見出し画像

【 警官が主人公 】の2作品。映画『アパッチ砦 ブロンクス』(81) + TVドラマ『ヒルストリート・ブルース』(1981-87)


アパッチ砦 ブロンクス』の主演は、「反権力」で知られるポール・ニューマン(1925-2008)で、生涯で唯一「警官(=体制側)」を演じた映画らしい。


舞台は非常に治安が悪かった頃?のニューヨーク市ブロンクス区で《1970年代と1980年代に第一次世界大戦後の住宅ブームで開発された地域を中心に劣化が進み、サウス・ブロンクス地区を中心に犯罪率が高くなった》らしい。


警官が主人公の映画だが「警察映画」というより、警官や住民の群像劇的な「ウェットで熱い人間ドラマ」。主題歌『唇をかみしめて』(吉田拓郎)が有名な武田鉄矢(1949-)主演の『刑事物語』(1982-87)ほど泥臭くはないが。
「警察映画」の定義は不明だが、「警察小説」の定義を応用できるのでは⁉

念のため、テレビで2本(※全5作)しか観てないが『刑事物語』は大好き。



◆『アパッチ砦 ブロンクス』(1981/米) ■未DVD化■


アパッチ砦 ブロンクス』は、「すさんで薄汚れた」犯罪多発地域の街の警察分署を中心に、警官や住人たちを描いたドラマ。元・警官の作家ジョセフ・ウォンボーの著作を基にした映画『センチュリアン』(72)と『クワイヤボーイズ』(77)を足して2で割ったような映画で、多分一番近いのは日本でも放送されていた警察分署を中心とした群像劇TVドラマの名作『ヒルストリート・ブルース』(1981-87)だと思っていたら、IMDbのトリヴィアによると『アパッチ砦』が『ヒルストリート・ブルース』に影響を与えたんだとか。

↑の機械翻訳 ⇒《ベテランのテレビ脚本家兼プロデューサーのスティーブン・ボチコによると、この映画は彼の画期的なシリーズヒルストリートブルース(1981)のインスピレーションの一つとして役立ちました。


初見の時は、主役の人間臭い初老の警官(ポール・ニューマン)が若い犯人を追いかけて息切れしてるのを「情けないな~」ぐらいにしか思ってなかったし、映画の印象もその程度だったけれど、久々に再見したらこちらが初老に近付いたせいか、非常に味わいが深く感銘をうけた。秀作レベルだが傑作



予告篇


海外の評価

米国Amazonのカスタマーレビュー

英国Amazonのカスタマーレビュー


チラシ
 ※「映画チラシサイト」より

↑表と↓裏
http://eiga-chirashi.jp/view_item.php?titleid=718


VHSビデオのジャケット写真

https://www.buyuru.com/item_1054517_1.html



◆『ヒルストリート・ブルース』(1981-87/米/TVドラマ)


「人間くさい群像劇」が好きな原点はコレだったと気付かされる。関西テレビで放送していたが、時間帯が深夜なので、観れない時はビデオに録画していたが、たまってくると観ずに上書き録画(実質的消去)していた。今から考えるともったいなかった。群像劇なので全員が主役級ですが、中でも中心的な存在が分署の署長嫁(検事)の夫婦だったと思う(※キッチリ観ているのは数話分だけで飛び飛び、記憶も曖昧)。この美人検事は「やり手」のエリートだが、検事の立場でのストレスや限界を感じて弁護士(ヤメ検)になったり、弁護士という職業の矛盾?を感じ、また検事に戻ったりしていたはず。

アバンタイトルから↓OPテーマへの流れが毎回カッコ良くてシビれたな

他に憶えているのは、イヤミな人格でパワハラ上司でもある眼鏡をかけた分署のSWAT隊長と、この隊長に忠実で従順だった生真面目な隊員が隊長の理不尽さで精神を病んでしまい、武装して立て籠もり犯になる強烈なエピソード。どんな結末かは観ていないので判りませんが。とても人間臭くて、時には残酷予定調和の「生温い人情ドラマ」ではない所が新鮮だった。過去に私が観ている数少ない「海外TVドラマ」の中では最高峰に位置します。

https://deadline.com/2023/02/barbara-bosson-dies-star-of-hill-street-blues-was-83-1235265829/


日本Amazonのカスタマーレビュー ※「海外版DVD」についてのレビュー

海外の評価

米国Amazonのカスタマーレビュー


*****関連投稿*****


#アパッチ砦ブロンクス #ヒルストリート・ブルース #ポール・ニューマン #スティーブン・ボチコ #パム・グリア #アメリカ映画 #外国映画 #洋画 #未DVD化 #映画感想文 #ダニエル・ペトリ


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集