへの期待
ハードウェアスペックへの不安
在庫不足や転売問題への懸念
では、少し詳しく書いてきます。
ソーシャルメディアの反応のコメント分析
弊社で独自開発した「AIによるテキストコメントのラベル分類」手法を使って、ソーシャルメディアXに投稿されたコメントを分析しました。この手法では、投稿されたラベルを自動的にラベルに分類するのですが、どういったラベルを付与するべきか、はコンテンツによって異なります。
今回はゲーム機のハードウェアということで、以下のようなラベルを用意しました。
機能やスペックに関するラベル
「ハードウェアスペック」「ソフトウェアラインナップ」「デザイン」「互換性」
販売・マーケティングなどに関するラベル
「プロモーション」「在庫・転売」「ビジネス」
感想などに関するラベル
「感想」「情報共有」
2025年1月25日までにXに投稿されたコメントそれぞれにラベルを付与し、内容的に「ポジティブ/ニュートラル/ネガティブ」の判定も行います。分析した結果が以下のグラフとなります。

グラフをご覧いただければわかるとおり、「感想」に分類されるコメントが最も多く、かつ7割ほどがポジティブに分類されています。概ね、好意的に受け入れられているのでは、と考えられます。特に気になる点について、3つほど上げます。
① ソフトウェアラインナップへの期待
多くのユーザーが「どんな新作ソフトが出るのか」に強い関心を寄せています。約45,000ポストがソフトウェアラインナップのトピックでした。
では、どのようなソフトについて言及されていたのでしょうか。集計したものが以下のグラフです。シリーズ毎にまとめています。

動画もあったからか、マリオカートシリーズに関する言及が最も多かったです。次に続編が期待されるどうぶつの森シリーズ、ポケモンシリーズなど。ロングテールな構造ではあるものの、上位には任天堂鉄板のソフトが並んでいます。
② ハードウェアスペックへの不安
次に目立ったのが、ハードウェアスペックへの声です。感想などがポジティブ寄りのコメントが多かった反面、ハードウェアについてはニュートラルな意見が多いかったです。また、ネガティブな意見が多かったのもこのラベルとなります。
こちらは、ハードウェアに関するネガティブなコメントでよく共起する語について調べてみました。

圧倒的に多かったのは、「ジョイコン」「接続部分」「折れそう」「怖い」といったものでした。
現在のSwitchと比べジョイコン周りのアップデートは大きいですが、映像を見た限りだと接続部分について不安の声が大きいようです。
③ 在庫不足や転売問題への懸念
ネガティブな意見の割合が最も大きかったラベルは「在庫・転売」でした。
ハードウェアに関してはSwitchやPS5など発売以降、在庫不足や転売による値段の高騰が問題視されていることから、任天堂の新しいハードでも同様のことが起こるのではないか、という不安が多く寄せられています。
「在庫・転売」に関するコメントでも、約6割がネガティブなコメントでした。例えば、こんな投稿も。
Switch2は、転売ヤー対策がどうなるかが一番気になるところ。
— かいなん (@kainanp) January 16, 2025
任天堂、ショップ、ヤフオクやメルカリなどがどういう動きをするのか。
私も持っていなかったSwitchを、購入するか悩み続け、結果2の発売をずっと待っていました。
出来れば普通に予約して、普通に購入したいものです。
ブームは一過性のものだから生産キャパ増やす訳には行かないんだろうけど、せめて発売日までに在庫貯めて売って欲しい……売れるなんて素人でも予測できるし……
— あすてら💫 (@Astella1204) January 25, 2025
Switch2はもう生産開始してて半年貯めて売るのよね、それが混乱対策、転売対策
ユーザーの関心は単なる製品への期待だけでなく、「手に入れられるかどうか」にも向けられています。発売元の任天堂だけでなく、各ストアもどのような対策をするか、気になるところでしょう。
まとめ
Switch2発表を受けたSNS上の反応をAI分析した結果、ソフトウェアラインナップへの期待、ハードウェアスペックへの不安、在庫や転売問題への懸念という3つの主要なトピックが浮かび上がりました。これらの反応は、Switch2がユーザーにとって大きな注目を集めていることを示しています。
2025年04月02日のNintendo Directにて続報があるかと思いますので、その時の反応も合わせて分析してみたいと思います。
リーン・ニシカタでは、ゲームコンテンツだけでなく、あらゆるコンテンツのデータ分析を行っています。今回の内容に限らず、データ分析で気になることがございましたら、ぜひお問い合わせいただけると幸いです。
