【世界もココロもグラデーションでできている】49 「華道のひみつ」㉔
こんにちは 八彩理絵子です。
前回は「茶道のひみつ」についてお話しをしました。今回は「華道のひみつ」についてお話しします。
日本の代表的な文化である華道は生け花とも言われています。ついつい同じように使ってしまいがちな言葉ですが、華道と生け花には違いはあるのでしょうか。
まず、「華道」からみていきましょう
華道とは、もともとは神様や仏様に花を供えた習慣が始まりと言われています。
華道が現在に近い形で成立したのは室町時代の中期。当時流行した建築様式である書院造では、床の間が用いられ、そこに中国から渡来した器や絵画が飾られるようになります。それをさらに華やかに飾るために草花が加えられるようになります。
さらに、京都六角堂という寺にいた僧侶が活けた花が武士の間で評判に。六角堂の僧侶は池のほとりに居住していたことから「池坊(いけのぼう)」と呼ばれるようになり、これが日本でももっとも古い華道の家元である「池坊」の原型となります。
その後、華道は武家だけでなく庶民の間にも伝わっていきますが、「道」という言葉がついていることからも分かるように、花を飾るだけでなく、礼儀作法を重んじ、精神修養を促す役割が加わっていきます。
なお、華道は「花道」と書かれることもありますが、ほとんど同じ意味を持っていると考えてよいでしょう。
では「生け花」とは?
生け花といえば、ルールがなく、自分の好きなように花を楽しむというのが多くの人が抱いているイメージです。お花屋さんなどで気に入った花や季節の草花を購入したり、庭で成長した花を花瓶などに自由に飾るもの。そのため、生け花という言葉は趣味というイメージが強いということができます。

★自分の好きな花を自由に飾れるところが魅力ですね。
「フラワーアレンジメント」もありますね。
フラワーアレンジメントは西洋発祥の技術です。重視されているのは美しさと華やかさ。これらビジュアル面に重きを置いているのフラワーアレンジメントの特徴のひとつです。すでに説明したように、フラワーアレンジメントは花をひとつの方向からではなく、あらゆる方向から見て楽しめる技術です。
そのための方法として用いられるのが多くの色や花の種類を用いるということです。花材をたくさん使用することで、隙間を作らず、ゴージャスな雰囲気に仕上げるのがフラワーアレンジメントの特徴です。

★フラワーアレンジメントはゴージャスな雰囲もありますが、可愛らしいというイメージが私の中にはあります。
華道で重要視されるのが、見て楽しむだけでなく、花を生ける人の精神性を高めるということ。そのため、華道でよいとされるのは必ずしも美しいものや華やかなものだけではありません。優れた作品の中には、美しく咲いた花だけでなく、枯れた枝や苔などが用いられることもあります。華やかなものだけでなく、これらの素材を用いることで、様々なメッセージを伝えることも華道の魅力のひとつです。
また、フラワーアレンジメントとは異なり、空間や間を楽しむことも華道の特徴。これらは足し算の美しさのあるフラワーアレンジメントに対して、引き算の美学ということができるでしょう。


★まさに引きの美学 この空間の清々しさ、凛とした姿はなんとも素敵✨です。
華道は生ける人の精神性を高めるということが理解できそうな感覚です。
精神を整えて落ち着いて集中して生ける姿を想像しました。
華やかなものだけに目を向けるのではなく、枯れた枝や苔などで様々なメッセージを伝えることも華道の魅力なのですね。

★花器を選ぶのも楽しそうですね
今日はここまでになります。
ここまで読んでいただき ありがとうございました。
次回は日本文化である茶道・華道以外の「道」についてお話ししたいと思います。
今日の伝統色は私の大好物(笑)
「小豆鼠」(あずきねず)

小豆の実にちなんだあずき色に灰色を加えた色みです。小豆で作ったぜんざいの少しくすんだ色みに近いでしょうか・・・ 小豆色という色名が記録に登場するのは江戸時代中期になってから。そのため小豆鼠もそれ以降に現れたと考えられます。 その色名は、江戸時代中期に著された『吉井藤吉染見本帳』に見られます。文学では、尾崎紅葉の『金色夜叉』で、「小豆鼠の縮緬の羽織」と描写されていることから、明治時代にもよく親しまれていたことがうかがえます。そして今でも着物から和小物に至るまで、しきりに目にする人気色。
今日の画像 もう目の毒!!
甘いもの大好きなんです~
特にあんこ!粒あん派です(誰もこんな情報いらんねぇ)
あ~美味しいぜんざいが食べたくなってきた(笑)
最後まで読んでくださり ありがとうございます。
大切なお時間をありがとうございました。
