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二十四節気と関東(北)の一年|夏至


梅雨に想うこと


梅雨は、好きではなかった
弱い雨で冷えた腕や、湿った空気、沈んだ町
傘でふさがる手、長靴でも濡れる足
いつもより頼りない教科書とノート
喜んでいるのは、紫陽花とかたつむりだけだと思った
梅雨明けが待ち遠しかった。

梅雨は、やはり好きではなかった
仕事は雨が降っても止んでも関係ないが、家の洗濯物が乾かなかった
休日の過ごし方もつい、控えめになる
鎌倉の紫陽花、雨止んでれば行きたいよね。なんて、友だちと言ってた
梅雨明けが待ち遠しかった。

梅雨も、好きかもしれないと思った
娘に用意した小さな傘と、水玉の長靴と合羽
「雨が降ったら、歩いてトンネルやさんに行こうね」
優しい雨の日、不安定な傘の頂点をそっと支え、いつもよりゆっくりショッピングモールへ向かった
水たまりを「ぱちゃぱちゃ」
暑くなったら、水遊びをしようか
梅雨明けがやはり待ち遠しかった。


梅雨が、恋しくなった
あの優しい雨がいない
あんなに「好きではない」と言い続けてしまったからだろうか
あの紫陽花もかたつむりも、霞んでしまうよ
帰っておいで
梅雨が待ち遠しくなった。


🐌

はしさんと今年一年の季節を見つめています。
本日から夏至です。

夏至(げし)とは、一年でいちばん日が長く、夜がみじかくなる頃。気温が上がり、暑さは日に日に増していきますが、日照時間は冬に向かって少しずつ短くなっていきます。

暦日和HPより

夏至ってもっと暑くなってからだと思っていました。
梅雨真っ只中に訪れるんですね。新しい発見です。
そして、今は梅雨。
前回の「芒種」の記事を書いた日に、梅雨入りをしていました。
ただ……全然雨が降りません。
降ってもすぐに止んでしまいます。
お洗濯にはうれしいのですが、梅雨が思い出の瓶に詰められて、幻になってしまいそう。
梅雨に大地を冷やすことで、これからくる夏の暑さに備えていてくれたのかも。今年はすごく暑くなってしまいそう。ああ、雨が恋しいな。
そんな気持ちを詩のようなものに込めてみました。

そのせいか、昨日今日は雨です。
思いが届いてくれたのでしょうか。
久しぶりのどんよりとした空に、ほっとするなんて不思議。


今回ははしさんに先に思いを伝える形式で、先に投稿してみました。
北海道は梅雨がないのかな?
それに似たものがあるのでしょうか。
はしさんのお便りも楽しみにしていますね。


#私の二十四節気
#夏至
#梅雨

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