スベり高等学校【毎週ショートショートnote】
地元の人には〝スベり高等学校〟と呼ばれていたアメリカのメリーランド州はソールズベリーハイスクールの日本校の話だ。
ここは特待生になると簡単に本家のソールズベリー高校に転入することが出来た。いわゆる横滑りだ。
そのためドリフト高校と呼ばれることもある。
たまにドリフの高校と呼ぶ奴もいた。
中には、ばばんばばんばん高校と呼ぶ奴も出てきた。
おっとこれは80年代90年代の話だった。
ちなみに優秀な学生はソールズベリー大学に飛び級だ。これは上滑りだ。
そして昨今の世相をふまえこの高校の方針ががらりと変わった。
まず転入や飛び級がオンラインとなり、そして通学はすべて徒歩か自転車。お弁当の食べ残しは一切許されず、校庭は無農薬、有機野菜の畑に転用。そしてホームルームはすべて環境問題。要は過激な環境活動を元に教育方針を策定したのだ。
それに伴い人々のこの高校の呼び名にも変化があらわれた。
環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんにあやかって、
〝スベり高校〟から〝トゥンベリ高校〟に呼び名が変わった。
(435文字)
たらはかに様の毎週ショートショートnoteに参加しました!
今週のお題は難易度の高さ、過去イチを更新しまして、正直どうにもならないとあきらめておりましたが、グレタちゃんのおかげで何とか形になりました。グレタちゃんありがとぅ~な~!そして最初から最後まで完全なフィクションで真実は1mmもありませんのでよろしくご承知下さいませ。
毎ショの運営のほうもいつもありがとうございます。感謝しております。
