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元気がない人のそばで、何もできないと感じた日のこと

仲がよくて、
いつも明るくて、
毎日楽しそうで、面白い人がいる。

そんな人が、ある日ふっと元気をなくした。

原因はここでは伏せるけれど、
悲しいことがあったようだ。

その姿を見て、私は考えた。

「私は、この人に何ができるんだろう」

解決してあげられるわけでもない。
状況を変えてあげられる力もない。
できることといえば、話を聞くことくらい。

それだけ。

正直、
情けないなぁ
と感じた。

もっと気の利いた言葉をかけられたらいいのに。
もっと元気にしてあげられたらいいのに。

そう思えば思うほど、
自分の無力さが目についた。

でも、あとから少し考え直した。

元気がない人に対して、必ずしも「何かをしてあげる」必要はないのかもしれない。

無理に励まさなくてもいい。
前向きな言葉を探さなくてもいい。
正解を提示しなくてもいい。

ただ、話したいときに話を聞く

  • 黙りたいときに、そばにいる

  • いつも通り接する

それだけで、救われる心もある。

人は、
「一緒に悩んでくれる人」よりも
「そばにいてくれる人」に救われることがある。

解決できないからダメなんじゃない。
何もできないから意味がないんじゃない。

私はまだ、
「これでよかったのかな」と迷っている。

でも今は、
情けないと感じたその気持ちごと、受け入れてみようと思っている。

心配する気持ちも、
何もできないもどかしさも、
誰かを大切に思っている証拠だから。

元気がない人のそばで、
どうしたらいいかわからなくなったとき。

何かをしようとしなくてもいい。
そばにいようとするだけでいい。

そう思えたら、
少しだけ心が軽くなった。

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