2/21 ダイヤモンドS 阪急杯
【ダイヤモンドS】
上り坂を3度も走るマラソンレース。
このレースは大きく2つの展開に分類される。
1つが19年ユーキャンスマイル、24年テーオーロイヤルのように、超スローペースからの瞬発力勝負になるパターン。
もう1つが20年ミライヘノツバサ、23年ミクソロジーのように道中からペースが動いてスタミナ勝負になるパターン。
今回は⑧ファウストラーゼンが参戦。⑨シルブロンもいる。この2頭は道中動きがちで、この長丁場の中で何もしてこないとは考えにくい。2つ目のパターンの「ロングスパートからのスタミナ勝負」になるはずだ。
◎⑬スティンガーグラス

どういう訳か年末に木村厩舎から友道厩舎に移動
…なんかあったっけ?(すっとぼけ)
それはさておき、この馬で評価できるのは2走前の札幌日経賞。
ラップは13.3 - 11.9 - 13.0 - 13.0 - 12.6 - 13.0 - 13.1 - 12.7 - 12.0 - 11.5 - 11.5 - 11.9 - 12.2。早めにレースが動く展開でしっかり勝っている。
ここでマイネルカンパーナやミステリーウェイ、ヴェルミセルを倒しているのだから価値のある勝利だ。
前走のアルゼンチン共和国杯は大外枠でロスの多い競馬ながら勝ち馬に半馬身差まで迫った。これまた評価できるレース内容。ミステリーウェイには完璧に乗られてこの結果なので、実質勝利といっていい。
目黒記念は2人気を裏切って11着に敗れているが、これはスタート直後から馬群で挟まれるなどスムーズさを欠く競馬が影響したもの。
馬込みで競馬したくないのであれば、隊列がばらけやすいダイヤモンドSは向く。3400という特殊条件ということもあり各馬の位置取りが比較的自由になるためである。
鞍上に主戦のルメールを確保。転厩以外は本当に隙がない。
そう、転厩以外は。さほど問題はないと思いたいが。
〇⑭マイネルカンパーナ

ゴールドシップ産駒にしては珍しく、道悪に弱く軽い馬場に強い馬。
スティンガーグラスの項目で説明した札幌日経賞では3着。ただ洋芝、道悪ともに向かなかっただろうし、その中で3着なら大健闘ともいえる。
ステイヤーズSでも2着と、長丁場の重賞でも結果を残せており、特に嫌う理由もないように感じる。府中替わりも好材料。ハンデ56.5kgもいい。
▲⑩ヴォランテ

3000mの古都Sを勝ってOP入り。スタミナレースに滅法強い。
続く万葉Sは2着に敗れるも、これは4kgのハンデ差が影響したものか。
古都Sでは倒している訳だし悲観することはない。
むしろ、万葉Sでは①ブレイヴロッカーや④ミクソロジーを5馬身引き離しての2着。重賞に顔を出せる逸材ステイヤーだ。
△⑥レッドバリエンテ

24年ハンブルクCでブレイヴロッカーを倒してOP初勝利も、その後屈腱炎。
復帰は翌11月のアンドロメダS。7着に敗れたが、久々のレースだったしこれは仕方ない。
続く中日新聞杯では2着。実力馬がさっそく力を発揮した。
このレースは
12.7 - 10.6 - 11.8 - 12.6 - 12.6 - 12.0 - 11.2 - 11.3 - 11.3 - 11.5
というロンスパ勝負。
中京で外目を回した1着シェイクユアハート、3着ジューンテイクよりも内目で立ち回ったこの馬に展開が向いていたが、それくらいレースセンスのある馬ということ。長い距離も問題ないので、復帰3戦目でさらにパフォーマンスを上げてほしい。
△⑪ローザサンリヴァル

秋華賞馬スタニングローズの半弟。薔薇一族。
ローカルの長距離コースで勝ち上がってきた馬。戦ってきた相手のレベルはそこまで高くないが、ロングスパートのスタミナ勝負を何度も経験してきている馬でもある。
父ルーラーシップはきつい流れを前受けして残すのが得意。18年ジャパンC2着のキセキが代表例。今年のAJCC3着のエヒトもそれに該当する。
前走は進路が塞がりながらも3着に好走、本当ならOPにも上がれていたはずの馬である。おかげでハンデは53kg。とても軽い。距離延長と軽斤量で先行できれば面白くなる。
☆⑨シルブロン

23年3着馬。翌年のステイヤーズSは2着。
父トーセンジョーダンは11年天皇賞秋をレコードで勝利。シルポートが飛ばして前半1000m56.5という超ハイペースのバテ差し決着を制した。
画像を見れば分かるように、顔の流星は父内のノーザンテースト譲り。父の影響が良く出ている。
この馬の持ち味は長くいい脚を使えること。昨年の目黒記念は道中でハナに立って5着に残した。上がりが掛かる競馬でも結果を残せており、大穴を空けうる存在と期待。捲り切って残してしまってもいい。
◎⑬スティンガーグラス
〇⑭マイネルカンパーナ
▲⑩ヴォランテ
△⑥レッドバリエンテ
△⑪ローザサンリヴァル
☆⑨シルブロン
買い目
三連複◎-印
単勝▲
【阪急杯】
昨年は京都最終週だったが、今年は例年通り阪神の開幕週。
アグリが勝利した23年はダディーズビビット、ホウオウアマゾンと前残り決着。先行力と、スピードの持続力がモノをいう。
翌年はサンライズロナウドが直線イン突きで3着に好走。後方から行く馬は直線インを通りたい。
それらを踏まえた上で
◎⑤ドロップオブライト

重賞で安定感を見せる馬。
距離延長で先行策も打てるようになり、ターコイズSでは王道競馬で制した。問題は1400でも同じ競馬が出来るかだが、充実一途の今なら大丈夫と信じたいところ。内枠を引けたし、ここも期待をかけたい。
〇⑨マイネルチケット

3走前は重賞馬ブエナオンダとタイム差なし。重賞を勝つだけの能力を持っている。
前走はレイべリングに上手く乗られたが、この馬も距離延長で2着としっかり好走できており悲観しなくていい。再度の距離短縮で狙い時。
▲⑩グレイイングリーン

22年阪急杯5着。23年阪急杯4着、阪神C4着。25年阪神C4着。この条件の重賞ではいつもこんな感じ。毎回惜しい競馬はするが、あと一押しが足りない。
今回はイン差し得意な鮫島駿と初コンビ。スムーズに運べれば馬券内があっていい。
△⑬ヤンキーバローズ

昨年のファルコンSではG1馬パンジャタワーを破った馬。1400のG1があれば…なんて議論がなされることが時折あるが、この馬もその一頭。
それ以降は3戦連続で1600を使われているが結果は出ず。距離が長いというよりも、気性が激しく消耗してしまうことの影響が大きそう。
外枠で壁を作れないのが心配ではあるが、折り合えれば頭まである。
△⑮グロリアラウス

22年阪神C3着ラウダシオンの全弟。適正がない訳がない。
強かったのは2走前のキャピタルS。
4着も、上位3頭はミッキーゴージャス、シヴァース、ブエナオンダ。重賞入着経験のある3頭がイン差しを決める展開の中、大外枠から先行して4着に残してみせた。
前走の阪神Cは前半33.0の超ハイペースを番手追走。相手も強かったしこの敗戦は仕方ない。外枠を引いた分評価を下げたが、持っている能力は重賞級。先行してスムーズに運べれば。
☆⑪ダディーズビビット

23年阪急杯2着。同年の京王杯SCでも3着。1400の重賞で好走実績がある。
その後骨折があり長らく力を出せないでいたが、3走前の六甲Sで復活。
ハンデ59kgでシリウスコルトやニホンピロキーフを倒す、まさに重賞級の内容。
次走のしらさぎSは直線内を突き、行く先々で進路が塞がり12着。これは完全に度外視でいい。それ以来半年以上の休み明けにはなるが、距離短縮で結果を残した1400に戻ってくるのなら買わない訳にはいかない。
◎⑤ドロップオブライト
〇⑨マイネルチケット
▲⑩グレイイングリーン
△⑬ヤンキーバローズ
△⑮グロリアラウス
☆⑪ダディーズビビット
買い目
三連複◎-印
以上
